井川メンパの番人 大井川めんぱ大井屋 

井川メンパとは檜の曲げ物に漆を塗った野性味溢れる昔ながらのお弁当箱として主に山仕事をされる方々に愛用されてきた赤石山脈周辺文化圏で受け継がれてきた特殊な民藝品です。2016年9月より静岡県榛原郡川根本町千頭に移住し井川メンパの制作から販売まで一貫して行う井川メンパ大井屋を営んでいましたが、2021年11月より大井川めんぱ大井屋として名称変更し再活動を始めた店主の前田佳則と申します。大井川めんぱは漆にシンナーや油などの混ぜものをしない塗りで、ボンドも使わない桜カバだけで縫い止めた昔ながらの井川メンパそのものを追求し制作しています。これらメンパは修理しながら長く使える機能的な漆塗り曲げわっぱです。赤石山脈周辺に脈々と受け継がれた山人の為の究極に考え抜かれた先人の知恵の塊とも言える漆塗り曲げわっぱであります。ぜひ皆さんの人生のお供にこの民藝品をお加えいただけることを願っております。大井川鐵道が千頭まで復旧する為に全てを賭けて頑張っていきますの大井屋でございます。よろしくどうぞ ®️登録商標第6540431号 大井川めんぱ 大井屋 https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1080733506.html 大井川鐵道全線復旧を支援する署名運動が始まりました。ぜひご協力ください 

すでに大井川めんぱをご利用されている方もこれから利用を検討されている方も、その造りの良さやお弁当ライフの心地良さが少しでも伝われば幸いです。2016年9月より大井川鉄道終着駅川根本町千頭にて独立開業した井川メンパ大井屋から2021年11月大井川めんぱ大井屋と名称変更しました。漆塗りの曲げわっぱとして最高峰を目指し日々精進して参ります。井川メンパの塗り直しは毎年1月に行います。国産まげわっぱの漆塗り修理始めました。現在在庫は全て売り切れており半年から一年待ちとなります。ご迷惑をおかけしておりますが何卒よろしくどうぞ https://www.facebook.com/ikawamenpa/ https://ikawamenpa.business.site/

民藝

やんばいでございます。大井川の水と森と井川メンパの番人やっております大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんばんわ!

さて今日も無事営業を終えました。そして嬉しい報告が。京都に行ったこともあり、大井屋の今月は今日時点で過去最高を記録しました!ぱちぱちぱち!っていうても経費もたくさんかかったからあれなんですけど、少しは年末華ちゃんに包めるかもしれないと思います。さあ年末まで頑張っていこうね〜


京都も終えて、神事も終えて、目の前に転がってきているのは来年への展望です。さあ、来年は一体どんな展開を大井屋は迎えるのか。。。毎度毎度目の前のことに精一杯でなかなか前に進んでいる感じはなかったのですがリアルな数字を見るとああ次の扉が開きかけてきたなと思う今日この頃でございます。井川メンパを大井屋を応援してくれている皆さんほんまにありがとう!



まあそれは置いといて。大井屋今月ちょっとした雑誌から取材を受けた記事が載りましたのでご報告しておきます。日中友好を目的に作られた 和華の今月号39号で今回のテーマが工藝ということで取材を受けました。

漆もそうですが曲げ物のルーツは一体どこなんだろう?というのは今後も大井屋が追い求めていきたいテーマの一つなんですが、前田思うに曲げわっぱとかめんぱという木器の類は大陸から入ってきただろうと確信しているんですね。それも今ある大陸の主勢力である漢民族ではなく、辺境におしやられて生き永らえている少数民族にこそその源流があると思っています。そういう話はかつて小出しにしておりますけれども、私の考えではチベット系のはるかその祖先にあたる民族だろうという気がしています。まあ10年後くらいに辿り着ければいいなとは思う。もしかしたらロシア系のような気もするけどちょっとまだなんともわかんないのですが今AIとそういう相談は色々始めているから楽しみにしといてください。私の今生でなんとかつまびらかにしておきたいと思っております。それにはいつか大陸の奥地へ行ってみること。それが大事だと常々思っているのです





もちろん大井屋だけではなくいろんな工藝の皆さんが特集されています。大井屋も4ページほど記事になっております。どこかでもし読むことがあったらこの人本当はもっとゆるゆるじゃんwみたいな感じで読んでみてください。ね!


さてさて今日も頑張れました。明日も一生懸命やっていこうと思う。



そして在庫状況がだいぶ変わってきたので今週またどこかで在庫情報更新しておきます。先週の半分くらいになっちゃったのでまた頑張って作っていくぞ!よろしくどうぞ〜

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大井屋の井川メンパはボンド不使用を護っていますのお話
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大井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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2023/6月在庫と通販対応再開について
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大井川メンパ大井屋価格表と予約再開のお知らせ
2022・10月時点
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大井川めんぱ大井屋 商標登録番号第6540431号
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2021・11月より井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更したの話
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メンパサイズの紹介 丸型
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メンパサイズの紹介 小判型
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古い井川メンパの塗り直し判断基準
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大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
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曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
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大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
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伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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メンパ修理の持ち込み先(島田市)
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大井川メンパの通販 
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井川メンパのお手入れの仕方
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大井屋までの道順
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大井川メンパ大井屋の提携店
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定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。大井川の水と森と井川メンパの番人こと大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ〜

さあいよいよ涼しくなってきましたね。っていうか寒暖差がえぐい毎日です。昼間はまだ結構暑いくらい行くのに夜は涼しいというよりもはや寒い(笑)なんか大変だなほんと。

そんな気候変動激しめな最近ですが、大井屋色々と京都展示会へ向けて準備しておりますですよ





大井屋ではギャラリーの商品として古い時代のお椀などを塗り直して提案したりしております。そういうときは蔵出しの品を配膳箱ごとまとめ買いすると安く買えるのですが、当然お椀だけでなく食篭やお膳などまでもセットでついてきます。そうだから安く買えるのですね。そして現代ではほとんど使われなくなったお膳もついてきてしまうのでこれどうしよう?って思ってたけど輪島塗りだし、まだまだ使えるし捨てるには忍びない、、、と思っていてもなかなか手につけるのが億劫でした。しかし先日お膳をまとめて欲しいとおっしゃるお客様がいて、どうせ塗るならと夏場に一緒に+5組塗っておきました。秋になって随分と漆もしっかり硬くなってきたのでギャラリーに展示販売を開始しました。1膳16500円税込。現代の生活にお膳は一周回って合うような気もする。選び抜いた器をお膳に乗せて楽しむもよし。酒器だけポツンと置いて自己主張するもよし。色々楽しめる人に届けばいいなと思ってます。

ではでは今日も明日もいつも通りの営業です。お待ちしております






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ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。大井川の水と森の番人大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ!

さて今日も無事営業を終えれそうです。本日は午前中に華ちゃんが作ってくれた京都展示会用のダイレクトメールの発送を準備して午後は制作に集中するというバランスの取れた1日でした。職人になるとね、どうしても同じ作業、同じ空間で1日を過ごすことが多くなる。これ一見すると愚直なまでに真摯に仕事と向き合って、、、、とか言いかねないのですが、私的にはそう言う効率だけを重視する制作環境というのは間違いなんじゃね??と思ってる。

同じ作業を高負荷を連続的にかけると腱鞘炎だとか、慢性的な疲労につながってくる。それを根性論で通していると結果的に怪我をしたりぞんざいなものを作ることになったりすると感じている。ちょっとこれはまずいかも?って思っても気づかないふりをしがちになるってことかな。疲れてたりしんどかったりが蔓延していると。


ですので大井屋では自分もスタッフにもあまり集中的に同じことをやらないように逆に意図的に分散、小ロット回しをするように心がけるようになってきている。そうすると、仕事への向き合い方も変わってくるというのは間違いないなあとここ1年くらいは思っている。





そんな日々いろんな前進を心がけてきた大井屋でございますが、来年度は大井屋の店舗フルリニューアルを考えております。現在前田のプライベート自宅の土本ベースが改装中であり、それらが片付いたら本格的に千頭店舗のテコ入れをやっていこうと思っている。

なぜかといえば2階のギャラリーは動線的に店舗とは独立しているのでこれを整えたいところなのです。理想をいえば2Fのスペースは今度蒔絵教室や金継ぎ教室や一部工房スペースとして稼働を考えていきたいと思っており、そうすると現在の店舗スペースでは手狭になってくるという判断なのですね。


後は我々の大井屋の活動はただ単にめんぱを作って売るというよりも、めんぱという触媒によってそこに引き寄せられたお客さんたちが少しでもこの奥大井へと回帰し興味を抱いていただき、永続的にこの地域との縁を結んでもらうことによって、我々大井屋へのリターンも揺るぎないものへと続いていくだろうと思っているので、ただ単に売る、買うというスペースではなく、恒常的に交流を図れる店舗というものに仕立てていきたいと思っているんですね。例えば川根のオーガニックお茶を体験してもらうだとかね。


アイデアは色々温めながらゆっくり進んでいこうと思う。そのためにも京都で普段感じないものを感じたいものだと思っておるんです。ダイレクトメール届いた人は手紙持って来てね!大井屋手拭いプレゼントしますから。ここ5年くらいに通販してくれた関西の人に手紙出しました。余った分があったので遠いかもだけど愛知県内の人にも手紙出しました。これなくてもそれ持って今度千頭本店来てくれたら手拭いプレゼントすっから捨てないでね!


まだ10枚くらいあるので京都行くで!俺送られてこなさそう!って人はメールで住所送ってね!maedapassion@gmail.commまでよろしくどうぞ



ではではまた明日!




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やんばいでございます。大井川の水と森と井川メンパの番人の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おはようございます。今朝は涼しいというよりもう寒い!くらいの奥大井でした。起きた瞬間さっむ〜〜〜と往年の漫才師かというノリツッコミもかましましたよ前田です。どもども


さて昨日お知らせした京都の展示販売会のお知らせです





Mny.studio様の2階 貸スタジオにて大井屋の井川メンパ展示販売会を開催することになりました。


住所;京都府京都市左京区吉田下阿達町21-18

日取り;2023年10月13日 金曜 14日 土曜 15日 日曜

3日連続で前田も石関も在廊してご案内仕ります。なんなら神楽やる?ことはないですが実演もいたします。大井屋が本当にボンド不使用で井川めんぱつくっているところご案内します。ネットじゃ言えないこともポイズンしながらご案内します。楽しみにしといてください


まず今回なぜ京都で展示会をここでやることにさせてもらったのかを簡単に説明しておきます。このお店はマイスタジオさんと読むのですが、実は近日開業されるお店で1階が日本中いろんな漆作家さんから集められた商品の販売と漆の体験教室を主催されていくお店になります。実は大井屋のスタッフ石関さんが京都の伝統工芸大学に在学中に共に学んだ仲間の皆さんが主催されており、今年の夏前に大井屋まで見学に遊びに来てくれたご縁で、2階の貸スタジオをお借りして大井屋の展示会をさせていただくことになりました。

本来こういう展示会というのは数ヶ月かけてプロモーションしていくと思うのですが、そこはせっかちとノリと勢いで生きている大井屋さんです。近日オープンならとにかくその近くでやるべ!ということで持ち込みで企画させてもらいました。でもよく考えたらもう3週間後です。さあ、みんな京都に旅行の準備急ぎトリバコと相談してみてください!


いや本当のところを言うと自分は京都の龍谷大学出身でして、 卒業以来ほとんど京都には行ってねえのです。つまり京都欲が増していたとでも申しましょうか。石関さんは卒業して2年半ですので行く必要はねえだろうと思ったのですが、どうしても連れて行けと。鴨川に投げ捨ててくれて構わんので連れて行けと。ですので仕方無し13−15日の千頭本店(支店はありません)はお休みにして大井屋2人で京都にアテンド行きますのでぜひ25年前の学生時代の友人15年くらい前の大阪時代の飲み友達バンド友達、旅行で駆けつけてみようとする関東勢も期待しておりますので近くにいたら寄って行ってねということになりそうです。よろしくどうぞ





今回京都遠征ができるようになったのも、思いの外この夏たくさんめんぱが仕込めたこと。そして2022年一年近く予約を制限かけて負担を減らしたことでした。そう、ここ4年間ほどは生産しても予約されていた方に出していくのが精一杯で店頭在庫は大きいサイズか小さいサイズとか、定番ではないサイズばかりになっていたのですがなんとかこうとかこの京都あたりからは定番サイズもお届けできそうです。

今後定期的にいろんな場所に展示会に出向いていける布石になるといいなと思っております。その為にもやり方を掴みたい。こんな感じで全国行脚していくでみたいなものを京都で掴みたいと思っているわけです。



現在大井屋の通販はほとんどがめんぱ商品に限定させてもらっておりますが、こういう展示会には大井屋ギャラリーで販売している例えば酒器とかメンマグとかお椀とかも持ち込みたいと思っております。なかなか静岡の山奥までは行けへんわ!と思ってる関西勢諸君。この機会にぜひおいでくださいませ。




我々大井屋が外に出ていけることはなかなか無いのですが、これが楽しかったら今後もどんどんいろんなところに出向いてみたいと思っています。そうまるでバンドのツアーみたいなものですよね。いつか経費でキャンピングカー買って回ってみせるぞ〜



というわけで?







これから当日までほぼ毎日何かしらお知らせしていくだろうと思います。私の京都時代の思い出話も飛び出すかもしれませんしね。楽しみにしといてください。

今回せっかくの機会なので井川メンパの修理の受付も行います。井川メンパには海野系統と望月系統、それ以前のオールドメンパと実は色々ありまして静岡では一部望月メンパについては大井屋では修理受け付けておりませんが、今回は関西ですのでお困りの方も多いと思います。そちらの望月メンパも受付いたしますので漆ハゲハゲになって困ってるよという人はお持ち込みください。そして普段は絶対受けないのですが、井川メンパ以外のいわゆる曲げわっぱの塗り直し修理も相談にはまず乗りますのでお持ちください。治すべきもの、治すほどでも無いもの、治したとてなもの。諸々あると思いますが相談に乗ります。場合によっては大井屋で修理修復も請けますのでお持ちの大事なワッパやメンパあればお持ち寄りください。



ではではよろしくどうぞ

















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やんばいでございます。川根本町千頭駅前の大井川めんぱ大井屋店主前田です。こんにちわ。

今日は朝の土砂降りから一転。久しぶりの快晴となりました。ご来店いただいた皆様ありがとうございました。めんぱで美味しいご飯食べてくださいね〜

さて先日来取り組んでいる製材ですが、左手首の腱鞘炎が勃発しまして現在延期中となりました。手が痛えので手を使わないでもできるような作業を探して頑張って見ているのですが、結構大変なんですよね。


自分右利きなんで今までは右が絶対に痛くなる癖があったんですが、肩甲骨やら股関節やらをいじっていて体の使い方が変わったせいなのか左側に腱鞘炎が出るようになりました。良いのか?悪いのか?

身体の変化もそうですが、従来から前田の目指すところでは民藝とはなるべく身体を使った表現の延長にあるべきだとも思っており、機械に頼りながらも身体操作で繰り出せるものはなるべくはその技を追い求めていきたいと思いながら、さりとて身体に負担を負わせないやり方を模索していくというのも大事だと考えながら姿勢とか重心とかを探り探りでやっているわけです。
そういう中で久しぶりに腱鞘炎を患ってみると、うーん。これはまだアレとアレが足りないのかな?なんて考えてみたりもするものですが最近は逆に昔のようにあぐらをかいて肩甲骨に頼って作業するのが逆に良いのかもと考えるようになってたり。お前どっちやねん?て自問自答しています。つまり身体が弛んできた中で本来は小さい負荷で乗り切れるようになったならば胡座という体勢は効果的なのかも?とも言えるのです。今までは身体の使い方が下手だったからあぐらを辞めて負荷を減らすという方向に思考が向いて道具や環境を整えたりしてきましたが、思考が逆転してきている今はむしろ昔の不合理に見えたやり方に回帰してみるのも一つ大事な気づきがあるようにも思えてきたのです。




何が正解で何が不正解はありません。正義と不正義が本当は存在しないようにです。


めんぱの有り様を考えるに、考えれば考えるほどに諸々を行ったり来たりで多分一人では飽きて来るので、ここを通じて皆様にも追体験して欲しいなと思っているわけです。めんぱは身体の動きでも大きく変わってくる。そう信じています。民藝は奥が深いのはこういう部分を大事にするかどうかもというのがあると思う前田です。

では明日祝日ですが営業しております。バンテリン前田お待ちしております。よろしくどうぞ



大井川めんぱ一年以上待ちにつき予約停止のお知らせ
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大井川めんぱ大井屋 商標登録番号第6540431号
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メンパサイズの紹介 丸型
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メンパサイズの紹介 小判型
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古い井川メンパの塗り直し判断基準
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大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
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曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
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大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
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井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
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大井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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メンパ修理の持ち込み先(島田市)
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大井川メンパ大井屋価格表
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大井川メンパの通販 
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井川メンパのお手入れの仕方
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大井屋までの道順
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

今日もそれなりに寒い奥大井ですが、なんだか少しづつ春に向かい始めたなという日の長さになってきました。もう少し、もう少しで春の伊吹が聞こえてきそうですね。今年も無事に?春を迎えられてなんだか幸せでございますよ。

さて井川メンパの修理返却が始まっております。まだ全員には連絡しきれておりませんが、連絡のきている方は大井屋まで随時取りに来てくださいね〜

修理品と一緒に新しいメンパ頼んだ系の人はまだまだできるのに時間がかかるので先に送って欲しい人はいうてくださいね!

そして今年は確定申告の準備などはもう大体終わってきたのでここからは制作に没頭する日々に突入できそうです。そういう意味でも春はやはり気持ちがいいものですね。



制作の合間にどうしても注意力が持たなくなってくると本をツマミ読みしたりする前田。最近手に入れた古書はこれ。海野信茂日記 井川村史別巻 宮本勉著作 というものです。

井川村史を編纂した宮本勉さんという人はどういう人だったのだろう?井川という場所を知るにはこの人の書いた本はとても参考になるので最近色々買い集めさせていただいて読み込んでいるのですが、単純に井川という土地の殿様だった人の日記としても大変興味深いのですが、幕末の一豪族の士族がその頃どのような生き方をして日々どんな雰囲気で生きていたのか?特に駿府の街と井川という田舎を行ったり来たりするその中での生活を赤裸々にしている日記というのは当時を知る面白い資料だと思うのです。



もちろん鎌倉時代以前からの歴史も面白い井川なのですが、こういう中世から近世にかけての人間模様を知ることができるのはとても興味深いのです。当然この日記の中で前田が拾っているのがうるしや井川メンパとの関係性です。

諸々面白い記述を見つけております。越前うるし衆などそれ以外にもうるしを商う他の集団との交流なども記載されていて面白いのです。


私の漆かき師匠の高橋康夫氏もこの越前うるし衆の末裔と聞きますし、駿府の街にそういう漆問屋が常駐していたという事実とともに駿河漆器の形成における歴史を知るにも大事な資料だと感じています。




海野氏の家系を調べ尽くしている面白いサイトもありました。戦国期から江戸期にかけて井川と安部大蔵から続く静岡の海野氏が全国的にも最大勢力になっているあたりも静岡と海野氏のつながりの深さが伺えます。



井川メンパの系譜にも海野さんがおられましたがどんな関係性かは前田はよくわかりませんのでその辺詳しい人がおられればぜひ伺いたいものです。



メンパとかこういう工芸品をやっているとどうしても小手先の技術や見栄えばかりに目がいくものですが、前田が大井屋が大切にしたいと思っているのはこのような歴史というものに深く影響されるものづくりを少しづつでも紐解いてどんな世情や風俗の変遷を経て工芸品の作りが変わってきたかを推測し、そこへ立ち返って復元しさらにはその上に立って初めてある種のイノベーションを興すべきだと考えています。

例えば我々が漆の高等技術を何かしらの形でメンパに投影させて商品としての付加価値を高めることは以外にも容易な選択肢だと思っていますが、大井屋の目指しているのはそのようなものではなく、このような膨大な歴史と人生模様の中で変遷をしてきたメンパという躯体を深く理解しそこを取り戻しながらもリビルドしていくとでも申しましょうか?何かを新しくするよりもよほど難しい記憶を辿る作業を経て初めて本来の井川メンパというものに辿り着けるだろうという思いを持っているのです。



すでに大井屋は大井川めんぱを掲げておりますが、心は常にこの一点を見据えているのです。表現が難しいので伝わらない人には伝わらないとは思いますが、わかる人に伝わればそれでいいと思っています。



歴史を学ぶことはそれほど難しい時代じゃない。であれば、どんな職人も字が読めるという程度のスキルさえあればこういう原初に立ち返ることを厭わずに立ち向かうべきだとも思います。つまり小学校さえ出ていればチャレンジできる業界だと思うのです。そういう意味では。



漆と檜とどのような新しい表現ができるか?メンパ以外にも表現の仕方がありますので、大井屋はむしろメンパは原初へと手繰り直し、それ以外にてどんどんと新世代の漆器というものへのアプローチを続けて両軸で持って未来を切り開きたいと願っています。


最近川根本町には、てんでんこという古民家図書館カフェができました



またここの蔵書が民俗学を中心にした前田のど真ん中ストレートでもう住み込みたい勢いなのです。宿屋じゃないんですけどね(笑)

ここに吸い寄せられるようにそういう民俗学への意識を持った若者たちも集まりつつあるのです。
川根や井川や春野、安倍奥などは言語学や民俗学にとってとても興味深いフィールドなのは間違い無いです。田舎というのはただ単に勢いのある若者が必要なのではなく、年齢や職業や経歴は関係なくもこういう志を同軸にしたコミュニティが産まれていくこと自体がとても大事であり未来を拓くエネルギーの醸成に繋がっていくように思います。



前田は日々めんぱでいっぱいいっぱいですが、こういう魅力的な交流の場ができたことでまた別視点での井川メンパや杣人の生き方を知る契機になってくることを嬉しく思っています。


民藝は今まで職人というカテゴリーに委ねられてしまい衰退の一途を辿ってきたとも言えます。アカデミックに検証し直す時期が来ていると思うのです。それも内部からです。職人自らが深くそこを生涯かけて学び実践してこそ本当の民藝が感じられることになるのでは無いでしょうか?前田何度も忖度無く伝えたいのは、こういう積み重ねを怠らずにむしろそこに時間を割いて民藝の再興をすべきだと思うのです。値段だとか売れる売れないだとかに一喜一憂し人生を終えることほど寂しいものはないと思うのです。


気づくか?気づかないか?それは職人次第なのかもしれません。



ではまた明日!

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭大井川めんぱの大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて先日完全予約停止宣言をしてしまったのでここらで必死にやっていかないとなと心に決めた大井屋前田でございます。昨晩は頑張って残業とかやってみたんですが、結局寝坊して同じような感じになりましたことをここに報告させていただきます。すいません

メンパはここから一年随時一生懸命作っていくのですが、大井屋は何もメンパだけ作っているわけではなく石関華ちゃんの才能を最大限に活用した漆器作りに挑戦して行ってます。ですからそういうのを大井屋のくるみんじょギャラリーにて展開しておりましたが、遠方のお客様でもだんだん大井屋のファンが増えてきてくれて通販してくんない?っていう要望も増えてきましたので、全部ではないのですがメンパ以外のギャラリー商品も通販ともに対応していこうと思います。

ということで商品を少し紹介しましょう


小ぶりな蒔絵メンパ  どちらもミニマムなサイズなのでお米だけ詰めるスタイルに合うと思います。


メンパのお皿。蒔絵バージョン。メンパ皿も残り2組。この春また仕込みたいとは思っているもののレギュラーメンパの生産に全力をあげる予定なので多分夏以降にまたお皿メンパできてくるとは思います。こちらもこれが売れてしまうと半年待ち以上になりそうです


華ちゃん渾身の蒔絵ミニお櫃メンパ。青海波を贅沢にぐるっと一周描いてます。これは何かのプレゼントに良いでしょう。自分で使うには勿体無くないですか?


とちのきの溜まり塗り皿蒔絵二枚組 何気にこれもプレゼントに最高かなと思います。お皿はどんな場所でもどんな使い方にも需要がありそうですよね。これにツマミのせて毎晩の楽しみにしても良いかも


タッパーメンパ。こちらは使い方に癖があるので通販はしません。ギャラリーで使い方を教わって欲しいメンパです


菓子器の角メンパ。お弁当箱としては大ぶりなんで大盛り大好きな人へ。そしてミニお重として活躍させるのもありかと思います。


蒔絵二段小箱。真ん中の青海波は早速取り置きが入っていますので、キャンセルにならない限り残り2組。蒔絵なしのシンプルバージョンは9900円税込。正直安いよなあ。


という感じで工房でこそこそ仕事している大井屋です。確定申告に向けて頑張ってます。今年はなんとか早めに出せそうだぞっと


ということで毎日めんぱばっかりな日々ですが、こういう大井屋ワールドも楽しんでいただければ幸いです。通販希望の方はmaedapassion@gmail.comまで連絡ください。よろしくどうぞ


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ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭駅前の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おはようございます。今朝は昨晩の雨のおかげか少し寒さが緩んだ奥大井です。ただし!今晩から明日の晩にかけては全国的に底冷えするようです。
川根本町にお越しの際は、特に静岡市側から362号線で山越えされるのであれば早朝は凍結することもありますので、平地で氷点下以下になるときはもう島田市方面から大井川街道を上がってきてもらった方がいいと思います。どうぞ道路にはご安全にお過ごしください。冬場の山道は結構厄介ですので


そんな常夏と言われやすい静岡県でも一歩内陸に入っているだけで気候はだいぶ違ってくる。静岡県の中でも特に寒いので有名な川根本町です。そんな環境で漆塗りするにはちょっと工夫が必要なのです。

うるしというのは硬化する過程である程度の適温と湿度が必要であります。25度前後、湿度90パーくらいあればまあまあ問題なく硬化すると思いますけど、使う漆の種類とか特性とかでも色々硬化へのアクセスが変わってきます。早く乾きすぎても遅く乾きすぎても良くないというか一番安心して硬化してゆく環境はどんなものか?大井屋を初めて5年半少しづつ環境改善を図ってきました。



めんぱ屋として駆け出しの頃は塗り部屋の温度と湿度をしっかり管理して、部屋全体の熱量をどの程度の間キープできるか?そんなことばかり考えていたのですがなかなか思うように行きません。なぜなら熱量というのは空間全体で同じ条件になることが古い家屋であればあるだけ難しいのです。
断熱されていない壁や壁の外にある冷え切った物体から、冷たい遠赤外線が飛んできているということもあると思います。床の下の冷え切った地面からの輻射熱。そういうものを全てコントロールするというのはエアコンとかストーブとかそもそもその程度では対応できないのだろうとなんとなく気づいてきた3年くらい前から、時間と資金に余裕がある時に細々と塗り部屋をDIYしてきました。

壁には分厚い板を何重にも貼ったりしました。おかげでこの2年ほどは冬場の漆塗りの苦労がだいぶ減った感じになってきましたが、まだ奥のスペースが手付かずでした。逆に真夏のクソ暑い時など外壁のとたんが焼ければクーラー効かせたとてほとんど意味を成さないこともあるくらいに、漆と輻射熱の関係は大事だなと感じ始めていました。
そこでもういっそプロに断熱加工してもらった塗り部屋に変えよう。と思い、刈り上げ系蒔絵師さんが旅行に行っている間に済ませようといつものうずまき公舎さんに断熱加工等をお願いしました。



元々使っていた水屋箪笥をリメイクした塗り室と、店舗で使っていた古い茶箪笥を移植して一気に塗り部屋の環境が良くなりました。これで高さのある塗りものも対応しやすくなってくると思います。最近はメンパだけじゃなくていろんな面白いものを塗らされる石関さん。そのうち仏像とかも塗るでしょうねきっと。そういう高さのあるものもやれるようになったんで、ここみている人でこんなものに漆塗ってくれないかい?って要望があればぜひご相談ください。とりあえず人間とか生き物以外はなんでも塗れるのが漆だと思います。



基本的には塗り部屋は公開してはいませんが、同業者や俺漆に被れないぜって強者はお申し出いただければ見学して行ってくれて構いませんので言うてください。きっと面白い発見があるはずでしょう。



さていよいよ年末感が出てきております。全国津々浦々からメンパの修理依頼が来て面白いです。先日海外からの依頼もありましたが、ごめんなさい。海外からは送らないでください。送り返すのが面倒です。国内の家族に一旦預けるなり経由してくれた方が嬉しいです。

と、言うことで遠隔地の方が修理依頼かける時は一応メールや電話なりで送る旨相談してから送ってくださいね。何度も言いますが、大井屋のメンパでない井川メンパの塗り直しは半分ブランティアですので、その点相互理解いただけるお客様のものは対応させていただきたいのです。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。大井川めんぱおいての前田です。こんばんわ


ノートの方にちょっと真面目な話を書きましたので、伝統工芸に興味があるとかその継承問題ってどうなん?みたいな話ですがよろしかったらどうぞ読んでみてくだされ
 


そして大井屋は現在石関さんが免許取りに行って旅行中なので、その隙に塗り部屋を断熱改装しております。漆塗りの大変な真冬という時期と如何にして対決するか?結構大事な問題なのです

漆というのは温度と湿度がないと硬化しないという厄介なオーガニック塗料なわけです。そしてそれも硬化速度が早くても遅くてもダメであり、急激な温度変化を嫌います。さらに温度管理だけではなかなか対応しきれないものなのです。っていうことに気づきながらもなかなかタイミングと資金的余力が無く塗り部屋の改装に5年もかかってしまった。

今回もギャラリー施工してくれた川根本町のうずまき工舎さんにお願いして断熱改装してもらいました。これで石関さんも帰ってきたらすぐに仕事ができるっていうものです。新年の塗り直しもこれで自信満々でいけるでしょう。備えあれば憂無しとはこのことよ。


ではまた明日!

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭駅前の大井川めんぱ大井屋店主の前田でございます。こんにちわ。

さてさて今日ものんびり作業しながらあっという間に1日が終わろうとしております。皆様いかがお過ごしでしょうか?お昼のメンパ弁当美味しかったですか?皆さんがどんなパ飯を食べているのか?ちょっと気になる前田です。インスタなどSNSでメンパ飯上げてくれると結構覗いておりますゆえに、時々で良いので上げていただけると嬉しいものです。

今年もあっという間に年末感が増してきておりますね。本当に一年という歳月はああああっという間になるものです。おっさんに至ればもう光陰矢の如しでございます。もうため息ついている隙もありませんです。前田も来年で44歳になります。なんだかここから先はもう死ぬその日まで多分瞬間でしかないように感じており、今生で後いくつメンパを作れるのか?そんなことを考える毎日でございます。私共大井屋の大井川めんぱが今後も世に出続けて、皆さんの人生のいろんな場面を彩れるようにそこへ人生の大事なエネルギーを全集中して参りますのでこれからもよろしくどうぞ。



そんなこんなで修理の持ち込み依頼が多い最近。平日お休みといえど、修理でもってきてくれるお客様には対応しておりますのですが、まあまあ忙しい。そしてそういえば年末までは受け付けるぜっていうてますけども、年末いつまで仕事するんですか?って石関が早くも言うてきますので大井屋の年末年始スケジュールを公表しておきたいと思います。ですので石関さんも28日が仕事納めでしょうか?そうなるといいですねえ^^


大井屋は12・28火曜までは営業します。ですのでメンパの持ち込みは28日がラストです。29日から新年1・2までは大井屋完全休業とさせていただきます。来店いただいても恐らく前田はいない、もしくは居ても酔っ払って使い物にならない状態だろうと思いますので新年は空気読んで3日以降に来店ください。そして郵送での修理の受付は例年通り31日までとさせていただきますが、絶対毎年出てくる泣きの駆け込み依頼が新年にございます。そこを先読みさせていただきまして2021修理の受付最後の最後についてでございますが1月4日を本当のラスト受付とさせていただきます。具体的には1・4火曜日の17時をもちまして受付終了です。この時間までに郵送で届かなければそれも受付終了となります。もう先に言ったのでこの後は絶対受付しませんからね!仏の前田も4日までですので、すぎてしまったら2022をお待ちください。


メンパは夏が本番です。冬の間にメンテナンスしておくべきなのです。だからいつも年に一度の新年の行事にさせていただいております。お返しできるのは2月の後半以降になってくるかと思いますが、漆が固まる春以降がご利用のタイミングとなります。メンパのスケジュールにはご注意ください。よろしくどうぞ


2022井川メンパの塗り直し修理についてのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079035212.html

古い井川メンパの塗り直し判断基準
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079221033.html

大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079197377.html

曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079212989.html

大井川めんぱの機能性、精神性、霊性
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079132944.html

大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html

井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079105560.html
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079114116.html

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
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メンパやまげわっぱの修理
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井川メンパの通販 
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井川メンパのお手入れの仕方
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋です。こんにちわ。

さて今日もなんだかあっという間に一日が終わろうとしております。本当に日々怒涛の如く諸々が過ぎ去っていきますが、今日はちょっと疲れてしまって終日のんびりさせていただきました。また明日から頑張れるかしらねえ?


昨日は千頭駅前でお昼から神楽の演奏をやってきました。千頭の大井神社メンバーで神楽会をやっているのですが、今まではお祭りとか年越しに神社で神楽奉納やってきました。最近うちの石関とか吉川ちゃんとかが神楽に参加してくれたおかげで若い人のイベントにも出ようぜってことになりまして、駅前で時々ある赤石太鼓さんとかの演奏に合わせて神楽もやらせてもらったわけです。

前田が思うに、我々のような民藝をやっていくことはそのライフスタイルそのものが民藝とも言えると重思うのです。神楽とかできて当たり前なのかもしれません。と思って入って早くも5年。未だ曲が覚えられない(´∀`)

昔一応サックスとか吹いてたし余裕ぶっこいておりましたが、やはり練習しないと全然吹けるようにはならんのですよね。これからちょっと笛を頑張ってみようかなと思ってます。 



ギャラリーの音楽用にノラジョーンズのクリスマスアルバムを買ってみた。CDとか買うの何年振り?って思いました。でもやっぱり新譜ってのはいいもんですね。古いのばかり聞いているとその頃のことばっかりノスタルジアになってしまうものです。サブスクの時代ですが、やはり長々と同じ曲を繰り返し聴くというのは今を記憶に留めるにもってこいです。いつか神楽でも音源出せる日が来るんか?

そんな神楽の未来を考えていたら将来はなぜかベルリンで神楽奉納をしようということにしました。理由は特にないですがベルリンいつか行ってみたいだけですからね。日本文化とメンパを引っ提げてベルリンへいつの日か乗り込んだるぞというそんな野望を抱いたわけです。


さて明日も真面目にメンパ作りよります。メンパの在庫は全て売り切れております。お櫃が残り三組となりました。だんだん焦ってきている前田。皆さんもメンパの修理やってもらえるのか?焦ってきてるとは思いますが、年末31日までに持ってきてくださいね。理由がある人は連絡してから郵送してくださいね。

ということでちゃんと前田活動はしておりますので、メンパ気長に待っててください。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。川根本町千頭大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて今日は終日木工所にて作業しておりました。作業に集中しすぎて連絡に出れなかった何件かの皆様申し訳ございませんでした。懲りずにまた来てくださいね。できれば事前にメールなどで来店の連絡をしていただけると大体対応できるのですが、今日は本当にごめんなさい。

さてさて最近は暇なようでいて、結構分刻みに忙しい日々です。仕事だけじゃなくて、夜は消防団の練習だったり神楽の練習だったり実家へ行く用事があったりとして少しぐったり気味です。


千頭大井神社神楽。前田も石関もメンバーです。そうそう大井屋に就職すると業務命令で神楽もやることになります。漆塗りの笛が支給されますので問答無用で笛も吹かされるわけです。

そんな千頭神楽ですが明後日日曜日12時20分あたりから神楽隊で駅前を練り歩いて神楽の奉納を致します。前田も笛吹きに出ていくんでお店は11時半から13時30分くらいまで2時間ほど閉めます。あれ?メンパ屋さんいないじゃんってなったら駅前まで見にくればいいと思います。そこで修理のメンパ受け取りもします。もはやバトンみたいなもんです。


ということで、今週末もバタバタと過ぎていきそうですが修理のメンパ続々と集結し始めました。今年は今の所締め切ることはなさそうですが、普段使っていないメンパなら早めに送ってください。年末過ぎたら受付はしませんので悪しからず。

では皆様今日も良いメンパ日和でしたね。また明日!


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やんばいでございます。千頭の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

今日は雨でしっぽり寒い。薪ストーブたいて2階で経理の仕事を始めましたが、元々デスクワークはそんなに好きでも無い故に集中力が持たない前田。ちょちょっと売り上げまとめて、ちょちょっと経費をまとめて、ちょちょとネットであそび、ちょとちょっとなんも進んで無いや無いかいというその繰り返しをしています。改めましていつもの前田です。おはようございます。

いやはやそんな平日休業中の12月ですが、結構修理預けに来店されるお客様も多いです。そして、せっかく持って来てもののまだそれほど修理必要なさそうですよ?と言うパターンも結構あるのでインスタにも載せましたけど修理の判断基準についてご案内させていただきます。


2022 新年の井川メンパ塗り直し修理について







見た目的には実はこのくらい傷んできていても充分元通りになりますし、考えようによってはこれくらい使い込んでから修理でも修理代金は同じなのでそう言う使い込み方でも問題ないと思います。

大事なのは面です。曲げ板の縁が剥がれてしまっても、角が漆が落ちてきてもなんら問題はないように構造的には作られているのが井川メンパなのです。つまり、縁の漆が禿げてしまっても曲げ板に対して水平に、並行に正目の板で設計されているので水は木の内部に浸透できないようになっているのです。

こういう真横に伸びる木目が入っているわけですね。正目で取ってあげると木口からは水が入らないと言うことです。じゃあどこが禿げてきたらそろそろ考えたいのか?


前からくるパターンですか?てっぺんでしょうか?ちなみに前田は前からある程度きて禿げ止まりするパターンだそうです。すいません。どうでもいい話でした。



いやすいませんメンパの話ですが、よく見て欲しいのは面です。底面や側面。通常はご飯を入れる身の方の底が比較的一番最初に痛み下地が見えてくることが多いと思います。そうなった時が塗りドキです!ワクドキですね!


と言っても言葉ではなかなか理解が追いつかないわけです。今度動画にでも取って映像でお届けしたいですね。って言うのは昨日から始めたノートの方でやってこうかしらねえ




とにかくよくわかんないから持って行ってみようも良いですが、前田も対応に時間がかかってこれ以上経理を遅らせるわけにはいかないのです。遊んでいるようでいて、結構真面目に仕事しているんです。ですので〜

わからない人は写真を取って前田まで送ってみてください。修理が必要かどうかお返事いたします

maedapassion@gmail.com

こちらまでお願いします。割と即レスできるタイプかと思います。お気軽にご相談ください。ではまた明日!

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やんばいでございます。川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主前田です。こんにちわ。


さて今日の朝の冷え込みは少し緩かったものの日中はあまり気温も上がらずちょっと寒いですが、修理の受付はやっておりますので店舗周辺にはいる前田です。経理やってたりするんですが、息抜きにとnoteを始めてみました。息抜きにやるコンテンツでは無いのですが、なんか勢いに乗ってしまいまして



ここは大井屋ブログなので、一応スタッフ石関もおるわけだし、昔みたいに忖度しないであんまり言いたいこと言えなくなって来たなー と思っていた昨今。このままではあかんと思いましてね

大井屋ブログは相変わらず在庫状況や、大井屋の営業情報などを逐一お知らせしていくコンテンツとして今後もできれば毎日投稿していきたいですね。

ノートの方ではもうちょっと前田のプライベートな考えや情報発信をしていきたいと思っています。ですからこっちでは書けないあんな話やこんな話をビシバシと有料で?書いていきたい(笑)


皆さんが思っている以上に前田はもう少し複雑に実は出来ております。多分気づいている人もいるとは思いますが、皆さんが思うステレオタイプの職人とか伝統工芸なんちゃらでは無いと自分でも思っております。そのギャップたるや、、、、

名前も大井川めんぱになったことだし、もういっそ情報発信の場所をちょっと変えてみようと言うことですね。フォーマルな大井屋の店主はブログで、本来のアブノーマルな前田くんはnoteでと言うことでいきましょうと言うことです。



そんなこんなで石関さんが旅行中なので前田普段できないやらないことを色々とこなしております。もちろんメンパも作っていますが、ちょっと時間がかかっております。いつかはできるのでもうのんびり待っててください。前田のnoteでも見て時間潰しといてください。


と、言うことで?よかったらノートの方の前田はもうちょっとリアルなんで仲良くしてくださいな。ではではまた明日^0^


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ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

奥大井も12月になってきっちりと寒くなって来ております。日々気温が下がっていくこの季節実は結構好きだったりするのです。秋の紅葉が散り、一気に観光客が来なくなり、静寂のなかにヒシヒシと寒さが身に滲みてくるこの季節は自分の精神がフォーカスされて普段何気にやり過ごしていく諸々の感情にも、少しだけ立ち止まって眺める余裕が出てくる季節かとも思うわけです。

ただ実際は年末に年始に向けての修理の受付や、事務仕事をこなしていく時期でもあるので業務量は普段よりもある気がするわけです。オロオロしても仕方ないので目の前のことをやっつけていく日々です。今年はなんとか年内には確定申告のほぼほぼを終わらせておくのだ!絶対だ!そう言う意気込みだけは今年は違うのだ(笑)



さてと、めんぱがなかなか出来上がって来ませんがそのせいでたくさんあったはずのお櫃さん達もどうやらあと少しになって来てしまいました。在庫があるうちにお櫃とめんぱがどのように構造的に違うかと言うことを少し喧伝しておきたいと思います。

めんぱとお櫃は構造的には全く同じように見えると思いますが、実は木の厚み、つまり重量を無視したその厚さの違いが格段に差があるのです。

めんぱのラインはお弁当箱という命題が必ず付帯してきます。ですから木の厚みをその中で実現しながらも重量的限界というのがどうしてもあるために常識の範疇は逸脱して作れないと考えています。つまり、先祖から申し伝えられた厚みを守るくらいが限界値な訳です。


しかしお櫃に至っては、持ち運びを前提にしていないということになり、重量という足枷を外した中で大井屋信じられないくらいに年々曲木だけではなく、底板の厚みを厚く変えていっているのです。木が厚いというのはどういう狙いが?ということですがメリットしかありません。木が厚いは保温力が高まる。つまり酵素反応を長く維持できる。酵素反応ってなんやそれ?って思う人は大井屋ブログ初心者そのものです。もっとしっかり読み込んで大井屋の大井川めんぱが今までの井川メンパとどう違うのかまずはその辺りからしっかり学び直してみてはどうでしょう?早く追いついておいで。きっとこれからもっといろんなメンパとか漆の信じられない世界を小出しに広げていくのが大井川めんぱの大井屋ですので、追いつくなら今のうちやでええええ。
そして木が厚いというのは当然強度が高まる。厚いのに見た目よりだいぶ軽いという大井川めんぱのお櫃はほんとなかなか他には見当たらない一品になりつつあると思うですよ。お櫃の弱点。蓋が薄いとみんな割れが入ってくる。つまり落としやすい蓋こそがありえない厚みを目指しているのです。ここにおいてはまだまだ先が変わって来そうな気はしています。正直本体の方の厚みは今が限界かな。。。性懲りも無くまたトライするとは思いますが。



これはもう数値化するよりも実際に皆さんが触れてみてもらうのが一番だと思っております。

めんぱとお櫃では使用する環境が違うのですから、設計も変わるべきだと思うのです。曲げわっぱの限界値というのはあるようでいて、実は無い。とも言い切れませんが、限界だと今思っているレベルをいろんなやり方を変えてトライアンドエラーしていくと、あらら曲がり始めるものなんですよね。


毎年毎年木が厚くなりつづけていくと、そのうちもうみたこともないレベルの厚みを実現できるかもしれません。現段階でも段階でもみたことない厚みですけども。

おなじように見えて違う。ということをどれだけ理解してもらえるかで大井川めんぱの未来は変わってくるように思います。ではまた明日!!!よろしくどうぞ!!!


2022井川メンパの塗り直し修理についてのお知らせ
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大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
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曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
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大井川めんぱの機能性、精神性、霊性
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大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
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井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
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伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おいっすおいっす〜


さて本日は午前中しっかりと娘の保育園発表会に行き、娘の成長に涙し、余韻に浸る間も無く午後から営業をやっております大井屋でございます。こんにちわ。



大井屋現在一生懸命めんぱを作っておりますが、今回秋のめんぱでたくさん作ったはずのお櫃めんぱがほぼ、、ほぼ、、こちらも少なく、っって来ております。

お櫃も15センチと16センチのシリーズは浅タイプ、深いタイプともに売り切れました。

17センチの浅タイプと深タイプ合計5組と丸型2寸XLを残すのみとなりました。ということで取り急ぎ次回冬めんぱでお櫃を作ることにしました。なんとかお櫃もご用意できて晴れて冬の営業をやっていきたいと思っております。ここから一年ほどしばらくは怒涛の日々となりそうですが、なんとか皆さんに安定供給できるようになるまで前田休み無しで前進していくつもりです。




ただ、大井屋のこだわりは生産を優先にしないところでもあるのですが、その話を少し。。。

皆さんは現代の曲げわっぱやめんぱがどのような構造と作りをしているかご存知でしょうか?前田ここ数年啓蒙させて来ていただいたのは、食器なのに漆にシンナー混ぜんなよとかそういうことを言うて来ました。 でそれはそれで成果が見えてきた昨今。

次なるステップへの提案をしていきたいと思っております。そうです。めんぱの原初の姿を取り戻したい。そう願っております。


どう言うことか?大井川めんぱは桜のカバだけで木を縫い留める本気の曲げわっぱです。当たり前やろ?と思われるかもしれませんが、世に出ている曲げわっぱやメンパのほぼ全てがボンドを使っているのをご存知でしょうか?井川メンパも然りです。

桜の縫い目が錆漆(ウルシのパテみたいなもの)で覆われているのでよくわからないかもしれませんが、伝統的と言われる曲げわっぱやめんぱはこの桜の縫いだけで留めているはずだと思い込んでいませんか?違うのです。古代のめんぱと良く見比べてみてください。現代のめんぱは縫いがあっても縫い目が少ない。 つまりそう言うことなのです。

何も伝統的なものに拘らなければ最初から桜縫いを一才やらないと言う現代的な曲げわっぱを目指せばいいだけの話なのですが、こと現在の曲げわっぱとめんぱ業界を見渡すとさもボンド使ってないように見せていると言うのがそものそもの大問題なわけです。ちゃんとユーザーにそう言うものだと言うことを理解させて納得させているとは思えないから言うているのです。嘘とまではいかないが、聞かれないなら言わないというそう言うのを良しとするか否かなのかもしれませんが、大井屋としては看過できない問題だと捉えております。


ボンド仕様かそうじゃないのかは簡単に見破れます。めんぱの内側を覗き込みましょう。縫い目を数えましょう。小判形なら3、4つ。丸型なら四つ五つ。くらいの縫い目しかないはずです。ボンドを使わないとこんな縫い目では留められないのが本来の曲物なのです。本来はもっと細かくびっしり縫われていなければ実は成立しないのです。


大井屋のめんぱを覗きに来てください。縫い目を数えてみてください。どのくらい縫っているでしょうか?七つ八つで足りましょうか?そう言うことなのです。何度も言いますが、そういうことなのですの語感の奥を感じて欲しいのです。



民藝が廃れて来たのは何も生産者だけの問題ではありません。それを支えるユーザー側の脆弱な価値観が問題であるのも間違いないのです。そしてそれに乗っかって商売する爛れた精神性が最大な問題なのです。しっかり見極めるべきことだろうと思います。


めんぱについては嘘つけない大井屋なので、ぜひ詳しく知りたい人はめんぱ売り切れてますが千頭までお越しください。予約とめんぱの真実についてはいくらでもお話しさせていただきます。本気の人だけ来てね。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おはようございます。

大井川めんぱ大井屋からの名称変更挨拶

昨晩は千頭駅前の河原にて大井川鉄道さんの大花火大会が行われました。山間の花火は音が反響するのでものすごい迫力です。これはぜひ毎年やってほしい!そんな大迫力な夜に先日発表した名称変更のことをまずは集まってくれたご近所さんに報告できてよかったです。


私が千頭に移住して早くも5年半の歳月が流れました。大井屋に石関が合流してから半年。諸々の変化を起こして行く中で我々の目指すべき先というのが見えてきた気がしています。

 


自分達が大事にしたい未来のメンパを作るにはやはり乗り越えていかなければならないことが山ほどあります。その中でも名前を変えるという行為はなかなか厳しいように思えますが、いやしかし10年後20年後のメンパ職人達のことを考えれば今この決断は何ら間違いはないだろうと確信しています。

大井川めんぱ大井屋へ名称変更しましたの話

やることは今もこれからも何ら変わりません。ただひたすらに大昔から受け継いできたこの漆塗りの曲げわっぱを作り続けて皆さんの手元に届けて行くのが我々大井屋の使命なのです。


花火のように今まで背負い込んできた私どもの罪汚れは祓い、浄めて前に進むん田。というところですね。常に掃き清めよというそういうのが大事だと思っています。

今後は井川メンパとは名乗らなくても皆さんに大井屋の作る大井川めんぱがぜひ欲しい。と思わせるところまで自らを高めて邁進して参ります。

正式には2021年11月1日の明日をもって名称変更として、今後の活動を行って行きたいと思う所存です。

ですから伝統工芸とか県指定とかは一才今後も求めませんし、そういうものに縛られて生きて行くのは辞めにしました。ですから昨年度まで毎年出ていたようなデパートの催事やイベントには今後一才出展しないだろうと思います。それができるのものこのような情報発信を自ら行うことが出来る時代だし、そういう権威にしがみついて商いをする時代ではもう無いのだろうと信じているからです。


井川メンパの名前を捨て、井川を裏切ったと思う方も多いでしょう。確かにそうかもしれません。しかし、井川メンパはもう一軒あります。そちらが今後も井川メンパを作って行くことになるでしょうし、井川メンパの名前に執着している人はそちらを応援くださればそれでいいと前田は思っています。世の中から井川メンパが消えたわけでは無いわけです。そこは誤解の無いようにお考えください。

今後も井川メンパとしてやっていかれるのは

井川メンパ望月栄一

こちらの私が以前井川メンパを修行させていただいた望月栄一氏となります。よろしくどうぞ




大井屋が名前を変えたことで何か変わるのか?と問われれば実はやっていること、これからやって行くこと。何一つ変わらないのです。ですから皆さんが大井川めんぱという未来に諸々を託していただけるのであれば大井屋は今後も命を削る覚悟で この赤石山脈の山間に受け継がれてきた漆塗り曲げわっぱの民藝をこれからも生き様諸共にお見せできるだろうと思うのです。


また明日11月になればいよいよ大井川めんぱ大井屋の旗揚げとさせていただきます。


せっかくなんで何か面白いプレゼント企画でもやりたいなと思う大井屋です。とりあえず現在残っている井川メンパ表記のメンパ手拭いを捌きたいので、11月中にご来店いただいた方でジャンケンで前田に勝った人はオリジナル豆メンパ手拭いをプレゼントさせていただきます。予約、修理の依頼でこられたらぜひジャンケン勝負しませんか?とアンニュイな表情でおっしゃてくだされば、こちらもニヤリ対応いたします。よろしくどうぞ


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やんばいでございます。移住ランキングたぶん世界位一位の川根本町千頭の井川メンパ大井屋がおはようございますをお届けしています。

なんで川根が移住先として世界一位か?というとそれは過去ログを参照ください 

移住希望先世界第一という理由を大井屋が解析しましたの話


いやー、世界でも一番移住したい田舎川根本町ですが山は綺麗だし、子育てしやすいし、コロナは罹らないしいいことずくめです。ただ俺の税金はものすごい高いです。なんとかならんか納税課?

冗談はさておきまして本日はちょっとメディアの撮影が入ります。その間に予約しにご来店いただいた方にはヒョイっとすると撮影にご協力をお願いするかもしれず、その際は大井屋特製オリジナル豆メンパ手拭いをプレゼントしようかと思います。本日のみ限定のお礼でございます。自分で忘れないようにイマココに書いているだけです。脳みそ爬虫類なんで


ということでだんだん秋のメンパのゴールが見えてきたような気もする9月終盤戦。怒涛の勢いで大井屋本日も参りたいと思います。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。川根本町千頭井川メンパ大井屋でございます!こんにちわ。

さてこの週末かなり駆け込みな感じで残りのメンパをお求めいただいた方、予約しにきてくれた方。ご来店いただきありがとうございました。本日でほぼメンパは売り切れました。残り3組だけ。。。もう売り切れたに等しいですので売り切れしたよのお知らせでございます。今後はしばらく予約対応と修理の受付、メンパ以外の大井屋商品のご案内となっていきます。よろしくどうぞ

現在制作中の秋のメンパは十月半ば辺りから徐々に出していけると思います。頑張ります。よろしくどうぞ


さて本日の大井屋は錆漆工程のラストスパートでした。


井川メンパ作業の中でも一番難しいだろうと思う底サビという作業になりますが、石関さんにちょっとづつですが教えて行っています。私が修行した時は一年経ってもやらせてもらえず、結局最後までほぼ見てただけでした。給料もらわない師弟制度ですとそれやっても親方には全然デメリットにはならないのでそういうことになるわけですが、大井屋のように従業員として雇っている以上石関さんには早く同等の戦力になっていただく必要があるわけです。ですからどんどん全ての作業をまずはちょっとづつでもやらせて行ってます。

手仕事の学習に大事なのは一旦まずは一通り体験させておき、しばらく時間を開けてから挑ませていくというのが大事です。なぜかといえば、目の前で起きている動きをそのままコピーすることはどんなに器用な人でも難しいのです。一旦脳内に落とし込んだ動きがあれば時間をかけて再構築されて、あまり苦労なく時間と共にすんなりできたりするものです。

いきなり親方と同じスピードと精度を求める方がおかしく、できないということで怒鳴り散らしていくというのは本当に愚かな教え方だなと思う前田です。お気づきでしょうか?そういうことです。



石関さんがだんだん成長してきたおかげで大井屋工房少しづつペースアップしてきています。この秋以降制作のスピードが上がってきていきそうです。現在サイズによっては半年から一年待ちという状態ですが、少しは改善されていくだろうと思います。皆さん焦らずじっくりメンパの出来上がりをお待ちください


我々の目標は井川メンパ衆の再結成です。一人の努力では到底為し得ない目標に向かって突き進んでいきます。

静岡だとか川根だとか駿河だとか遠州だからとかの小さい世界で考えるべきではないのです。グローバルに生きたい人こそメンパと向き合っていきましょう。きっと何か面白いことがはじまるでしょう。そんな一人目石関の日々の活躍を応援ください。今後もよろしくどうぞ


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やんばいでございます。静岡の心のターミナル川根本町千頭井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。

さて残暑気味な今日この頃ですが、大井屋は相変わらず制作の毎日となっております。今日もたくさんのご来店もありがとうございます。


ここ数日は石関と共に錆漆の工程をやっつけております。前田がメンパの底に錆を盛り、石関は桜カバの上に錆を盛り。ああでもねえ、こうでもねえの講義を聞きながら黙々と頑張る石関さんなかなかこなれてきたようです。いつもありがとう。


この錆漆、実はいまだに試行錯誤しながら毎回少しづつ新しいアイデアを盛り込みながら進歩させています。大井屋のメンパはボンドを使わないため、修行時代に習ったボンド仕様のメンパ作りにおいて使われる緩い錆ですと辻褄が合わないわけです。

カバさびが切れないように、底板と側板の隙間を永年に渡って護り続けられるように、どんな配合どんな盛り方どんな秘密の工夫をしていくのかは非常に大事なのです。


おかげさまでいろんな方からのアドバイスもいただきながら確実に錆漆の世界にどっぷりとハマりました前田でございます。漆というのは塗るだけではなく、このように埋めるとか繋ぐとかの機能も司るわけです。

とかく技法書や指南書には塗る漆については深い世界を紹介されますが、このような盛る世界、くっつける世界の漆のありようは未だ未解説なことが多いと思います。でも本来日本古来の漆の存在価値というのは庶民にとってはこちらが重きを持っていただろうことは容易に想像できることです。



大井屋はどちらかといえばこのような漆の二次、三次の存在価値を高めたいと思って色々とやっているのです。


深いですよ錆漆の沼は。。。重いですよむぎ漆の重力は。。。大井屋のこだわりはいろんな方面に飛んでおります。



さあ、秋のメンパに向けてもう一駆けして参りましょう。明日も元気に営業しております。ぜひご予約、その他大井屋のいろんな漆の商品見にきてね! 小判メンパも残りほんのわずかです。よろしくどうぞ


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定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田でございます。こんばんわ


いやはや今日は久しぶりに暑くなり夏に逆戻りでしたね。大井屋は今日も元気にお作業を進めてまいりました。なかなか充実した1日でございました。


さて最近また問い合わせが増えております井川メンパの在庫についてですが

現在メンパについてはほぼ売り切れ状態です。小判形の500CCくらいのが数個残るだけでございます。ですので今一生懸命秋のメンパを制作させていただいております。

現在の店舗運営はほぼメンパの予約だけを受ける状態となっておりますが、予約も半年から一年待ちの商品ばかりになってきております。どうぞ必要なサイズはお早めにお申し出ください。よろしくどうぞ


コロナ以降明らかに皆さんのお弁当箱ライフが加速したように思います。生産が全然追いつかない状態です。大変申し訳ないです。というてもコロナ以前からほとんど似たような状態だったとかいうのは内緒話ですが、、、、


ということで本当にどうしてもこのサイズを使いたいという方は半年から一年待ちを覚悟してください。もしくは在庫が出たときに素早くゲットするのをお勧めします。なんなんだこのメンパブーム!!

嬉しい悲鳴です。そういうことで今後もどうぞ大井屋ブログチェックのほどよろしくどうぞ

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田でございます。こんばんわ。

この週末はやはりちょっと静かだったかな?というような千頭界隈でございました。今日は少し天気も回復しましたが、時折まだ小雨がぱらつくというような感じでございました。

我々大井屋もこの週末は一気に諸々の作業を進めました。秋のメンパがだんだん形になってきているのがワクワク感としてやってきております。あと少し、あと少しの繰り返しでメンパは出来ています。


さて作業中にはスタッフ石関といろんな話をしますけども、今日はちょっと面白い話になりました。メンパの価値についてです。



大井屋の隠れヒット商品。漆塗り升。昨晩は初めていも焼酎をロックでいただいて見ました。ぐいぐいいけてまう。一人酒にはぴったりです。スリうるし仕様が2750円。刷毛塗り仕様が3500円。どちらも税込みです。通販対応しますが、枡だけの場合は2個以上からとなります。メンパと併せてぜひどうぞ。


でもってメンパの価値についての話。

皆さんの身の回りで毎日使うもの、それでいて比較的高価なものな〜んだ?という謎々をやっていましたら石関さんの答え。スマフォ。そう、それ正解ですよね。情報社会になって比較的モノ自体にお金をかけなくなってきた現代人が惜しみなく高額な買い物をする対象としてはスマフォが最有力かと思われます。


いわゆるデジタルデバイスですね。分割支払いになっていると端末代というのはあまり気にしませんが皆さんのスマフォというのは5.6万円は当たり前かと思うのです。


でね、よくよく考えて見たのですがじゃあスマートフォンというのは10年先20年先に世の中に残っているだろうか?ということ。 10年くらい先にはまだあるかもしれませんが、20年先には必ずと言えますがスマフォは世の中から消えて、また違う似たようなものに置き換わる可能性の方が強いと思うのです。

1978年生まれの前田は見てきました。10代の頃ポケベルが流行り、20歳の頃に携帯は各自国民全員が所有するほどになり、25歳くらいでは高速ブロードバンドが当たり前になり、30歳前後でスマフォが世の中に登場し、35歳くらいになればYouTube全盛期となり40歳を過ぎた今はタブレット、デスクトップ、Wi-Fiでずっとサブスクリプションの恩恵に預かることになるわけです。


携帯なんぞ何台買い換えたかもわからずですよね。一体こういうものにいくら投資してきたのだろうか?思い返してみても数百万円は降らないだろうと思うのです。


そこ行くと井川メンパは毎日使うお弁当箱なのに、たった数千円でみんなずーと使い続けてくる。結構冷静に見るとなんというコスパでしょうか?と思うのです。そして傷んだメンパは塗り直ししてまたずっと使い続けていける。下手したら1000年先にも残る可能性すらあるわけです。

ねえ。すごいことだと思いませんか?そんなものが数千円で買えるというこの事実に。


自分も毎日使うから感じるわけですけど、我々が日々どんなものにいくらお金を使っているか?と冷静になって省みることはあまり無いわけです。 ただそれを考えてみると井川メンパのこのコスパは最強だと思うのです。単純な話です。そんな能力のある井川メンパなのに安すぎると思うのです。

 
もちろんどこぞの井川メンパのように漆にシンナー混ぜて塗ったり、ボンドで曲げわっぱ作ったりすれば今よりも安くできるのかもしれない。ただそれは大井屋がやらなくてもやれる人がいるのです。大井屋にしか出来ない井川メンパの作り方は完全にオーガニックであり続ける必要があるのです。だって1000年先にも使ってて欲しいから。


皆さんが今手元にある井川メンパをよく眺めて見てください。1000年先に誰にどのように使ってもらえるだろうか?イメージできますでしょうか?引き継ぐ家族、友人、知人そしてその末裔の人間。見えますでしょうか?

きっとそれは続いていくと思うのです。我々井川メンパの職人さえタフネスを併せて生きていれば。


皆さんのスマフォは3年後にはどこかに消えて行きます。しかしながらメンパは数十年は残って行きます。ですから何度でも言いたい。メンパはいくらでもストックしておけと。損はないのですからね。


そんな話をしながら今日のお作業も無事終わりました。お疲れ様でした。ではまた明日!


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて今日は朝から雨がシトシト。肌寒いくらいの中作業もギュンギュンこなせました。スタッフ石関も大活躍でございました。だんだん作業のいろはが見えてきたのか、特に手取り足取りせずとも動けるようになってきましたね。安心感が出てきました。

さてさて世の中はやはり少し混迷の色が増してきているように見えます。皆様の日々の生活においてもしんどいことも増えてきていることでしょう。そんな時にぜひ井川メンパをそばにおいてメンパ飯の喜びで少しでもバックアップできるようなそういう仕事になるように日々精進している大井屋でございます。


実は我々も毎日このようなメンパ飯の昼飯をいただいております。メンパ仕出しのフォークノットさんいつも美味しい昼飯ありがとう。


そんな井川メンパの喜びを自分達で体現していると静岡に今こうしてある井川メンパと静岡というか駿河、遠州、豆州、甲州の皆様との深い歴史的繋がりを感じざるを得ないものです。

大昔から井川モノと呼ばれこの奥大井から山塊の山道を超えて売り歩きされてきた井川メンパです。今は時代と共にだんだんと外の世界と繋がりネットを通じてご利用いただくことも増えてきました。遠い国でも利用いただけていることもあるようで、世界をどんどん広げていく井川メンパの恩寵に感謝でございます。

ただこの井川メンパの売り歩きスタイルというものはなんだかとても魅力的な販売方法でもあると思います。あえてこの時代だからこそ自分で作って自分の手で持ってなるべく届けていく。そういう方向性は今後大井屋は大事にしていきたいと考えています。ですから日本全国のクラフトフェアなどにも出来れば今後ちょっとづつでも出向いて行くことを考えております。企画などございましたらぜひお誘いいただければ幸いです。


さて古のメンパ売り歩きというお話。とても面白い逸話もあります。井川にはてしゃまんくという伝説のような逸話があります。戦国時代でしょうか?江戸時代でしょうか?静岡浅間神社の石鳥居を建てている時に、たまたま井川からメンパを駿府に売りにきた手しゃまんくという人間がいたそうな。

石工職人がなかなか立ち上がらない鳥居に四苦八苦している時に、その手しゃまんくなる人物は俺に任せなとばかりにヒョヒョイと縄を上手に縄張りして一人で石をあげてしまったそうな。そんな手者が万躯な人物の伝説が残されています。恐らくは怪力というよりも井川という極限生活で身につけたロープワークや梃子原理を応用した作業の達人だったのだと思うのですが、まあお街の人らから見たら土人が何やらとんでもない怪力を使ったんだとばかりに噂したんだろうと思うのです。

そのようにして井川メンパをいろんな山の街道を使って売り歩いたという伝承は割といろんな昔話からも読み取れるのですね。面白いな井川メンパ。


静岡の人には戦前以前よりメンパを使われることが多かったと思います。稀にそういうオールドメンパが修理に入ってくることがあります。先日も見たことない焼印のものを見ました。まだまだ私も古の達人へその憧憬を飛ばすだけではありますが、いろんな角度から井川メンパを司って行くとはなんぞや?そのようなことを日々考えているのです。


ただメンパを作れる人間を目指すのではなく、古代にそのようにして都会の人々と交流した超絶的な井川衆の立居振る舞いに近づきたいものです。それがいつの日か静岡の民からリスペクトとして井川メンパに還元されて行くことを願っているのです。


さあ、明日もメンパ作って行きます。股関節、肩甲骨の稼働。この辺りが古代の井川衆からいただいたヒントでもあります。いったいこの人何いうてるんや?思うかもしれませんが、メンパを作って行くには古代人の身体操作の秘密に迫る必要がある気がしているんです。そのあたりはまた今度時間がある時にお話ししましょうね。 

メンパ屋明日もやってますので良かったら遊びにきてね!よろしくどうぞ〜

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大井川めんぱ大井屋への名称変更の挨拶

さて今日の川根は朝から雨で濡れしょぼくれております。シトシトと肌寒い雨が降り続けております。



娘の子守りをしながら作業したりしていますが、私にもリーマン時代がかつてありました。朝から晩まで隙間なく仕事をして、目まぐるしい時間の過ごし方をしていたものです。休日はもうぐったりという感じの毎日でした。

井川メンパの仕事は休みなどはほぼ無いですが、何かに追われている感じはなくやりたいからやっているというそんな日々であり労働の質やベクトルは全く違うものです。それは割と幸せなことなのだろうなと思ったわけです。

私達はある意味このコロナという感染症を利用して自分達の目指す生き方を大きく転換させるきっかけにしてもいいのかもしれないと思っています。

どんな場所でどんな目的で生きていけるか?

それは自分の選択次第であるはずです。生き方に困る前に、迷う前に、みなさんが新しい生き方に出会ってうまく乗っていけることも大井屋のお手伝いすべき使命だと実は思っております。この山奥に一緒に生きていける面白い人が一人でも増えていくこと。それを願っています。

そんな中で川根本町が来年度に向けて山村留学を進めていくようです。今度その体験版のイベントがあるようですのでぜひ下記リンクより小学生の皆さんとご父兄はご覧になってください。仕事のキャリアを重視して一生を過ごすも良いでしょう。しかし私が思うに、どんなキャリアを求めて行くよりも山村で自活の道を歩むというのも同じくらい困難で面白いチャレンジだと思います。そのメリットは家族の成長を重視できることだろうと思うのです。

川根留学制度


いろんな生き方があって良い。ただし、生きとし生ける者は皆穏やかに心豊かに日々を過ごす権利があると大井屋は思います。

小さなこだわり、常識に縛られるよりもその時その時の最善がなんなのか?より選択肢を求めてもいいのでは無いのか?そう思うのです。

当ブログにて井川メンパの行き方はこうやで!というのがこれからも発信していきたいと思ってます。ではまた明日!よろしくどうぞ


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やんばいでございます。南アルプス深南部入り口川根本町千頭の井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。

さて連日の暑さが続くこの8月末でございますが、あいかわらず変わり映えの無いルーティーンな作業でございます。秋の丸メンパ祭りに向けて底板が切り出された丸型が軒下に並び始めました。早速これをみて3ヶ月後の予約をされて行った方もいます。青田刈りならぬ青メンパ狩りでしょうか。



底板が嵌め込まれてくるこのあたりからメンパが形を成してくるのでやってる感が楽しくなってきます。ここまでの作業は俺は一体何を毎日やってんだか、、、みたいな修行モードなわけです。


この秋は丸型メンパを中心に在庫を制作いたします。もちろん小判も作るわけですがボリューム的に丸をメインに据えています。久しぶりのお櫃シリーズを出します。新シリーズの一寸メンパもリリース致します。


石関さんの蒔絵が映えるサイズ感と申しましょうか?弁当箱と皿のどちらでも対応できそうな深さなのです。つまり、外でもメンパ家帰ってもメンパ生活にぴったりな一寸シリーズ。ぜひお楽しみに。

蒔絵描くとどうしても高額商品になっていくのもあり、サイズを抑えたものであればそれなりのお手頃感覚にもなるかと思いまして一寸シリーズを設計しました。今までの井川メンパってサイズ感が単純でつまらなかったと思います。大井屋はどんどんその辺りを現代風にアレンジしていきます。もちろん従来の路線も踏襲しつつですが。


そして残りの在庫ですが小判形LLサイズが売り切れましたので残りは小判形LLサイズ浅口(500CCほど)のみ5組ほど残っています。あとは蒔絵のメンパシリーズがいくつかあるくらいです。お早めに。

そんなこんなで猛暑に負けないでメンパ作って行ってます。ぜひ秋を楽しみにしていてください 


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やんばいでございます。井川メンパの大井屋店主前田でございます。おはようございます。

さて昨日は川根本町日本一暑い気温を叩き出したわけですが、皆様具合はいかがでしょうか?

あんまり暑いんで水を屋根から撒く大井屋



そうです。何を隠そう昨日前田くんは熱中症疑惑でした。朝から木工所で作業してたんですね、午後になってより暑くなってきてあれ?あれれ?なんだかボーっとしてきたぞ?と思って何もせずにいましたら、近所の飲み友達やっちゃんがバイクで寄ってくれて、おいおいこんなクソ暑い時に頑張るかあ?と。

そしてふと我に帰りしばらく話していましたが、やっちゃんが帰ってからもなんだかやる気が起きなくてすぐにお店に帰って昼寝しました。しかし、数十分後呼吸困難で目が覚めて、、、、こ、これ、、、これはやばい。。。ということでスタッフ石関さんが籠るクーラー塗り部屋に入れていただき(いや俺社長やから入れていただきはおかしいがまあそんな感じ)しばらく身体を冷やすと生き返りました。


もうね、川根本町の暑さと言ったらなかなかのものです。ただし夜はやたらと冷えますけど。日中と夜の寒暖差で行けば間違いなく常に日本一かもしれません。なんか特殊な環境ですよね。でもそれって町おこしの良い材料になるんでは無いかな?朝方は20度切るくらいになりますから寒くて目覚めるくらいなんですがね。

昼はサウナ、夜は水風呂。そんな川根本町で整いましょう!みたいな感じで俺なら村おこしします。



さてそんな与太話は置いといて


最近考えていたことを少し


漆の新たな可能性として大井屋が取り組んでいるのは、その腐敗抑制効果というのか効能というのか


メンパ飯だとご飯が酢え無いとか、長持ちするというのは割と都市伝説とも言えないほどそういう効果があります。でもこれって何故なの?というところでは、漆の抗菌効果、柿渋の脱臭効果、大井屋の無添加漆の三位一体が揃ってこのようなメンパの法力が発現するわけですね。

冗談のようにですが、本当にご飯が腐りにくいわけです。


ですんで、あれ?これって腐敗菌の抑制とか駆逐が起きていると思いましてキッチンの水切りセットに漆を塗ってみました。もちろんクーラー部屋の石関さんにお願いしてですがね。見た目もなんだか高級ですよね。百均で買うてきた三角コーナーですけど(笑)

こういう実験を繰り返してみるのも大井屋スタイルです。効果の程はまた今後検証して秋に報告します。きっと面白い感じになるでしょう。将来商品化する?かも?な展開になるとええなと。


そんなことをやっているとですね、メンパを使うライフスタイルというものの中に見えてくる昔の知恵とか智慧を感じるわけです。どういうことかというと、かつての先人はメンパを未病対策として常日頃の食器としてきたのでは無いか?という視点で物事が見えてくるわけです。

石関さんの蒔絵メンパがいくつかできてきました。店頭に出しましたので興味のある人は見に来てね!


例えばメンパとか漆とかというとどうしてもこういう見栄えのするものだから、昔から皆が漆器を喜んで使ったんやという説明になりがちです。そういうところも実際あるでしょうから。


ただ江戸時代以前の身分制度がきついそういう時代に贅沢品としての漆器を庶民が使ったのでしょうか?

そうではなくて、使う理由が他にあったから井川メンパの形と意匠が受け継がれたのだろうと前田は考えております。そうなんです。未病を司るのも井川メンパの効能だったのではないだろうか?ということです。

メンパの法力 パート2 コロナと漆の物語

この大井川上流部は現在では道路の整備が進み非常にインフラが整ってきているので実感はないのですが、千頭以北の奥大井というのは近代まで未開と呼ぶにふさわしい秘境だったことは記憶に新しいことです。そういう環境下においては病気に対して非常に気を遣っていたのは想像に難く無いことでしょう。

先祖の叡智は自分達がなるべく病気をしないで過ごすということに向けられていたと思うのです。
そこでこの井川メンパがどのような役割をしたのか?単なる弁当箱だったとは言い難いところがあると思うのです。漆から出る何かしらの酵素反応は人間の免疫力も向上させるものが含まれていたということも言えると思うのです。病になるべく至らないような生活を目指す。その延長上に井川メンパがあったということも言えると思うのです。


自分はメンパ飯の旨さに惹かれて漆とか柿渋の酵素反応を考え抜いてきましたが、旨さを感じるということは本能的に人間が欲する要素がふんだんに含まれているとも言えると思います。
古来の井川メンパの製法にはそのような叡智がふんだんに盛り込まれているはずだったのです。それが時代とともにシンナー使うわ、ボンドを使うはでそういった神秘的な部分への想いが薄れて行ったのは言うまでもありません。前田が言わんとしていることをご理解いただけますでしょうか?



南アルプス深南部でその秘境において生き抜いていくには、それはそれなりの工夫があって当然なのです。それが井川メンパだと自分は考えるに至りました。であるならば、その隠れてしまっている存在意義を今一度紐解いて現代的なアプローチの上で皆様にご案内差し上げたい。そう偉そうにも思うわけです。



現時点ではどのような未病に対する効能が井川メンパにあるのかはまだ未知数ではあります。
ただし、ここらあたりに我々が欲する本来の井川メンパのイメージが眠っているのは間違いありません。


これからの人類においてはコロナ以前にも様々な感染症との出会いと戦いが待っているのは間違いありません。未来へ我々を導くのは意外にもかつての極限生活の知恵というところに解決策がすでに提示されていると大井屋は考えております。

漆を植えて、循環させて、見て楽しい、食べて美味しい、息が楽だという三要素が出揃うその日まで大井屋は頑張ってまいります。これからもよろしくどうぞ


井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html

メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html

井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html

蒔絵メンパサービスの値段
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892683.html

メンパネーム入れサービスについて
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077960438.html

井川メンパの通販 
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html

メンパ飯を美味しく食べる方法
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077312861.html


井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html

大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html

井川メンパ大井屋の提携店
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日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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やんばいでございます。川根本町千頭の井川メンパ大井屋です。おはようございます。

今日は全国的猛暑だそうです。水分補給と塩分補給は忘れずに。無理はしないで家でごろ寝もよろしかろうと思います。メンパ屋はそうはいかないのでいつも通りのお仕事ですが。

さてここに来てまたメンパの注文が増えてきていますが、現在小判形LLをのぞいてほぼ全て売り切れております。通販で対応できるのは在庫分となりますので売り切れている商品はネットや電話でのお申し出は請けておりません。それやり出すとほぼ店頭からメンパが無くなってしまうのが常態化してしまうからです。どうしてもこの形のサイズが欲しいと言う方は千頭まで来ていただくようにお願いしています。

メンパが生産されて出来上がったで!と言うお知らせとともに在庫情報を出して言ってます。その時にご縁があると良いのですが、気を抜いているとすぐに売り切れます。ですので普段から時々この大井屋ブログを覗いていてください。前田の生態とメンパの生産状況がわかるようになっております。



メンパとは関係無い話ですが、大井屋は築50年以上の古民家?っていうか古い家です。夏場になるともう暑くて暑くて夜も寝れないくらいな時があります。昨日は定休日だったんで一生懸命掃除してたんですよね。でなんとなく天井裏に続く押し入れの天井を開けてみるともう熱波のような熱がドーンと降りてくる。これや、、、これなんや、、、この熱が夜中まで俺を苦しめるんユア、、、、、


と、言うことで


使わなくなった換気扇が転がっていたので試しに天井にはめ込んで下の空気を上に上げてやろうと言うのをやってみたところ、夜とても過ごし易い。。。涼しい。。。そうここは山奥なので夜は外気温涼しいのに家の中だけ灼熱ってと言う感じだったのですが、ほぼ外気温と似たような室温になりました。朝は寒くて起きたくらいです。なぜもっと早よ気づかなんだ、、、6年目の夏にしてようやく(笑)


これでメンパ制作にも集中できるようになりました。屋根裏換気大事なんですね。古民家移住して夏の暑さにやられている人はぜひ換気扇やってみてください。めちゃいいですよ。



さあ今日からまた火曜日まで通常営業です。皆様よろしくどうぞ

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主前田でございます。川根の気温がぐんぐん上がっております。こんにちわ。


さて久しぶりの休日に晴れ。ということでお布団を一気に天日干しやってます。後は掃除、また掃除。ものぐさなので一気にやらないと出来ないタイプです。おいっす。


IMG_20190724_114142



































この暑い時期は漆かきの真っ盛りですね。今年も漆かきはやることは出来ませんでしたが、2年前はこんな感じで楽しんでました。

IMG_20190724_114416




































漆かき師匠の高橋さんも介護施設に入ってしまい、時々電話で喋りますがまた一緒に漆かきができる奇跡が来ると良いのですが。


さて今日くらいからまた日本列島がものすごい猛暑に逆戻りしそうです。食中毒警報が出ていますね。

IMG_20190818_142045_292


























そんな時こそメンパの威力が発揮されますよね。ご飯が酢えないその力半端ない。

IMG_20190917_093052















































ただいくらメンパ飯が腐りづらいといえどこの時期流石に三日目はやばいです。翌日くらいが限界かと思います。

IMG_20191017_090106















そこで大事な昔からのメンパ飯のコツとしては


梅干しを一緒にお詰めなさい!!とお婆が言う


そういうことです。_MG_4146

















大井屋のメンパは油類やシンナー類は一才混ぜないので梅干しの酸で溶けることもありません。


これね、結構見落としがちなんですが安物の油混ざった漆で塗られているメンパだと梅干しの酸で塗膜が溶けていくんですね。そういうメンパを修理で見たことがあります。


でも混ぜ物なしで塗った漆は酸にはやたらと強いのです。ですから梅干し全然平気なんです。


梅干しをぶち込んだ日の丸弁当がまさに最強なのです。

_MG_4139








































どうしても見た目ばかり気にしがちですが、どんな漆で塗られているか?それはもう皆さんには判断できるものではないので、作った人を信用するしかないと思うのですが大井屋を信じて欲しいのです
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日本の国旗が日の丸と言うのは日の丸弁当だったからという都市伝説があるか知りませんが、多分本当にそう言うところあるのかもしれません。昔の人はほとんど日の丸弁当だったんですから、日本人のアイデンティティという風景なのは頷けます。



メンパリストの皆さん。ここから9月1杯くらいはぜひ梅干しを入れたメンパ飯をお勧めします。


特にこのコロナの日々ではなるべく免疫力を上げておく必要があります。梅干しこそ日本人の免疫力の真骨頂かと思います。ぜひ井川メンパには梅干しを併用ください。よろしくどうぞ


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて今日は石関は蒔絵を。親方前田は木工所で底板の加工をやっております。お昼ご飯食べてたら面白いニュースが飛び込んできました。


 大井屋が漆を仕入れさせていただいている日本最大の漆問屋箕輪さんから魅力的なニュースがリリースされました。漆がコロナをやっつけるっていう話です。あれ?前田は預言者でしょうか?

漆はコロナに効くのかな?

漆の神秘の力について

井川メンパがコロナに効くだろうというエビデンスについて



預言者前田佳則が言うにはですね、コロナには柿渋とか漆が効くやろうという暴言を吐いておりましたが、どうやら暴言ではなくまあまあ真実味が出てきたと言うことでよろしかろうと思うのです。


記事の内容を見てもなぜ?どう言う作用でそうなるのか?と言うのは柿渋も漆も解明はされていません。つまり結果的にそのような効果があるのは間違いないと言うことしか現時点では言えないわけです。


今後いくつかの研究機関が検証していくでしょうが、前田がさらに預言しておきたいのは、漆も柿渋も酵素の塊です。この中に含まれているなんらかの酵素がウィルスを無害化していると言うことなのだろうと思っているのです。あれ?俺メンパ屋やってる暇なくね?



自分的にコロナの性質がどう言う経過で発症を誘発しているのか?非常に気にはなっていました。だって空気感染、エアゾル感染ならもうみんな大体感染しているし感染しても軽症で済んでいる人が日本人にはやたらと多いと言うような感覚がありますよね。もちろん重症になる人もいます何が違うか?

ひょっとすると食生活だけじゃなく、食器のスタイルというのも日本人特有の漆器という文化がまだまだ皆さんの中に残っているからではないか?とも思うわけです。抗体は遺伝するのか?よくわかりませんが、現代生活で漆器を使う人は少ないですが数世代以前までの先祖はほぼ皆漆器を利用していたのでそれがなんらかの効果を引き継いでいるともいえなくもないじゃないでしょうか。。。


前から何度も言うてますけどもメンパの凄いところはご飯がうまい、長持ちするだけじゃないと思うんです。免疫力を向上させるとか何かしらの神秘的経験則の塊だと言うことなのです。川根本町にコロナ感染者が極端に少ない。と言うのも代々井川メンパを使ってきた文化圏だともいえなくもないじゃない?井川メンパ文化圏といえば安倍奥、オクシズ地域もそれですが誰か統計取ってくんねえかな?



メンパ飯が美味くなるのも酵素反応のおかげなのです。それは企業秘密なのでお店でしか喋んないんですが、コロナのためならぶっちゃけてもええかもなあ。



と、言うことで



とにかく、皆さん、メンパおよび漆器。できればそれは柿渋下地のものを。そう言うものを今すぐ引っ張り出してきて使うがよろしいかと思います。コロナを駆逐すると言うよりも、コロナを駆逐する酵素を漆器から少しづつ吸収すると言うことです。それやりましょ!蔵とか物置ひっくり返せば漆器デデくんじゃね?すぐ探せ!掘り返せ!今すぐにDA


今季のメンパはまだ8組くらいなら小判形LLございます。ワクチン打つ前にメンパこうてください(笑)ではまた〜

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やんばいでございます。静岡といえば川根本町、川根本町といえば千頭。そうつまりサウザンズヘッズこと大井川鐵道の終着点でございますところにある井川メンパ大井屋でございます。おはようございます。

ところでなんで千頭は千頭なの?って時々聞かれるし自分でも思うのですが、正直私もなんでそのネーミングなのかよく知らないのです。ただいくつかある事実があります。実は川根本町のずっと上の方、寸又川の最上流部に千頭山という名前の御山があるのです。



いわゆる南アルプス新南部で環境保全地域という今でも人跡未踏みたいな雰囲気のところなのですが、ここからのネーミングだろうということに思います。多分なんかここらあたりの人達にとって大事な関係があったのかもしれませんね。

地図で眺めてみると千頭山周辺は信濃俣があり、古代の山道があった場所だと聞きます。実は中世以前は人々は割と結構こういう山道を通って信州側や甲州側へ移動していたので街道があったのですね。何かしらの仏教遺跡があったのかもしれません。

ちなみに大井屋前田が思うに南アルプス深南部というのは古代においては修験者が行き交う山岳仏教の聖地みたいなもんだったと思っています。パッと地名を眺めても前黒法師だとか大無間だとか聖岳だとか山伏峠、大日峠、勤行峰、天狗石山、智者山など上げ出したらキリが無いくらいに地名にその痕跡が残っているわけです。ただ現在はその記憶を窺わせる伝承や遺跡というのはほぼ失われており、あまり皆様の関心に登ることもないのですが実はとても面白い研究に値する地域だと大井屋は思っております。仏教史や民俗学をやっている人はまだ手付かずの南アルプス深南部を研究してみるのはどうでしょう?そしてぜひ大井屋にその秘密を教えてもらいたいものです。


さて話がそれましたが、千頭山というのがあるという事実はあるのですがそもそも千頭とはどういう意味なのか?

地名とかって結構当て字になっていたり、何かを転じて表現していたりするものですからもうあとは勝手に想像せざるを得ないですね。自分は昔たぶん書いたと思うのですが、それこそ我がルーツ静岡市の井川小河内(こごうち)というところがありますが、金剛地(こんごうち)が転じてそうなったと勝手に思っています。かつて金が山ほど取れていたからですね。

千頭。。。誰かが昔戦があって頭が1000個も並べられたことがあったからだと聞いたことがありますがあのような深山でそのような規模の戦は事実上不可能のように思うのでこれは眉唾だろうと考えます。千寿とか仙手とか千手とかが転じて千頭と当て字下とかの方がまだ可能性があるように思います。今となっては真相はわかりませんが。。。


そもそもなぜ奥大井にはかつてあっただろう修験の痕跡がなくなったのか?というのは割と簡単に想像ができます。明治の神仏分離の際に修験道は神道か仏教へと置き換えられています。そしてその後の教派神道ブームで井川とかこの辺りは丸山教とか扶桑教とか富士講などの山岳信仰系神道から転じた宗教へ変質しています。もともと修験の要素があった土地には御嶽講や富士講や秋葉講みたいなものは割とすんなり受け入れられるはずだろうからです。

丸山教が大井川を席巻した時には新しい神道に熱狂的にのめり込んで皆それまで先祖代々繋いで来た位牌を大井川に投げ捨てたので位牌が淵に溜まったなんて伝承も読んだことがあります。だからこの辺の家系は大体5代目6代目が多いのは、その時に一旦先祖崇拝を白紙にしちゃったからだと言えます。仏教の檀徒を抜けちゃったんですね。。。

私もなんとなく関東を彷徨うようなドライブをしていて丸山教の本庁の前を通りかかって本殿を参拝させていただいて宮司の人に諸々話してたら本殿の奥の過去帳みたいな木札を収めさせていただくところに通していただいたらしっかり祖父の奉納した木札に遭遇しました。あったこともない祖父の自書に触れた最初で最後の経験ですね。人の奇跡とは面白い物ですね。みんな一人じゃない。ずっと繋がっているのですよね。

さてまたまた話が外れたのですが、言いたいことはそんなことではなかった(笑)


静岡県にも緊急事態宣言が出されまして、千頭駅前周辺も飲食はテイクアウト中心になっております。大井屋に来たら帰り飯が食えなかったやないか!と言われては困るのでお知らせしておきます。店舗では食べれませんが、テイクアウトでどっかで買えますので大井川の土手で広げて食えばよろしかろうと思います。


ただそれが言いたかったのですが、なぜか千頭の話に。。。この話もっと喋りたいことがあるですよ。徐福伝説っっていうのがあって〜。。。。そろそろやめにしましょう。。。


大井屋は水木定休日です。ではまた!!


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

今日の奥大井も涼しく過ごし易い気温となっております。皆様いかがお過ごしでしょうか?この冷夏で秋以降野菜の値段が高騰しないか少し心配な大井屋でございます。

さて今日は夏の終わりがだんだんと見えてきた8月後半ということで、また例年通り新年の井川メンパ塗り直し修理へ向けてちょっとづつ皆様へ広報していかなければと思っており筆を取りました。(いやキーボードでした)

_MG_0995

















井川メンパのいいところはなんといっても古くなって傷んだメンパも塗り直して使いつづけられるというところだと思っています。どんなにボロボロでも息を吹き返してくるからヤンなっちゃうわけです。商売的には。。。

IMG_1019


















割れていても治せますんで捨てずに持ってきてください。
IMG_0102


























こういう傷んだメンパさんも実はきれいに生き返ります。

_MG_0874

















塗り直してやればあら不思議。こんなピカリンコになりますですよ。


そして塗り直し修理について、今までは千頭大井屋本店に持ち込みを原則としておりました。しかし現在のコロナ感染状況などを鑑みるに、もう少し受付の窓口を皆様の生活圏内にもご用意させていただきましたのでそのお知らせをしておきたいと思います。

大井屋の提携店

以前から大井屋のメンパを扱っていただいているお店が三件だけあることをお伝えしておりましたが、このうち島田にあるMato,,toolsさんは修理の受付窓口として預かってくれるのです。今まではお店の運営にご迷惑をおかけしてしまうと思いあまりご案内させていただいておりませんでしたが、このようなコロナ時代ともう少しお客様への都合の良さを考えましてMato様のところにお持ち込みいただいても構いませんということで今後ご案内させていただきたいと思います。


島田市稲荷にあるMato,,toolsさん


 
皆様の生活圏に近いところがあればぜひ調べてお持ち込みください。Matoさんのところにも大井屋の井川メンパが少しではありますが在庫がございますので、代わりのメンパとしてお求めいただけることもできますのでよろしくどうぞ。

ちなみに大井屋本店には欲しいサイズがなくても、こちらのお店には存在していたりすることもあるのでまずは確認してみてくださいね。


塗り直し修理はサイズによって4000円から6000円程度となります。詳しくは当ブログなどを参考にされてください。またどちらも取次のみの対応となります。具体的内容を知りたい方は大井屋へ直接ご相談ください。何卒よろしくお願い申し上げます。


さて大井屋は現在秋の井川メンパへ向けて制作まっしぐらでございます。店舗営業も相変わらずやってはおります。メンパの在庫も残り10組ほどとなりました。また在庫不足で休業になってしまうかとドキドキしておりますが、なるようにしかならんので一生懸命頑張るのみでございます。


スタッフ石関もだんだんメンパの作業を覚えてきて一人で黙々と作業することが多くなってきました。皆様とまた楽しくメンパ談義できる日の為に二人で頑張っておりますのでどうぞ秋のメンパ期待しといてください。


もちろん今まで通り千頭本店でも修理の受付を行なっておりますので、夏が過ぎて秋に奥大井へ紅葉でも見にいくがてら持ち込みしていただければ幸いです。


では今後とも大井屋の活動をご贔屓いただけますことお願い申し上げます。また明日!!


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メンパやまげわっぱの修理
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井川メンパのお手入れの仕方
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大井屋までの道順
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井川メンパ大井屋の提携店
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭の井川メンパ大井屋でございます。おはようございます。


さてここしばらく連日の雨、また雨、されど雨でございました。今朝は少し曇っていますが晴れ間がちらほら。この後また天気は崩れていくようですけどやはり太陽が恋しい大井屋でございます。

太陽といえば、大井屋が懇意にさせていただいている電気屋兼絵描きのひさくんにレンジフードをつけたついでに絵も描いてもらいました。ふふふ。こういうここにしかないものが増えていくのはなんとも心強い気がする。太陽描いていうたら黒い太陽になりました。しかも三つあるんで多分違う銀河の太陽かもしれません。

キッチン周りを今後改装して店舗と繋げる計画を立てています。お客さんにお茶のサービスくらいはしていきたいものですしね。少し楽しみにしていてください。




さて大井屋工房2階のスペースがだいぶきれいになってきました。


スタッフ石関とひたすら二日間かけてヒノキの床に総漆塗りを施しました。なんとも贅沢


今回は2回塗りで仕上げてみました。難しい作業ではないのですがとにかく身体が辛い(笑)
大体16畳くらいはあるスペースだと思うのですが、4人足でなんとか終えたわけです。あと漆代考えるとまあまあ贅沢ですが、やはりその分の満足感たるや。おすすめです。

もしお家をリフォームしたり新築したんで大井屋さんに漆塗ってちょうだいよっていう話あれば請けますので相談してください。シンナーや油なんかを混ぜないナチュール漆で施工します。しかも漆には高野山の麓で取れる神秘の水を混ぜたりしております。大井屋的にはそういうの結構大事なんすよね。


当初よりこのスペースで9月よりギャラリー開催を予定しておりましたがここにきてコロナの拡大がちょっと油断ならない状況になってきております。先日来よりお願い申し上げているように県外の方の来店を控えてくださいとお願い申し上げてきました。

コロナ感染症拡大についてのお願い

ただここにきてすでに静岡県も緊急事態となってきており、静岡県民だからどうのこうのというのではもう一緒になってきたと思います。そこで来店のお約束を変更して運用を変えていきたいと思います。


今後は特に県外だろうが、県内だろうが、市内だろうが町外だろうがという感じでの制限は意味が無くなってきましたのでどこの誰でも来店は可能ということにさせていただきます。ただし、全てのお客様にお願い申し上げておきたいのは体調管理ができている人、飲み会いってない人、宇宙人の存在を信じている人、霊界と交信出来る人は優先的に来てくださいということです。

まあ、実は大井屋の店舗は思いっきり換気が良いのでほぼ屋外に等しい環境ですのであまり心配する必要はないのですが、メンパも残り少ないわけです。無理して来なくても次回の生産待てば?というのもあります。ビビらせてごめんなさい。

通販も再開しております。2段小箱や石関蒔絵のお皿なんかも実はあるんで小出しにインスタ等あげていきます。良かったら覗いてゲットしてくださいませ。本当は蒔絵系はギャラリーでお披露目していく予定だったのですがこの感染状況ですとちょっと難しいかもですね。。。でも都会の人も自粛ももう限界だと思うんで思い切って大井屋に遊びに来たら逆にいいんじゃないのかなと思ってますんで、なんとかそこは気合い入れてちゃんとギャラリーオープンさせたいと思っております。


大井屋は相変わらず水木定休日でこの緊急事態宣言でも営業を続けていきますので、もう俺家に閉じこもってんの限界!っていう人はぜひ遊びにきてね!メンパは小判形LLとその浅口がまだいくつかあります。あとお櫃もいくつかございます。あとお皿メンパもあるよ!結構あるやないか!


ではまた明日!

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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井川メンパ大井屋価格表
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蒔絵メンパサービスの値段
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メンパネーム入れサービスについて
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メンパ飯を美味しく食べる方法
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やんばいでございます。静岡県の井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。


さて今日は朝からスタッフ石関姉さんと一緒に2階ギャラリーの床塗りをやっておりました。


メンパと同じようにまずは柿渋で下塗りをして匂いが飛んできた頃、ハイ!!イマココ!!という具合で突如として始まる漆塗りの床作りでした。


いやね、もうね、豪華豪華でございます。ここでこれからギャラリーや石関先生の金継ぎ蒔絵漆塗り教室をやっていくと思うともはや夢しかございません。

今日二人で1日かけてやりましたけどまだ明日もう一回塗ります。心が折れなければですが。。。


これだけの面積をシンナー混ぜないで漆塗りするのってかなり大変なんです。でもね、こんな良い床はやはりないわけです。施工したい人相談ください。大井屋の別事業として承りまっせ!ほんま一生寝転びたい床ですからね。

ではまた明日!

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。


2022・10月より値上げをさせていただきましたので新規の値段はこちらになります


さて実はここ最近ネット上にメンパのプライスを出すのをやめておりました。特に価格を変えたわけではないのですが、どうも大井屋の値段に合わせてネット上で暴利を貪る業者や何某かがいるようでしたので敢えて値段は出さないようにしておりました。


ただここにきて問い合わせが増えすぎてきている事と、石関さんの合流で大井屋のメンパ生産が安定軌道に乗りつつあるので事前に大まかな値段をまたお伝えしておきたいと思います。

先に言っておきますが、値段が安いという井川メンパなら他にもあります。とにかく何でもかんでも安けりゃそれでいいやという人は大井屋の井川メンパを求めないでください。ぜひしっかりと見極めて納得して一生のお友達メンパと出会ってくれればそれでいいと思っています。

大井屋では本来の古代から続く井川メンパの技法や製法を守り、そういったケミカルなもので手安く作るという方向では考えておりません。値段だけでいけば恐らく他で買った方が安いでしょう。それで満足される方にはぜひそちらへ行っていただいて構いませんので大井屋のブログをよく読みこんで全てにおいて嘘の無い大井川めんぱに共感いただける人だけ以下の値段を参考にされてくれるようにお願い申し上げておきます。せっかくここまでたどり着いたのであれば真実がどうなのか?ということを深く理解していく姿勢をお持ちいただけるだろうことを改めて申し上げさせていただきたいと思います。

何度も言わせていただきたいのは、皆さんが値段だけを追いかけることがめんぱの大事なことを蔑ろにして未来へ続くめんぱ職人の可能性をしぼめさせてしまうということにぜひ気づいて欲しいのです。安いだけのものが欲しい人はもっと調べて安いものを追い求めていただければそれで良いだろうと思うので、一生懸命値段で検索してみてくださいね。大井屋は値段というものはそれなりの理由と根拠があって当然だろうと思うのです。

漆塗りの有機溶剤使用について大井川めんぱ大井屋が思うこと


大井川めんぱ大井屋 (全て税込で表示します)

2021/10月より丸型めんぱ全サイズ1000円ベースアップ値上げしました。小判形は今まで通りです。


2021以前に予約されているお客様はもちろん以前の値段で提供させていただいておりますのでご安心ください。下記の値段より千円やすくなります


丸型(5,4センチの深さ)
Sサイズ 8800円
Mサイズ 9900円
Lサイズ 11000円
LLサイズ 12100円

小判形浅口タイプ(3.9センチの深さ)
Sサイズ  7700円
Mサイズ 8800円
Lサイズ 9900円
LLサイズ 11000円

小判形(4,5センチの深さ)
Sサイズ 8800円
Mサイズ 9900円
Lサイズ 11000円
LL サイズ 12100円

丸型Mセット 16600円
丸型Lセット 18800円
丸型LLセット 21000円
丸型赤石セット 27700円

小判形Lセット18800円
小判形LLセット 21000円


お櫃各種15000円から25000円程度となります。


それ以外にも様々な商品がございます。詳しくはブログの過去ログなどを確認ください。カッティングボート、漆のお箸、枡、角メンパ、2段小箱弁当、お重箱、応量器、スプーン、漆プレート。ざっとあげてもこれだけ他にも商品がございます。メンパだけ欲しいということであればそれもまたあまり理解が深く無いようです。ぜひ静岡駅でシンナーくさい井川メンパ買ってあげてください。よろしくどうぞ

お櫃に関してはこの秋にモデルチェンジをすることになりますのでその際にまた詳しく値段を追加させていただきます。


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何度も申し上げておりますように、当店の井川メンパにはシンナーは混ぜていないので無臭です。また曲げわっぱとしてボンドも不使用でございます。全て天然素材でのみ構成させていただいております。値段だけで判断するべきではないということはそういうことなのですが、皆様値段だけを追いかけすぎる為にあまり積極的にネット上でプライスは出していくのは好きではないのですが、これをきっかけにでは何がどう違うというのかを店頭まで来て聞いていただける機会になればと考えております。

井川メンパの神秘を知りたい人はぜひ千頭までお越しいただけることを切に願っております。
また通販も再開しております。現在は小判形LLサイズ 小判形浅口タイプLLのみ在庫がございますので必要な方はメールもしくは電話で相談ください。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。静岡の川根本町千頭井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。

今日も朝からシトシト雨ですが涼しくて過ごしやすい最近です。九州地方の皆様においては大変な状況ですがまずは皆様の安全をお祈り申し上げております。とにかくやばくなる前に事前避難ですね。生きてさえいればなんとかなるもんです。めんどくさいは命取り。ぜひ予報を見て早めに行動してみてください。


さて大井屋の大型新人石関さんがだんだん蒔絵のペースを上げてきたので、そろそろ大井屋メンパに蒔絵書くサービスを本格化させていただこうかと思っています。


蒔絵というのは描く場所やその量で作業量が変わってきますが大体のパッケージ料金というのを決めました。こちらの写真にあるようなボリュームになってきます。


白漆で紋様を描いた上にさらにもう一度クロメ漆を塗り重ねていますので厚塗り仕様にもなってきます。

小判形丸型ともにサービス料金は同じになります。

Sサイズ 6000円
Mサイズ 7000円
Lサイズ 8000円
LLサイズ 9000円

税込となります。千円刻みとなりますので、これより大きい小さいにも対応できます。

また予算的にどうしてもという場合はご相談の上、描く量を調整して対応できる場合もございますのでまずはご相談ください。ただ紋様のバランス的にはパッケージ通りで行くのが一番美しいとは思います。



メンパだけではなく、お客様のご要望に合わせて篠笛に書いたりもしてくれます。前田さんもちゃっかり自分の神楽笛に描いてもらいました。これで吹いたら神様も喜びそうですね。


また蒔絵サービスは大井屋で生産した大井屋印のメンパに限らせていただきます。他の産地や古いメンパについてはそれはそれでその生産者の思いというものがありますので、大井屋では扱うことはしませんのでご容赦ください。


ということで、長年使っていくメンパ。時々気持ちを切り替えたいとかありましたらぜひ紋様描いて気分転換というのはどうでございましょうか?あなただけのメンパというものに一緒に育てていきましょう。


相談はメール電話でも承れます。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。静岡県大井川の上流川根本町千頭駅前井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ!
 
今日も全国的な雨の中奥大井もシトシトと振りしょぼくれております。お店は元気に営業中ですが道中気をつけてください。山道は時々倒木などもあります。できれば島田方面からの太い道をお勧めいたします。


越すに越されぬ大井川。なんて言いますが、大井川は江戸時代を通じて橋の架橋を禁じられていました。それは徳川幕府の自衛政策だったと言います。西国大名が簡単には東国へ攻め込めないようにしていたんですね。確かにこの激流を超えてこれる人間はいないと思います。

ただ実はここより上流の安倍群井川のあたりは俗にいう葛橋というような原始的な橋の架橋は認められていたようです。というのを何かの本で読んだ記憶があります。それだけ大井川というのは自然の要害として重要だったということでしょうね。



最近はメンパのカバぬいという桜カバで曲木を縫い留める作業ばかり集中的にこなしています。同じ作業をずっと繰り返していくと時々ふと考えるものです。なぜ俺は井川メンパをやっているのかな?と。


至極単純にして難解な問いなわけですね。自分の存在意義とかは証明のしようもないテーマですよね。


ただ井川メンパを生業にして商いにして生きているという事実を俯瞰してみるに、どうやらこれは商いを経て己の人間形成を成している行為だと気づくのです。

自分の枠組みからこういう井川メンパを作りたいと漏れ出たように見えて、それは実はそうではないのです。日々接するお客さんのメンパのストーリーや、お弁当箱への期待値。そういうものを拾い集めて自分の阿頼耶識の中で蠢く思潮となって現れてくるように思います。

我々の現世に敢えて科学的な便利さを捨て去ってみる。


シンナーを使わない塗りとかボンドを使用しない曲げわっぱとかそういうのを倒錯した行為と言うにはちょっと違うと私は思います。

むしろ、合理化、効率化、資本最優先を捨てること。その延長上に面白い景色が見えてくる気がするのです。だからといって何もかをボランティアでやってるわけではないのです。それではメンパ職人を育てることはできないからです。


視野をもっと広く持つべきですよね。民藝、工藝、井川メンパという軸に沈澱するべきではないのです。

そう言うのをひっくるめて一周回って戻ってくると気づきます。

ああ、メンパ作りというのは詰まるところ己の人間形成なのだと言うことを。。。


己が魂の有り様がそのまま出てくることもあるのが井川メンパだと思いますし、結果としての井川メンパよりもそれを作り出していく過程において惹起してくる諸々の精神の残滓みたいなもを拾い集めて眺めてみる。

自分自身の凶暴性、脆弱な精神や、欲望だとか。良い部分よりもむしろこのような負の面が見えてくるものです。そしてそれに気づきどのように乗り越えていくのかを考える。そう言う人間形成に大事なものが含まれているように思います。

ちょっと小難しいことを言うてますが、要は井川メンパ作りは自らを創る行為そのもののような気がするなあと言うことです。メンパを作っているのに己が精神を作っているというようなふわっとしたものですね。

これ以上雨降らないで欲しいなあと思いつつ今日も一日一メンパでございます。ではまた明日!


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やんばいでございます!川根本町千頭の井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。


さて全国的に今日は土砂降りですね。奥大井も朝から断続的に雨が降ったり止んだりしながらも着実に山の中は水が溢れてきております。ここからまだ丸一日油断はできませんね。ぜひ皆さんも川には近寄らず安全確保で参りましょう。

ところで大井屋の毎日のお話ですが、お昼ご飯も実は毎日このメンパ飯で食べています。


千頭にフォークノットさんという仕出し弁当と駅前でカフェをやっているお店があります。メンパで弁当を作って配達までしてくれるのです。こちらのメンパも3年くらい前に前田がまとめて作らせていただいたものです。自分で作ったメンパで毎日美味しいメンパ飯が食えるこの喜び。とてもありがたく思っております。

さてこのメンパ飯を見てわかるように、メンパ飯は米を底に密着させておくのがポイントです。先日少しお話しした酵素反応を呼び込むやり方です。

夏に感じる井川メンパのポテンシャル

米をぎゅっとそこに広げておかずはその上にオンさせる。これがポイントです。他にもポイントはありますがまたそれは今度勿体つけながらでございます。


何度でも言いたい。メンパ飯はうまい!でもその美味さを引き出すにはコツがあるんです。自分達でメンパを毎日使うことでそれに気づきました。ぜひ皆さんにも体感していただきたいメンパ飯のすごさ。お店ではちょいちょいその秘密をお話ししてますんでぜひまた前田に聞いてみてください。


ではまた明日!

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定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭の井川メンパ大井屋店主の前田です。ヤッホー


今朝は全国的な大雨ですね。大井屋周辺もまあまあ土砂ぶっております。皆様ぜひご安全にお過ごしください。お盆だからってこんな日に川でキャンプしない方がいいですよ〜。川は本当に怖い時があります。ぜひのんびりとお過ごしください

さて最近はもっぱら曲げた木を桜の皮で縫い留めるという作業。井川メンパではカバヌイという作業をやっております。ひたすらに縫う毎日。そして大井屋の丸メンパは曲げ板の厚みが東海一厚いので(自社調べ)この作業もかなり広背筋や腰椎の周りが疲弊する難儀な作業となっております。



こんな感じでずっとぬい続けていく訳です。大きさを確認しながら、セット商品にするものなどは微妙に大きさを調整しながらやって行きます。


でもってこの桜カバのですね、仕様の変遷を思い出したのでちょっとお伝えしておきます。

井川メンパに限らず日本中の曲げわっぱのほとんどが現在ボンドもしくは米のり、膠などで接着面を補強するようなやり方になっているのはちょっと前回も書きましたけども

井川メンパとその時間

本来の曲げわっぱというのはそういう補強は要らず桜のカバだけで縫い留めるようにできていたと古代の曲物を眺めていると気づく訳です


そこに置いては当然この桜の皮の有り様の変遷というのが接着剤登場に併せて起きてきているのです。

修行時代に使わされていたカバザクラはもっと薄いペラペラして赤味の強いものでした。つまり若い木から取ったもので薄いと見た目も宜しいですし、開けた穴にすっと放り込みやすい訳ですね。


でも古いものを眺めてみるに、このカバはもっと分厚く黒光りする丈夫なものだったように見えます。桜の木ももう少し樹齢が入ったものを利用していたはずで、桜カバがもっと黒光りするような剛性と柔軟性を持つ年代の樹皮というものがあります。大井屋では試行錯誤しながらもやっとこういうものへとたどり着いてきました。

それにはやはり総合的な曲木の精度の向上や錆漆の改良など見えないところで連鎖する技法の構築というのをいくつかも繰り返してきた賜物だったように思います。


ただこの留め方は絶対に昔が宜しいと言い張りたいのではなく、大井屋で目指すノンケミカルなメンパに適している方法論としてたどり着いたことで、現代のメンパや曲げわっぱを否定しているわけではありません。なぜならこういうものを作ろうとした時の企業理念はそれぞれに存在理由があるからです。


ですから日本全国の曲げわっぱファンやメンパファンの皆様は、ここのこういう心意気が好きだ!だからそれを使いたい!と思ったり感銘を受ける部分を大切にすればいいだけだと思います。そこに値段とか見た目というファクターを重視する人達も必ずいらっしゃるのでそれはそれで一つの行動原理だと思います。どうぞもっと曲げわっぱの諸々を調べて、自分の生涯の器と出会ってみてください。当ブログがその一助となりさえすれば幸いです。大井屋のも応援して欲しいけどね(笑)

というわけで大井屋のみなラズ日本の曲げわっぱがどういうものか?ということに真摯に向かい合って行きたいと思う大井屋です。今後ともよろしくどうぞ。ではまた明日!


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やんばいでございます。川根本町千頭の端くれにございます大井川めんぱ大井屋のメンパに魂を売りつけた男といえば前田でございます。おはようございます。

さて本日は定休日ですが、そこら辺は日常と仕事が混淆しておる大井屋さん。今朝も隙をついて秋のメンパのカバぬいをやってみたりのんびりしたりはしております。おはようございます。


大井屋の興味があるのは、何代前のめんぱ屋の誰々が。。。とかそんなことではないのです。むしろそのもっともっと先に居た曲げわっぱとか曲物と呼ばれるものを作った創始者の創造力に追い付きたいと常々考えております。

今までも何度か喋ったことがありますが、どんな時代にどういう意図があってこのような木の器を作ろうと思ったのでしょうか?

木器はどんな地域、時代も普通は刳り物といって堀抜いて器にするのがその原初だと容易に想像できます。

 

曲物というのはまさに曲げわっぱのことですね




自分が考えるに曲物の最大の特徴はその軽さだと思います。軽いというところが最大にして最強の存在理由なのです。つまり、これを原初に創造した民族や集団は森林地帯の移動を生業に置いていた人達だろうというのは割と想像に難くないことだと思うのです。

曲物は大陸からやってきた技術だということはおそらく間違いないと思うのですが、アジア大陸の大森林地帯においてどのような部族がそれを必要としていたのか?なんとなく見えてくることもある気がします。




木工機械の進歩でこのような手作業が減っている分どんなところに現代の曲物師は注力していくべきなのか?答えは簡単です。器に対してどのような効能を引き出すか?大井屋の解としてはご飯が美味しくなる要素を最大限引き出すめんぱ作りなのだというシンプルにして最恐な目標があります。欲を言えばその原初の存在理由。器としての身軽さへ憧憬を込めていけば尚よしでしょうと。


時々訳のわからんことを言う大井屋ではありますが、井川メンパが積み重ねてきた時間というものを追いかけて追いかけて追い越していく途中なので大目に見てやってください。


悠久の時を経て現代に受け継がれてきためんぱやワッパはどのような形であるべきか。それぞれのスタイルで突き抜けるべきなのです。大井屋には、井川メンパにしかできない形を見抜いてそれを今ある方法論と精神論で形に起こしていく。ただそれだけなのですね。



いつの日か静岡の子供らが静岡の大山脈で躍動し生きていくその日を願って。大井屋に今できることをいまなりのリズムアンドウルースで生き抜いていく訳ですねえ。。。


さて明日からまたいつものように作業しながら皆様をお待ち申し上げております。日々メンパと生きる力を込めてお届けして参りましょう。よろしくどうぞ


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋の店主前田です。こんにちわ。

台風一過で空が突き抜ける夏になった奥大井でございます。

ご覧のように千頭駅上空もブルーハワイな色をしております。そんな時でも我々大井屋は普段と変わらぬメンパ作りに邁進しておるわけです。

さて、メンパ作りを日々真剣に取り組んでいけばいろんな発見に遭遇するものです。そういうものを小出しにお店ではお客様にご案内しておりましたが、こういうネットを通じて万人にお伝えしたい話というものもございます。やはりこの話は井川メンパというか本気の漆器の凄さとか日本人と漆がどのように共存してきたのか?という事実に繋がっていくようなお話でございます。


メンパ飯の凄さ。それは実は



蛋白質分解酵素なのです!!!!!!!



いきなりパワーワードがきましたね?ええ。簡単に説明しますよ?

シンナーや油を混ぜない本気の漆を使うと漆の中に含まれている様々な酵素が実は引き出すことができるのです。その中でも特にこの蛋白質分解酵素が漆に含まれております。漆の塗膜にご飯が接地している時にこの作用が起きるのですが、その必要条件としてさらにいくつかの要素があるのです。


それは、、、、、何かというと、、、、、、、、





ふふふふふふ。。。。。続きは大井屋本店にて情報開示させていただきたいと思います。



あとね、メンパ飯でご飯が腐らないっていう都市伝説みたいな本当の話があります。こっちは実は柿渋のタンニンという最強成分のおかげだと大井屋は思っています。どういうことよ?続きはこちらも大井屋本店にてちょめちょとお伝えしております。





いや〜メンパって奥が深いですよねえ?探れば探るほどにいろんな事実が湧きがってくるのです。


自分で作ったメンパで飯を食ったり、柿渋を自家製で作ったり。諸々を自らでやることで気づきは起きてきます。

デパートや駅前やネットで販売されている井川メンパの下地柿渋はどんなものですか?そんなところ皆さん気にしないですよね?でもね、気にするべきなんですよ。本当に美味い飯が食いたいならば。



そもそも井川メンパとは糖質が少ない雑穀類が主食だった奥大井においていかにして人々が労い食の喜びを得るかに叡智を結集させたようなものだと大井屋は思っています。


ひえやあわとかとうきびなんかをどうやったら白米以上に美味しく食べれるのか?そんな秘密に先祖がアプローチしていたんです。きっと。その神秘を追体験するにはまだまだやることはたくさんある訳です。


何度でも言いたい。大井屋のメンパは一生懸命な人に届いて欲しいということです。美味しいご飯に一生懸命な人に届いて欲しいのです。1円でも安くに一生懸命な人にではないのです。


もう一度言いたい。今日は暑い。なんて日だ!


以上です。ではまた明日!

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やんばいでございます。静岡の井川メンパ大井屋店主前田です。おはようございます。

さてオリンピックも終わったようですが日本列島は台風に包まれてますが、久しぶりに涼しい日中を過ごせております。ありがとうございます井川メンパの前田です。

さてどうでもいい話ですがメンパ屋前田が最近取り組んでいるのは?丸メンパの小さいやつをたくさん仕込んでます。

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これは以前作った丸型浅口Mセットというものです。掌にすっぽり収まるコンパクト感。

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そもそも丸型がどちらかというとおすすめな大井屋なのですが、この丸型のミニサイズがとても井川メンパらしいというか他ではあまり見ない可愛さと機能性を併せて持っておるなあと前から思っておりました。


そしてこの秋はこの丸型の1寸シリーズというものを新しく作ろうと思って現在仕込んでおります。今後時々ブログに写真が上がってくると思いますが、なぜこういうものを作るに至ったかというと昨年お皿のメンパというものをいくつか作りました。

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曲げ板が分厚いのがわかると思います。まだお店にはこのセットが五組ほど在庫として残っておりますが、ギャラリー商品にと思ってあまり出してくることがないですがかなり自分としては新しいメンパの形や楽しみ方を提案できるきっかけとなった商品です。自宅でも使っていますがメンパのお皿は陶器とはまた違う温かみがあっておかずも冷めずらく最高だと思っているのです。


メンパという深い器と、メンパ皿という浅い器。その中間点としてどちらにも対応できそうなサイズ感。それが一寸のメンパなのです。


お弁当としても使えて、自宅ではお皿としても活用できる。そういうものを目指して1寸メンパシリーズを出して行きますのでちょっと期待していてくださいね。というお話でした。


さあ、台風の間涼しいうちにやりたいことのあれやこれややって行きたいと思ってます。お店はお盆の間も相変わらずいつもどり水木定休日としてやって行きますのでぜひよろしくお願いします。ではまた明日!!


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。今朝は台風の影響か曇りですが気温は高くないものの湿度高しでちょっとしんどい空気ですね。おはようございます。大井屋です。

さて今日は石関に桜かばの仕込みを教えております。


先日仕込んでおいた秋のメンパの木地をかば縫いしておりますがカバがなくなってきたので補充しないとということでついでにカバ作りを教えています。


井川メンパは皆さんにはどのように認識されているのか不明ですが、まあ詰まるところ漆塗りの曲げわっぱなのです。つまりまげわっぱをまずはどう作るか?という非常に大事な立ち位置から物語が始まるべきなのですね。

大井屋の井川メンパは実はボンドを一才使用していません。え?本当は使うの?って思われるかもしれませんが修行した時は使ってました。ですからデパートや駅前で売ってる井川メンパはボンドが使われています。縫いの数やポジションを見ればわかる人にはわかると思います。


井川メンパの件は動画後半以降に出てきますのでぜひ見てください

この時代の井川メンパはボンドは使っていのか?は定かではないのですがボンドの使用というのはかなり古い時代からもはや当たり前だったようです。ちょっと信じられないしあまり信じたくないのですが。


私が大井屋として独り立ちした時に決めたことがあるのです。

大井屋は古代の井川メンパを復古させるのだということを。古代とはどの時代を指すのか?私の認識では西洋の合理化と資本至上主義の到来以前だと考えています。ですから簡単に言えば江戸期以前というべき気がしています。

その時代にどのような道具立てや心意気でメンパを作ったのか?そこに至るには諸々の変化を辿りなおせば良いわけです。それほど難しいとは思えなかったのでやって見たわけですね。

こちらの動画で出てくる海野想次さんのカバぬいのやり方と私の縫っているやり方では大きく違うのがわかると思います。どちらが正しいか?などということはなく、どのような縫いがメンパに適しているのか考えたその違いなだけです。 

まげわっぱや曲物というのは世の中に井川メンパ以外にも山ほど存在するわけです。そういう意味では我が師は星の数ほどいるわけです。古道具や民具を眺める重要性というのはこういう訳なのです。


さてそんな大井屋の心意気を伝えるべく、石関にはしっかり給料も渡しながら技術や心魂をも渡している訳です。いつか百倍返しを待っている小太り前田おじさんです。そういうことなんで皆さんぜひメンパだけじゃなくてお箸買ったり塗りマス買ったりお皿かって大井屋に石関のお給料落としていってください。前田くんは霞を食って生きて行きますので切に願うところなのです。


さて今日も戯言を述べておりますが店舗は営業しております。静岡県在住者で体調の良い人はぜひ大井屋に残りのメンパ買いに来てくださいね


小判形も丸型もどっちもいいもんですよね!ぜひよろしくどうぞ

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やんばいでございます。静岡県の漆塗りまげわっぱ弁当箱の井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。

さてお盆でございます。お盆というのはどうやら色々見えない世界がお忙しいようで、なんとなくそういうのには敏感な大井屋でございます。あんなことやこんなことを感じたりしているわけです。まいどどうも霊界の方へもこんにちわ大井屋でございます。 


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日々メンパを作っているとどういうものをメンパにこめているかということをしっかり皆さんにお伝えしておきたいと思うものです。

お客様側から見ると値段や見た目というのが非常に大事な要素だとは思います。しかし作っているこちら側からするとそんなことよりもっと大事な要素というのが実はあったりします。


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皆さんが日々使う弁当箱ですが、そういう道具にはそのうちに魂が宿り付喪神になっていくものなのです。
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九十九神とも言います。人の魂というのは己が内側だけに存在するだけではないと大井屋は思っております。

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人が人として成長していく時に全てが新しいものでできているわけではないのに、我々は常にスクラップアンドビルドを前提に現代を生き抜こうとしておるように見えます。

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高い
山のその先にも己が魂や念と言うものは必ず存在していると思うのですが、メンパを通じてそう言うものとどのように共生していくのかをメンパにこめているつもりなのですね。


私の拙い人生の中で感じていることは人間というものはそんなに単純に純粋にはできていないことということです。

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残酷な人間性や後悔や苦悩を呼び込む経験というものは誰しもが、どんなに慎重に生きてきたとしても少なからずは積み重ねてしまうものなのです。


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そういうものとは付き合う以前に、常に祓い清め生きていくという。そういう教えは日本には古くからあるじゃないですか?ということなのです。


つまり大井屋の井川メンパにはそのようなメタファーを組み込んでいるつもりです。

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食べるほどに己が穢れを祓い清めていく。そのような深遠な溜まり色の世界に皆さんを誘うわけです。


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大井屋ワールドに皆さんを引き込みたく今日も全力メンパ作ってます。
メンパの在庫ですが、小判型Lサイズ一組でました。あとはLLが残り六組ほど。LL浅口が五組ほどとなりました。お櫃はいくつかまだあります。よろしくどうぞ

よろしくどうぞ


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主前田です。こんにちわ。

さてこの週末もいつもと変わらず営業しております。全力換気に努めておりますが台風が近づいてきていてもはや屋外と同じような風吹き抜ける店内となっております。皆様引き続きコロナ対策にご尽力いただけますようお願い申し上げます。


さて大井屋の大型新人石関華さん。今日も研ぎと塗りに一生懸命取り組んでおります。そんな石関さんの京都で習ってきた技術をメンパだけに落としていくのはちともったいねえなと思っていた大井屋の前田です。先日落として割ってしまった九谷焼を試しに金継ぎさせて見たのですが、きっちり綺麗に直してしまう石関先生。もはや先生。

そうなんです。本漆で金継ぎもできる大型新人だったのです。 これはいいやないかと。

ということで、ギャラリーも完成が見えてきたところで新たなアイデアが湧いてきたので早速実現していこうと思います。大井屋2階のギャラリースペースを利用して金継ぎと漆塗りと蒔絵をMIXした大井屋教室をこの秋から開催していこうと思っております。ワークショップのように自分で全てを一通り経験できるように私と石関で皆さんとコミュニケーションしながら教室をやっていくことにしました。

当然大井屋さんとしてのメンパ教室もオプションでそのうちやるかもしれませんけれど、まずは石関さんによる金継ぎ教室からスタートしたいと思っております。

金継ぎやって、漆塗りやって、その器に蒔絵も書いてメンパも体験できるそんなミラクルな教室をやっていこうと思っておりますので、また詳細が決まりましたら当ブログにてお知らせして行きたいと思っております。まだ少し先ですがこの秋くらいからやりたいなと思っております。

見渡せば大井屋には古い漆器がたくさんストックしてありますので、お椀が塗りたい人はお椀を。お重を塗りたい人はお重を。御膳を塗りたい人は御膳を。という自由度の高いことができるわけですね。そしてお昼ご飯にはメンパの仕出し弁当もついてくるかもしれません。なんとも楽しい大井屋体験をご提供できることでしょう。


この夏も全力で駆け抜けております。ぜひメンパだけでなく大井屋での体験を楽しんでいただきたくそんなことを考えております。興味のある人はブログチェックしといてください。よろしくどうぞ

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

メンパネーム入れサービスについて
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077960438.html

井川メンパの通販 
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html

メンパ飯を美味しく食べる方法
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077312861.html

メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html

井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html

大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html

井川メンパ大井屋の提携店
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078329902.html

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日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて今朝も夏っていう感じの朝日です。ギュンギュンに日差しが降ってきております。皆様熱中症には充分ご注意ください。私も連日灼熱の中、さらに薪で火を燃やして秋のメンパを曲げるまぐり作業で滝汗→水風呂→滝汗→水風呂というまるでサウナのような日々を過ごしております。前田です


夏のこの暑い時期に灼熱の作業を喜んでやる。ドMんぱ屋でございます。
ただこれだけ暑いと木も綺麗に曲がるわけです。そういう意味で喜んでしまうやはりドM田です。


今回はおひつ類と丸型を中心に怒涛の勢いで仕込みをやっております。多少小判も作りますが秋は1年ぶりにお櫃をたくさーん作る予定でおります。今回お櫃は大きくモデルチェンジしました。小ぶりのものからもっと大型のものへと幅を広げております。今までのような中くらいサイズは減らしました。なんとなく皆さんが使いたがるお櫃のイメージが見えてきたわけです。ぜひ秋を楽しみにしていてください


さてオリンピックで世の中は多少盛り上がりましたがここにきてやはりコロナ感染症の勢いがすごいことになってきそうに感じている大井屋でございます。誰かに言われてからではちょっと遅いと思い、大井屋独自判断で感染症に対する自己防衛として店舗運営の簡単な制限を皆様にお願いしておきます。

まず大井屋の環境ですが常に窓は全開で換気は充分過ぎるほどとっておりますが、普段奥の工房を希望者には見学をしてもらっておりますが、スタッフの環境もありますので今後しばらく塗り部屋や工房の見学は控えさせていただきたく思います。ご容赦ください。


そして今後の来店者はしばらくの間は


静岡県在住者に限らせていただきたくお願い申し上げます



勝ってな要望で大変申し訳なく思いますが、県外の方や帰省されてこられた方は基本的には来店を控えていただきますようにお願い申し上げます。どうしても来店したい方は事前にお申し出いただき相談の上であれば来店可能とさせてください。当方親族に高齢者の要介護者がおります故このような判断とさせていただいております。不愉快に思われる方もいらっしゃるとは思いますが何卒ご理解賜れますよう再度お願い申し上げます。

ただし県外の方などについては通販対応となってしまいますので臨時通販キャンペーンとして大井屋の商品を何か通販にて購入いただいた方には大井屋オリジナル豆メンパ手拭いをサービスさせていただきます。


といっても何か皆様の在住証明を求めるものではなく、あくまで皆様の善意にすがる対応となります。県内在住の方でも体調がよろしくなかったり、身近に何か心当たりがある方は一旦来店を再考していた抱けることをお願い申し上げます。
ワクチン接種したのでという方もおられるとは思いますが、まだその社会的効果は証明されたわけではございませんのでなるべくその旨ご理解賜れますことを願っております。



と、いうことでSNSを通じて少しでも皆様に大井屋の商品や活動を楽しんでいたける企画を考えて行きたいと思っております。遅咲きのユーチューバーにでもなろうかな?とか。多分やらんけど(笑)


この夏をどう乗り切るのか?それぞれにそれぞれの想いがあると思います。私もそれをメンパに乗っけてやっていこうと思っております。よろしくどうぞ


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

なんだか最近午後になると突然の雷雨な毎日です。今日も外は土砂降り。少しひんやりしてきたんでその隙にブログ更新でございます。


最近はすでに秋のメンパに向けて取り組み始めています。

木を曲げる木ごろしから毎日汗だくになりながら取り組んでおります。もうね、汗が何リットル出るんや?ていうくらいに雨降らなくても一人土砂降りな毎日です。そんな中石関はクーラーの効いた漆べやでずっとギャラリー用のリメイク漆器を漆塗りしておるんです。なんというホワイトカンパニー。塗ってるのは黒いのに心意気はホワイト。そんな大井屋です。


さてそんな毎日の中新しくまだまだ新商品が出始めてきています。メンパ屋なのにメンパ以外がとても充実してきているというこのアンビバレントがなんとも言えないわけです。

ダルマが大好き達磨おじさんの前田がノリで言ったら始まりました。子だるまのアクセサリーシリーズ。石関が蒔絵で可愛いだるまを描きました。可愛い系とそれっぽい系と突き抜けた系をご用意する予定です。ペンダントやキーホルダーとしてのご利用は人それぞれです。ありそうでない、なさそうでここにはあるそういう商品群を作っていってます。




漆塗りアースプレートのスクウェアタイプもできました。菓子器を応用した角メンパもたくさん出来上がってきました。明日から早速販売開始してゆきます。


とそこで現在のメンパの在庫状況でございますが、小判形のLLとLLの浅口タイプどちらも残り八組ほどとなりました。つ、つ、つまり、、、、今季のメンパ自体の在庫もあと20組はあるか知らないかしら?というこの現実にちょっと見て見ぬふりを決め込む前田です。泣きながら明日からもまた木ゴロシやっていきます。。。。ぴえんとか言うきもいおっさんメンパ師がいたらそっと見ないふりしてください。押忍



ではそう言うことで小判形欲しい人はお早めにご来店ください。よろしくどうぞ


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やんばいでございます。川根本町千頭の井川メンパ大井屋でございます。どもども

実は大井屋の工房2階にギャラリーを作っていたのですが、いよいよ完成が見えてきました。


真横をSLが駆け抜けるとても面白い立地なのですが、大迫力でトーマスとかも眺められるギャラリーになりました。檜の床に漆喰の壁。日本的というものを全部乗っけたようなギャラーでございます。

ギャラリーでは今後メンパだけではなくていろんな漆器の食器を販売していこうと思っております。


手始めに明治、大正期などにたくさん使われていたオールド漆器を補修リペアして普段から使える実用漆器をギャラリーにて販売していこうと思っております。

こういうお椀とかは木地から作るとべらぼうに高くなってしまいますが、リペアしてあげることで安価に本物の漆のお椀が提供できます。御膳や食篭や栄重箱なんかも展開していく予定です。静岡の皆さんにぜひシンナーや添加物のないナチュールな漆器を利用していただきたく大井屋本気出していこうと思っております。



次回の秋のメンパを仕込みはじめました。今回は丸型を大量に仕込んでおります。ですので今回小判をゲットできなかった皆様は次次回での提供になるので小判型は半年以上の待ちになって参ります。ゆっくりじっくり待っていてください。


というわけで井川メンパ大井屋この夏も全力疾走しておりますが、店舗は通常営業しております。祭日などに関係なく水木が定休日でございます。ギャラリーのオープンは9月初日を予定しておりますので、ぜひギャラリーオープンに合わせて遊びに来てください。記念品なんか用意しても面白いかもですね。そんな暇あるかなあ???


では今日も1日1メンパ!よろしくどうぞ

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。おはようございます。

さて先日お店を再開させていただきまして連日お客様が待っていたよと来店いただいた日々にてなかなかブログなど書く時間がなく申し訳ありませんでした。僕達生きてます!!ちゃんと営業してます!!安定の水木定休のまんまでございます。よろしくどうぞ

電話やメールで営業してはるんですか?ほんまですかあ?と探りを入れられることが多くなっております。大丈夫です。ちゃんと営業しながら次回のメンパも作っています。 こいつらがカタチになってくるのも3ヶ月くらい先でしょうか。。。そういう意味ではその頃生きているか?不安ではあります。経済的な意味で。。。

ところで今の在庫状況は?とも探りを入れられることもまた多くなっています。先日ご案内したようにメンパはお櫃か、小判形LL、LLの浅口。あとは少量ですが丸型の蒔絵メンパが幾らかだったんですが。角メンパが塗り上がってきましたのでお店に出し始めました。写真を載せたいですがインスタとの連携がうまく出来ない仕様変更がありちょっと困ったなあという感じです。

_MG_1384



















この時期柿渋の仕込みを例年行なっているのですが、今年は家族の健康問題もありどうしようかな?と思っているところです。やるならもうそろそろ準備しておかないとなあ。


大井屋はメンパに使う柿渋を完全自家製で作っています。井川メンパ海野さんもそうだったようですね。メンパ屋をやるとこの渋下地を非常に大事にすべきだと思うようになりました。デパートで売ってる井川メンパってなんであんな柿渋塗らないのでしょうね?それは自家製で作らなくなったからだということに他ならないと思うのですよね。要はケチる訳です。


メンパとか工藝というものは手を抜こうと思えば実はいくらでも抜けるし、逆にかけようと思えばいくらでもかけれる。じゃあどのあたりに重きを置いて制作すべきか?
大井屋の大事にしたいのは皆さんのメンパ飯が美味しいか?美味しくないか?シンナーくさいのか?無臭なのか?酵素反応は起きるのか?起きないのか?

そういうところだと思っております。

_MG_2540



















目に見えないところにこだわるとかやっているといろんな真実に気づき出すものです。

_MG_2492


















メンパの真髄は形や綺麗さを誇るものではないと大井屋は考えています。
先祖が高い山の峰々で長く辛い山道を行く中で、一服の至福をメンパ飯で表現していたと思うにそこに寄り添うことこそが井川メンパの生きる道なのだと強く思うのです。

飯がうまい!飯が腐らない!メンパが可愛い!


そのあたりを掘りに掘る大井屋なのです。

_MG_2549


















神仏が混淆していたあの時代の叡智が井川メンパには込められていると思っています。

神仏を分離したことで西欧的近代へアプローチした日本人ですが、井川メンパこそはそれ以前の森羅万象と神仏を習合した叡智の中で産まれてきた結晶だとも大袈裟に言えば言える訳です。

それを今風に言えば、漆や柿渋やヒノキの絶妙な酵素複合体を完成させているということなんです。詳しくはまた店頭にてご説明申し上げております。井川メンパの本当の姿は古の中にこそ眠っている。そういう風に大井屋は思っています。デパートになんかある訳ないじゃないでしょうか?みんなもっと一生懸命メンパのこと一緒に考えようね♪

ポップにディスるのが上手な大井屋ですが、まあお客さんが喜んでくれることが一番大事な訳ですのでギャラリー作ったりカトラリー作ったりしてもいます。メンパだけじゃなくてそういう楽しみが千頭の井川メンパ大井屋には眠っているので、ぜひみに来てくださいね!あとお店じゃないと予約は受け付けられません。どうぞご理解賜りたく存じます。


では今日も一日1メンパ!よろしくどうぞ

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やんばいでございます。静岡県の皆さんに愛されてはやうんビャク年の井川メンパを古来の伝承通りに作っていこうとやっている井川メンパ大井屋でございます。こんばんわ。


さて今日は発送をいくつかと入金出金とか事務仕事をやっつけつつ、メンパだけじゃないことを諸々と進めておりました。

ちょうど一年前、石関が大井屋に乗り込んできてどうしてもどうしても大井屋でファンタジスタになりたいんです!とちょっと訳のわからないことを言ってきました。前田は思ったのです。この子にダルマを持たせたらどうなるだろう?と

ということでその場でダルマプレートを切り出して京都に帰るのにかさばる荷物として持たせたのです。石関にはこれで何か新しいものでも作ってみなはれと宿題を出したのです。

今年の春晴れて大井屋に就職してやってきた石関たん。京都に持っていたまんまでそのまま持って帰ってきました。漆も塗ってないし、日焼けもしてないし、飾ってもいなかったんかいと。

そんな可哀想な旅したダルマさんたちをやっと救助していよいよ一年たって漆を塗り始めました。実は一年ともう少し前にこのダルマプレートは前田が作り始めたのですが、メンパでどえらい忙しくなりすぎてすっかり作る時間も暇も無くなっていたのでした。


ギャラリーもそろそろ完成が見えてきた。いろんな新商品が揃ってきた。ただ何か足りない。。。。
何が足りない?そう自問自答した時にこのダルマが蘇ってきたのです。しかも木を切ってある石関に預けてあるのがあったじゃねえかと。

んでもって今日昼間この漆を塗られたダルマな板を前田研いでいたんすけどね、ふと思ったんですよ。。。ギャラリー作るならアクセサリーとか置きたいじゃない?とかって。。。

塗り部屋で漆塗ってる石関先輩に聞いたんです。漆塗りのアクセサリーとか作りたくね?と。普通は師匠が漆塗って弟子が研ぎ仕事するんですが、そこは普通じゃねえ大井屋です。

仕事を終えて悶々とする前田は温泉に行くのも忘れ気づいたら木工所の床に転がっていた檜を眺めていました。


き、聞こえる、、、、、達磨太子のポップな歌声が、、、、





いうことで・・・・


ミニダルマペンダントを作ることにしました。取り急ぎ木地を何パターンか切り出してきました。今宵はこれらを眺めてどんなダルマになっていくか漆塗り升で酒を飲みながら想像しようと思っております。ハイ


ギャラリーがだんだん完成してきています。8月にはお披露目できると思いますのでどうぞみなさん楽しみにしといてください。よろしくです。


ではまた明日!


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主前田です。こんにちわ。

さて店舗営業再開2日目ですが今日もやんわりと忙しい感じでした。多くの来店ありがとうございます。励みになりました。いつも応援してくれているんだなと心から感謝でございます。


さて大井屋では井川メンパを通じてシンナー不使用、化学物質不使用な匂いのしないノンケミカル漆器を世の中に提供していきたいという思いがございまして、ここにきて一気に新しい商品群を投入して行っております。その中でも特におすすめなのがこのURUSHIアースプレートです


たいそうなネーミングをしてみましたがなんのことはない、檜の一枚板で最大直径28センチからのシンプル丸プレート四枚組でございます。実はこの幅の無節のひのき板は買うとかなり高いので市場にはあまりこういう商品がないわけです。製材から行う大井屋だから提供できる面白い商品だとも言えます。エヘンエヘン


石関さんがあっという間に朝食セットを作り、前田のおじさんが写真を炎天下の中取るという連携で商品どりをしましたけど漆のシンプルな感情を一斉に集めたようなこのプレート

28センチ四枚組 税込18500円
26センチ四枚組 税込17000円

2タイプ作りました。お料理の幅も広がりますし何より楽しいがわんさかです。展開初日から1組お嫁に早速出て行きました。まだまだ黒いですけどどんどん木目が透けてきて素敵なヒノキプレートに育って行きます。ぜひ皆さんの日々の食卓にご利用ください。


では明日も一日1メンパでございます。予約対応が概ね連絡を終えております。おや?私にはまだ連絡が来てないわ、、、、という方がおりましたらお気軽に店舗までお電話ください。よろしくどうぞ


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井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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