やんばいでございます。水曜日定休な井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ!

さて今日は久しぶりのお休みということでシモまで買い出しに行ってきました。シモというのは我々山奥ピーポーの隠語のようなもので都会とか外界という意味に近い、シモなのです。つまり静岡の市街地に行って来たよということです。覚えておいて損はない!!んなこたーない。

刃物の砥屋さんへ。ホームセンターへ。実家へ。漆掻き師匠の高橋さんのところへ。ラーメン屋へ。焼津さかなセンターへ。そしてまたホームセンターへ。駆け足で行ってきました。突っ込みどころが多い行程ではありますが、まあ仕事やプライベートに必要な物を一切まとめて買ってくるわけです。そしてシモの世界の閑散具合よ。。。コロナの影響は確実ですね。国道がスイスイスーイでした。午後はそれなりに混んでいましたけど、やっぱりいつもとはだいぶ違うですねえ。



















ひのきのカトラリー

話は変わりますが、最近大井屋はメンパ屋の枠からちょっと飛び出しつつあります。もちろんメンパを探求していく姿勢は変わりませんが、今後いろんな展開を考えた時に自分たちの持てる環境と技術と熱意を最大限活かしてみたいと思った時、自然と大井川流域の人間と材料でクラフトを漆でもって考えて具現化するという流れになってきました。


















ひのきはカトラリーに一般的に用いられる広葉樹とは性質がかなり違います。
肌身も白く柔らかいのであまり小さいものには通常使われないのですが、メンパのやり方の延長で考えればあら不思議。うるしと相性がいいわけです。というかたぶんうるしあってこその檜のカトラリーになってしまうので、共生が前提になる檜カトラリーはあまりどこもやらないというかやれないんだろうなと思いました。

檜に漆のカトラリーはとにかくやたらと軽い。ふわふわです。携帯するには持ってこい。つまり海山川で活躍するメンパにはとても親和性が高い。セットでやはり作るべきなんです。

木地制作はウズマキ工舎のすずきのけんちゃんが担当し、塗りや販売などは大井屋が担当するコラボ企画となっています。けんちゃんは川根本町の地域おこし協力隊員でもあります。まあまあの凸凹コンビではありますが、千寿(せんず)漆器としてブランディングしていこうと思っています。まだまだ試作段階ですが、定番のカトラリーを今後作って行きます。たぶん夏には店頭に並べられるかと思います。

大井屋もここ一年くらいうるしおん漆の塗箸とカッティングボードなどを販売出来ていないのでこの機に乗じていっちょやる気を出しています。ガシガシ面白い物を作って、ぜひメンパと共にいやソレ以上に川根でクラフトを主軸に生きてやる。そういう姿勢を若い人らにも見せて行きたいと思っておるのです。


















逐一ブログにて新商品をまた照会できるように世の中であまり流行らない物を敢えて作っていくというニッチな大井屋でいたいと思っています。マグカップも欲しいし、サラダボウルも欲しいし、もう漆で全部の食器作りたいしというのはほぼ自分の為の願望でもあったりします。


今後もどうぞ井川メンパ大井屋の活動をご贔屓に!

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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井川メンパの通販 
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メンパやまげわっぱの修理
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050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜

メンパの塗り直しは2月8月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から
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