やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田でございます。こんにちわ!

本日は3連休初日ということですが、忙しさにおいてはあまり連休というのは当店は関係無く全国津々浦々からお客さんは不定期にやってきてくれます。おかげでなかなか気が抜けないですが、不在でもだいたい近くの木工所もしくは町内のどこかにいるとは思いますので、店舗前で立て札に携帯の番号が書いてあります。見当たらなければそちらへお電話ください。


さて大井屋は自前の木工所が桑野山という集落の貯木場内にあります。こちら

木を切ったり削ったりはこちらでやっております。店舗の方は販売と漆塗りなんかをやっておりますので、けっこう不在な時も多いです。不在時はだいたいここに居ますので、電話くれたら五分ほどでお見せに戻ります。よろしくどうぞ

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こんな感じで木を切ったり削ったりしているだけではあるんですが、けっこう広くて日当たりも良くて使い勝手がよろしいです。私が井川ではなく千頭で開業できたのもこの木工所のおかげもあります。

そんな木工所ですが、ここ数日この近辺ものすごい突風でした。毎年春になると突風が吹くんです。遠州のからっ風という奴でしょうか。ついに作業所の屋根のトタンがぶっ飛びました。今日の夕方に気づいたのでとりあえず明日は急遽補修しなければなりません。ご来店される方は携帯へお電話ください。屋根から降りていくので戻るのちょっと時間が要りそうでは有りますが戻ってきますので



















最近は改めて手作業の意味というのを深く考えています。
機械がどんどん進歩して便利になった分、また情報が簡単に手に入る用になった分全国各地のまげわっぱはだいたいどれも似たような感じになってきているように思ったからです。
塗りの違いはあれど、木地という部分においてはどこのまげわっぱもオリジナリティの前に効率よく生産性が選択されるという原則に則ってやはり似たような風合いにならざるを得ないのかもしれません。

そこいくと井川メンパはまだかなり踏ん張りの効いた郷土工芸品として存在できていると思います。錆漆の使い方、樺の縫い方、木地の切り方。このあたりをどう古代のニュアンスを残していくか?時代によって左右される方法論の取捨選択ではなく真理に近い造形美というものはどこにあるのか?

その辺りを今一度深く考えてみることにしています。大事なことを時代を越えて残すには論理に頼らず真理でもって後世の職人を説得する。というかっこいい事を考えてみたりしています。



そんなわけでめんぱ造りを見学されたい方は事前にご相談ください。大井屋はなんでも見せちゃうスタイルでやっています。隠し事は出来ないタイプです。若い人がどんどん工藝へ回帰することを願っています。

今後も井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いいただければ幸いです

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

井川メンパの通販 
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html

メンパやまげわっぱの修理
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜

メンパの塗り直しは2月8月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から
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