ヤンバイでございます。川根本町千頭にございます井川メンパ大井屋店主の前田ですこんにちわ!

さて先日木曜定休日を発表したせいか今月も既に定休と思っていらっしゃる方からお電話をいただきました。水木と定休になるのは来月9月からでございますので今月はまだ木曜日やっておるです。ぜひご来店くださいませ!むしろ来月になると在庫が減りすぎて六月と同様に休業なんてこともあり得るのですがまあメンパ屋が泣きながら残業すればいいだけの話…


9月からは水木が定休日です


冗談はさておきまして、最近はメンパを作りながら未来のことを考えることが増えてきました。自分の未来、家族の未来、井川メンパの未来、そこに集まる人達の未来、地域の未来、日本の未来、アジアの未来、世界の未来。未来に意識を向けているというよりも、手仕事を突き詰めていくと未来が見えてくる気がしているのですが、感じているのは盛んに世の中がSDGSだとか持続可能な社会へとかというキーフレーズを発信している中でメンパはまさにその真っ只中の生き方だろうなと思うのです。



持続可能であるというのは生産の方法論だけでなく、令和以降の社会構造の変容につまりライフスタイルイデオロギースタイルにもメンパは寄り添っていけると思うのです。何か高尚な技術で着飾っているわけでもない。あるがままの自然の産物を利用して具現化して商品にしている。
そういうメンパの有り様だからそのように言えると思います。メンパのように誰にとっても利用できる可能性がある商品は絶対に残っていくものですし、時代や主義に翻弄されない確かな力強さを持っていると思うのです。

漆かきを実践しているのもまさにそこですし、植栽もして循環できるサイクルを作っていく。そういうことが本当の持続可能だと思うのです。

持続可能とか言ってる場合じゃなくて、なんとしてでも持続させていくんだ。人間とか極東の小さな文化やコミュニティを持続させていくんだとういう気概や心意気を持っていないと昨今の世界の不安定さにはついていけないかもしれません。今後我々の社会がどのように揺れ動いていくのかは不明ですが、その中でどんな時が来ようとも変わらずにメンパを作り続けていける。その為の布石を日々打っていっているつもりなのです。





















梅地にある川根本町郷土資料館やまびこで手に入れました。千頭の民俗。
いやはや面白い。知っている人達のご先祖様が出てくるこのリアリティというのがもう万巻の豪華絢爛な書物よりも響くものがあります。メンパを知り、持続可能な山間社会のリビルドは今後の最重要課題ですね。大井屋はメンパだけが作りたいわけではなく、大井川流域の時間軸と空間軸を飛び越えて大事な変容に関わっていきたいと願っております。代わるなら意味ある世界へ変わってほしい。そう願うのです。

さて明日も一日一メンパ。がんばります。よろしくどうぞ〜

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

井川メンパの通販 
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html

メンパ飯を美味しく食べる方法
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077312861.html

メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html

井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html

大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html

Twitterアカウント maedapassion
インスタアカウント 01234chandesu
Facebookアカウント https://www.facebook.com/maedapassion

日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手作り民芸品へ
にほんブログ村


工芸ランキング