やんばいでございます!静岡県の大井川真ん中少し上、川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おはようございます。
さてさて今日はすっかり雪も溶けて穏やかな川根本町と奥大井です。皆様いかがお過ごしでしょうか?大井屋は塗り直し修理を終えて休む間もなく一気に返却の連絡などをさせていただいております。100件以上の連絡を個別にやっておりますので時間がかかります。まだ連絡ないぜ?って方ももう数日お待ちください。多少手直しが必要なものもあるので連絡がないのに取り来ても用意できていない方もいますので携帯へのショートメールをお待ちください。連絡あった人はどんどん受け取りに来ていただいて構いません。
また発送が必要な県外の方などはまだ来週以降にまとめて送っていきますので今しばらくお待ちください。
さて改めての周知でございますが、漆は表面は固まっておりますが深部についてはまだ3ヶ月ほどかけて硬化しなければなりません。その間にはカブレの成分が滲み出てきますので、焦って使わないでください。どれだけアナウンスしてもやはり伝わらず唇をたらこ唇に腫らす人もいらっしゃいます。
ですのでできればお店まで引き取りに来てくださいね!ってお願いしているのはそういうのをしっかり刷り込まなければいけないからということもございます。せっかく復活しためんぱなのにかぶれが怖くて使いづらくなっちゃったでは意味がありません。漆はしっかり硬化しさえすれば誰もかぶれないのです。最近の漆器はいろんな混ぜ物やそもそも本うるしでもなかったりするものもあるのでカブれのアナウンスが薄いように思います。
大井屋の漆は下塗りから全て自分たちで天日クロメした濃度の高い漆を使用していますのでカブれには特にご注意くださいますようにお願い申し上げます
ということなんですね。ぜひ自分の安全は自分でお守りいただけますようにお願い申し上げておきます。自分は漆には全くカブれないという特異体質ですのであまり実感はありませんが、石関さんは少し漆に弱いので時々カブれております。塗ってるだけでもかぶれるわけですので皆さんそこんとこ本当に注意してください。
環境にもよりますがこの冬場は温度が低いので必ず90日程度は寝かしてから使うことを推奨しておきます。特にお子様にご利用させたい方は尚のことご注意ください。かぶれが嫌で一生漆器は使いまい!と思わせてしまうことほど前田の罪は深くなるわけでございます。お願い致しますです!
昨日は千頭の敬満大井神社春祭りでした。神楽を始めた石関さんは今回が初参加となりました。
前田は子守と店舗対応のため神楽には出られませんでしたが、なんだか親方衆も楽しそうに笛を吹いておりました。楽しいって大事ですよね〜
前田も千頭に移住してはや丸6年を迎えようとしております。移住前から神楽には興味がありましたし、それを軸に川根や井川の郷土民俗を調べるようになりました。歴史を知るとは単なる年表ではなくそこかしこにまだ伊吹の残っている風習やしきたりを体感することなのだろうと思っております。
千頭神楽に興味の湧いた人はこちらへ
石関さんが移住してきてくれて神楽にも参加してくれて面白い展開になってきました。おじさんとかおじいさんだけでやっててもやはりそこがそもそもみんなの興味が薄れるのだろうとも思います。千頭の神楽は他の神楽のように無形文化財などの指定は特にありませんが、神社の各式からすると大井川筋では格段に高いと聞いており、敬満という名称がついていることでそれがすぐにわかるそうです。
地域のみんなで残すだけではなくて、こういう文化そのものを愛して維持することに参加するのは何も地域的特権というものでもないと思うのです。街住まいであろうと、縁もゆかりも無かろうと大事なのは八百万の神達ともにきこしめせとかしこみかしこみ物申すというその一点に置いて何かを共有したいという人が維持し参加していくべきだろうと思うのです。
だってよく考えてみてください。神社ってめちゃくちゃたくさん存在してますよね?
全ての神社で神楽を維持することはできなくても、いくつかの神社を兼務して神楽を納めていくこともできるじゃないですか?時代はそこに追い付かせないとどこの社もそのうち忘れられていくだろうということなのです。
それには楽しいということがまずは一番大事です。祭りなんだからね。
千頭の神楽は面白いですよ。川根本町に移住してきたとか、元々住んでるけどなんか縁がなかったとかいう人はぜひ大井屋に遊びにきてください。一緒にやりませんか?笛吹いて踊って神さんと時々挨拶するという習慣を取り戻そうやないですか?
いつか前田の出っ張った腹で恵比寿大黒っていうのやりたいなと思っております。やはり自分は喜劇向き!
ということでぜひ大井屋までめんぱ以外でも遊びに来てくれると嬉しいぞ!と
ではではまた明日!
古い井川メンパの塗り直し判断基準
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079221033.html
大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079197377.html
曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079212989.html
大井川めんぱの機能性、精神性、霊性
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079132944.html
大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html
井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079105560.html
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079114116.html
井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html
伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079034901.html
メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html
メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html
井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html
井川メンパの通販
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html
井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html
大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html
井川メンパ大井屋の提携店
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078329902.html
Twitterアカウント maedapassion
インスタアカウント 01234chandesu
Facebookアカウント https://www.facebook.com/maedapassion
日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで
静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com
営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜
井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。
ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。
メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。
ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
にほんブログ村
工芸ランキング
さてさて今日はすっかり雪も溶けて穏やかな川根本町と奥大井です。皆様いかがお過ごしでしょうか?大井屋は塗り直し修理を終えて休む間もなく一気に返却の連絡などをさせていただいております。100件以上の連絡を個別にやっておりますので時間がかかります。まだ連絡ないぜ?って方ももう数日お待ちください。多少手直しが必要なものもあるので連絡がないのに取り来ても用意できていない方もいますので携帯へのショートメールをお待ちください。連絡あった人はどんどん受け取りに来ていただいて構いません。
また発送が必要な県外の方などはまだ来週以降にまとめて送っていきますので今しばらくお待ちください。
さて改めての周知でございますが、漆は表面は固まっておりますが深部についてはまだ3ヶ月ほどかけて硬化しなければなりません。その間にはカブレの成分が滲み出てきますので、焦って使わないでください。どれだけアナウンスしてもやはり伝わらず唇をたらこ唇に腫らす人もいらっしゃいます。
ですのでできればお店まで引き取りに来てくださいね!ってお願いしているのはそういうのをしっかり刷り込まなければいけないからということもございます。せっかく復活しためんぱなのにかぶれが怖くて使いづらくなっちゃったでは意味がありません。漆はしっかり硬化しさえすれば誰もかぶれないのです。最近の漆器はいろんな混ぜ物やそもそも本うるしでもなかったりするものもあるのでカブれのアナウンスが薄いように思います。
大井屋の漆は下塗りから全て自分たちで天日クロメした濃度の高い漆を使用していますのでカブれには特にご注意くださいますようにお願い申し上げます
ということなんですね。ぜひ自分の安全は自分でお守りいただけますようにお願い申し上げておきます。自分は漆には全くカブれないという特異体質ですのであまり実感はありませんが、石関さんは少し漆に弱いので時々カブれております。塗ってるだけでもかぶれるわけですので皆さんそこんとこ本当に注意してください。
環境にもよりますがこの冬場は温度が低いので必ず90日程度は寝かしてから使うことを推奨しておきます。特にお子様にご利用させたい方は尚のことご注意ください。かぶれが嫌で一生漆器は使いまい!と思わせてしまうことほど前田の罪は深くなるわけでございます。お願い致しますです!
昨日は千頭の敬満大井神社春祭りでした。神楽を始めた石関さんは今回が初参加となりました。
前田は子守と店舗対応のため神楽には出られませんでしたが、なんだか親方衆も楽しそうに笛を吹いておりました。楽しいって大事ですよね〜
前田も千頭に移住してはや丸6年を迎えようとしております。移住前から神楽には興味がありましたし、それを軸に川根や井川の郷土民俗を調べるようになりました。歴史を知るとは単なる年表ではなくそこかしこにまだ伊吹の残っている風習やしきたりを体感することなのだろうと思っております。
千頭神楽に興味の湧いた人はこちらへ
石関さんが移住してきてくれて神楽にも参加してくれて面白い展開になってきました。おじさんとかおじいさんだけでやっててもやはりそこがそもそもみんなの興味が薄れるのだろうとも思います。千頭の神楽は他の神楽のように無形文化財などの指定は特にありませんが、神社の各式からすると大井川筋では格段に高いと聞いており、敬満という名称がついていることでそれがすぐにわかるそうです。
地域のみんなで残すだけではなくて、こういう文化そのものを愛して維持することに参加するのは何も地域的特権というものでもないと思うのです。街住まいであろうと、縁もゆかりも無かろうと大事なのは八百万の神達ともにきこしめせとかしこみかしこみ物申すというその一点に置いて何かを共有したいという人が維持し参加していくべきだろうと思うのです。
だってよく考えてみてください。神社ってめちゃくちゃたくさん存在してますよね?
全ての神社で神楽を維持することはできなくても、いくつかの神社を兼務して神楽を納めていくこともできるじゃないですか?時代はそこに追い付かせないとどこの社もそのうち忘れられていくだろうということなのです。
それには楽しいということがまずは一番大事です。祭りなんだからね。
千頭の神楽は面白いですよ。川根本町に移住してきたとか、元々住んでるけどなんか縁がなかったとかいう人はぜひ大井屋に遊びにきてください。一緒にやりませんか?笛吹いて踊って神さんと時々挨拶するという習慣を取り戻そうやないですか?
いつか前田の出っ張った腹で恵比寿大黒っていうのやりたいなと思っております。やはり自分は喜劇向き!
ということでぜひ大井屋までめんぱ以外でも遊びに来てくれると嬉しいぞ!と
ではではまた明日!
古い井川メンパの塗り直し判断基準
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079221033.html
大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079197377.html
曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079212989.html
大井川めんぱの機能性、精神性、霊性
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079132944.html
大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html
井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079105560.html
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079114116.html
井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html
伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079034901.html
メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html
メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html
井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html
井川メンパの通販
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html
井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html
大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html
井川メンパ大井屋の提携店
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078329902.html
Twitterアカウント maedapassion
インスタアカウント 01234chandesu
Facebookアカウント https://www.facebook.com/maedapassion
日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで
静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com
営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜
井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。
ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。
メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。
ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
にほんブログ村
工芸ランキング