さてここ数日バタバタと過ごしておりました。そして股関節のストレッチしすぎて微妙な腰痛を発症しながら健康とは何か?自問自答しているそんな前田です。改めましてこんにちわ。
さてさてなぜ色々バタバタとしていたのか?ということですが、まだ詳細ははっきりしておりませんがちょっとメディア取材を受けておりましたので、近日静岡ローカルではありますがちょとだけまた大井屋が出ると思います。その諸々でバタバタとしながら川根本町の町議会選挙があり、その応援などでもバタバタとしておりました。関係者の皆様お疲れ様でした。
川根の町議会選挙において今回は残念ながら立候補者が定数ちょうどということで無投票になりました。田舎の選挙というのはリアリティの塊でものすごい盛り上がるし、ほんとちょっと面白いのでぜひ今回も楽しみながら応援したりしたかったのですが、こっちも若干不完全燃焼。。。
自分は井川メンパをやりながらももういくつか気にしていることがあります。それはこの静岡の山間部の人口減少と、地域コミュニティの変容を如何にして次世代へソフトランディングさせるかということなのです。だって井川メンパみたいな地域の固有名詞を掲げている以上、そこへの憧憬と畏敬の気持ちは忘れてはならないと心底では思っているからです。
おや?いつもふざけている前田くん。今日は結構真面目に書き始めたな?と思ったそこのあなた。やっぱり大好きです。
自分がこの千頭に移住してきたのは5年半前ですが、否が応にも川根だけでなく山間部の諸問題の共通点に気づかざるを得なかったわけで、それを今後どう解決していくのかは覚悟を持ってここいらに住み続けていく一人の人間として関わる必要性があると信じるからです。
人口の加速度的な減少は地域という概念を崩壊もさせますし、そうなり始めると拍車がかかるのは政治を主導する側の無関心が起きてくるからです。過疎地の選挙民は利害関係と生活に政治が直結する事象が多いためにものすごい政治に関心を持っているというのに巨大な政党や政治手法は田舎を無視するので都会とは逆の現象が起きて田舎置いてけぼりになるのです。そもそも市町村の大合併以降末端の過疎地には選択権すらなくなったわけです。だって大きな行政区の中に入れば票田の少ない過疎地はいわゆるお荷物扱いでまともに取り合ってくれる政党や議員はいないということになるわけですね。これはみなまで言わんでもご理解いただけるナイーブな話だと思いますので察してみてください。
この川根本町においては都会との融合を避けて来たおかげで未だ独立独歩の機運があると考えていました。ただ、 今回のように無投票になればいずれにせよ議会の機能不全という結果を招きかねず、田舎のおっさんには抗い用もない大きな政党の思惑の道具にされかねないという危惧がございます。ですから察して察して察してみてください。何を言わんとしているかを。
川根本町という町は大井川という一級河川を抱えています。そこからの恩恵もたくさん得ているわけですが、その根幹を揺るがすリニアの問題やダムの問題をも抱え込んでいるわけです。それらを誰が意図してどのように誘導しようとしているのか?そんな借景を感じながら闘える議員やグループが今ここにおりましょうや?
メンパの商売においても、自分達だけのことを考えていれば安泰な部分もあるかもしれません。ただそれは私にとってとてもけつの穴の小さい未来しか描けない選択なのです。もっと大きなところから井川メンパの未来を見据えていきたいと思っているし、その未来へ向けて打てる布石は準備するのも前田の仕事だと思っているのです。そのためにはいろんな人と出会い、協力し、時に議論していく必要があると思っております。
娘の成長を見るに、不確かな未来を親が提供するわけにはいかんと毎日心に思うのです。
世代間において感性や主張や主義はかなり乖離している現代です。ただ権力というかイデオロギーを誘導しているのは未だ高齢者世代です。国会をみてください。地方議会を眺めてください。皆60代以上が並んでいるわけです。どうしてこうなった???40代の私も若者とは呼べませんが未だそういう意味では世の中のマイノリティなのです。
その中で如何にして山間地の未来を突破していく人間が現れるかは政治の話を抜きには成立しないと思うからです。
ちょっと難しいこと言いすぎたな。。。。でもこういう本心を洩らすのはこれ大事ですよね
本心を言います。別に理念や主義が違っていても構いません。大事なのは女性や若い人間が議員になる機会を増やさねば旧態然とした社会から抜け出せず、いずれ山間地は食い潰されておき忘れられるでしょう。その良い例がもっと山奥を見ればわかるでしょう。そうならないようにして、そうなったところを如何にして掬い上げるのか?これも井川メンパを司る衆には求められていく大事な要素なのだと思っているのです。
私ども大井屋の作る井川めんぱはあくまで食の恩寵を感じる器でありますが、その阿頼耶識には様々な山と川と谷の山川草木悉皆の全てをも収めようと日々努力しています。感じるか?感じないか?はあなた次第ですし、数世代のちにあなたの今のめんぱを治して使ってる末裔が理解するかもしれません。
大井屋の作る大井川めんぱとはもはやそういうものなのです。いつも前田は大袈裟であります。
大井川めんぱ大井屋へ名称変更のお知らせ
秋めんぱいよいよ大詰めになって来ました。一部仕上げ塗りに移行しております。さあ、どのタイミングでめんぱができるのか?皆様もヨーイドンでみに来て欲しいものです。10月も大井屋ブログをご注目いただけましたら嬉しいです。
井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html
メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html
メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html
井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html
蒔絵メンパサービスの値段
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892683.html
メンパネーム入れサービスについて
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077960438.html
井川メンパの通販
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html
メンパ飯を美味しく食べる方法
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077312861.html
井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html
大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html
井川メンパ大井屋の提携店
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078329902.html
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com
営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜
井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。
ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。
メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。
ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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