やんばいでございます。川根本町千頭の井川メンパ大井屋でございます。こんにちわ。
さて最近日中の寒暖差がえぐい川根本町です。朝は15度くらいまで冷えたと思ったら日中は30度超えてくる。なんなんだいったい!まあまあ身体が大変です。皆様ご自愛くださいませ
さて今日は最近気づいてきた井川メンパ飯の伝承の話を少し
えーとですね、静岡市葵区井川でやっていた井川メンパ海野さんのところで井川メンパを買いに行くとおばあちゃんがいつもこんな説明をしていたと言うのが結構お客様からも聞かせていただくことがあります。私も以前味のあるあのおばあちゃんの語りを聞いたことがありますけども、いいですね。ああいう雰囲気の販売の仕方。とか思ってました。
昔の人はメンパに山盛りに米を盛り、蓋にも米を入れてそれを合体させて食べたんだと。それはたくさん食べたかったからだというお話のアレです。
自分は長い間なるほど、大昔はひえや粟とかの雑穀を主食にしていた井川。ローカロリーだから確かにたくさん食べたかったんだろうな。。くらいに考えていたんです。 確かにそれもあると思うのです。
ただ容量が欲しいと言う理由なら大きなメンパに詰めればいいだけなのに本当にそれだけが理由か?
と思っていました。その後漆から湧き出る酵素の力に目がいき蛋白質分解酵素の反応という視点で米を押し潰しやすい蓋が深い構造に井川メンパが行き着いたのだと思うようになりました。だから蓋側もメンパの身と同じ深さに設計されているということだろうと思うようになりました。昔の人は本当に賢いわけですよね。
米と米が密着していると酵素反応の連鎖反応が起きるわけです
日の丸弁当から読みとく井川メンパの秘密
ただ実はこれにはもう一つ理由があることに気づきました。それもお客様の証言から見えてきたことなのです。渓流釣りをされるお客様が最近井川メンパを求めることが多くなってきており、なぜか?といえば川を遡上していくときに軽くて、丈夫で、さらに米が長持ちするという三要素がある井川メンパがとても適しているということなのです。だってなるべくたくさん釣りしたいじゃん?みたいな
でね、彼らが言うにはメンパに飯を詰めてそのままにしておけば次の日でも余裕で食べれると。ただ面白い証言だったのは、途中で何度もつまみ食いをしたんだ。そしたらご飯が結構早く痛んだんだと。なるほどなるほど。とその辺りで前田の阿頼耶識がうなりを上げました。
どうやらそういうことなんだな?という実感を体験するために昨晩試してみたのです。
メンパに飯を詰めます。常温で起きます。何回も開け閉めしたものと、そのままのモノ。確かにもちが全然違います。途中で手を出したメンパ飯は痛みが早かった。
つまり、雑菌の繁殖が起きたということです。
メンパを開け閉めしすぎると雑菌が入り込むのは確かにそうです。まして米が減ってくるとメンパの中に空間が生まれてきます。
思わずまた前田空を仰ぎました。
つまり、メンパ内に空間があればあるほど、その中の雑菌類を引き込みやすくなる。至極当然なことですよね。
昔の人が蓋にもつくほどに山盛りに米を持った。それはつまりうまさへのアプローチ+空気を追い出して空間を減らし雑菌の繁殖環境を削る。米を長持ちさせるためのライフハックだったのですということに気づいてしまったのです。オーマイガッツリ食べたいよね!!
いやいや伝承というのは何もメンパ本体だけではないのですね。米の盛り方にも秘密があったとは。
そしてさらに言えば、メンパ日の丸弁当に梅干し入れると尚のことすごいんですが梅は梅でも南高梅のような大ぶりで緩いものが良いようです。カリカリ梅ではちょっと足りないのです。
詐欺みたいな話ですが、この要素を踏まえたメンパ飯の旨さは尋常ではないのです。オーマイガッツリ知らしめたいよねその秘密です。
と、いうことで今日来店いただいたお客様には蒔絵メンパ買っていただいた勢いでこうするとうまいぜという勢いに乗せて購入したメンパに米まで詰めてお渡ししてしまった大井屋。今後はひょっとするとメンパ買うと米入りでの販売をするかもしれない大井屋。色々いかれておりますが嘘は何一つついてないんで、皆さん騙されたつもりで米パンポアンで大ぶりな梅干しと一緒にメンパ飯食ってみてください。まじやばいっすよ!
では明日夕方NHKに大井屋出るそうですので、その詳細はまた後ほどお知らせします。ではでは
井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html
お酢で拭け、米櫃に入れておけは間違いだの話
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079004321.html
メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html
メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html
井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html
蒔絵メンパサービスの値段
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892683.html
メンパネーム入れサービスについて
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077960438.html
井川メンパの通販
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html
メンパ飯を美味しく食べる方法
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077312861.html
井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html
大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html
井川メンパ大井屋の提携店
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078329902.html
Twitterアカウント maedapassion
インスタアカウント 01234chandesu
Facebookアカウント https://www.facebook.com/maedapassion
日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで
静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com
営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜
井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。
ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。
メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。
ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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さて最近日中の寒暖差がえぐい川根本町です。朝は15度くらいまで冷えたと思ったら日中は30度超えてくる。なんなんだいったい!まあまあ身体が大変です。皆様ご自愛くださいませ
さて今日は最近気づいてきた井川メンパ飯の伝承の話を少し
えーとですね、静岡市葵区井川でやっていた井川メンパ海野さんのところで井川メンパを買いに行くとおばあちゃんがいつもこんな説明をしていたと言うのが結構お客様からも聞かせていただくことがあります。私も以前味のあるあのおばあちゃんの語りを聞いたことがありますけども、いいですね。ああいう雰囲気の販売の仕方。とか思ってました。
昔の人はメンパに山盛りに米を盛り、蓋にも米を入れてそれを合体させて食べたんだと。それはたくさん食べたかったからだというお話のアレです。
自分は長い間なるほど、大昔はひえや粟とかの雑穀を主食にしていた井川。ローカロリーだから確かにたくさん食べたかったんだろうな。。くらいに考えていたんです。 確かにそれもあると思うのです。
ただ容量が欲しいと言う理由なら大きなメンパに詰めればいいだけなのに本当にそれだけが理由か?
と思っていました。その後漆から湧き出る酵素の力に目がいき蛋白質分解酵素の反応という視点で米を押し潰しやすい蓋が深い構造に井川メンパが行き着いたのだと思うようになりました。だから蓋側もメンパの身と同じ深さに設計されているということだろうと思うようになりました。昔の人は本当に賢いわけですよね。
米と米が密着していると酵素反応の連鎖反応が起きるわけです
日の丸弁当から読みとく井川メンパの秘密
ただ実はこれにはもう一つ理由があることに気づきました。それもお客様の証言から見えてきたことなのです。渓流釣りをされるお客様が最近井川メンパを求めることが多くなってきており、なぜか?といえば川を遡上していくときに軽くて、丈夫で、さらに米が長持ちするという三要素がある井川メンパがとても適しているということなのです。だってなるべくたくさん釣りしたいじゃん?みたいな
でね、彼らが言うにはメンパに飯を詰めてそのままにしておけば次の日でも余裕で食べれると。ただ面白い証言だったのは、途中で何度もつまみ食いをしたんだ。そしたらご飯が結構早く痛んだんだと。なるほどなるほど。とその辺りで前田の阿頼耶識がうなりを上げました。
どうやらそういうことなんだな?という実感を体験するために昨晩試してみたのです。
メンパに飯を詰めます。常温で起きます。何回も開け閉めしたものと、そのままのモノ。確かにもちが全然違います。途中で手を出したメンパ飯は痛みが早かった。
つまり、雑菌の繁殖が起きたということです。
メンパを開け閉めしすぎると雑菌が入り込むのは確かにそうです。まして米が減ってくるとメンパの中に空間が生まれてきます。
思わずまた前田空を仰ぎました。
つまり、メンパ内に空間があればあるほど、その中の雑菌類を引き込みやすくなる。至極当然なことですよね。
昔の人が蓋にもつくほどに山盛りに米を持った。それはつまりうまさへのアプローチ+空気を追い出して空間を減らし雑菌の繁殖環境を削る。米を長持ちさせるためのライフハックだったのですということに気づいてしまったのです。オーマイガッツリ食べたいよね!!
いやいや伝承というのは何もメンパ本体だけではないのですね。米の盛り方にも秘密があったとは。
そしてさらに言えば、メンパ日の丸弁当に梅干し入れると尚のことすごいんですが梅は梅でも南高梅のような大ぶりで緩いものが良いようです。カリカリ梅ではちょっと足りないのです。
詐欺みたいな話ですが、この要素を踏まえたメンパ飯の旨さは尋常ではないのです。オーマイガッツリ知らしめたいよねその秘密です。
と、いうことで今日来店いただいたお客様には蒔絵メンパ買っていただいた勢いでこうするとうまいぜという勢いに乗せて購入したメンパに米まで詰めてお渡ししてしまった大井屋。今後はひょっとするとメンパ買うと米入りでの販売をするかもしれない大井屋。色々いかれておりますが嘘は何一つついてないんで、皆さん騙されたつもりで米パンポアンで大ぶりな梅干しと一緒にメンパ飯食ってみてください。まじやばいっすよ!
では明日夕方NHKに大井屋出るそうですので、その詳細はまた後ほどお知らせします。ではでは
井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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お酢で拭け、米櫃に入れておけは間違いだの話
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メンパ飯を美味しく食べる方法
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井川メンパのお手入れの仕方
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井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。
ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。
メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。
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