やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭は井川めんぱ大井屋店主の前田ですこんばんわ!
さて日曜日の台風以来体調を崩したりでなかなかブログ書けませんでした。消防団で台風の最中びしょ濡れで土嚢を積んだり朝まで水位の確認とかしてたら風引いた次第です。もう40歳なので無理すると身体は正直なのです。いずれにせよ誰も怪我などしなかったのが幸いです。温暖化は間違い無く台風の巨大化を誘引していると感じます。我々はもっともっとナイーブなくらいに自然と対話すべき時代になったのかもしれません。世界が壊れる事のないように未来へと繋いで行きたいものですね。
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大井川沿岸でいつも公園なところまで水が来ていました。
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ものすごい量の流木。薪ストーブに突っ込んだら3年分くらいありそうですね。でも流木は石を噛んでいるので燃やすとはぜて耐熱ガラスが割れることがあるんだそうです。だるまストーブなら使えると思います。目の前のエネルギーがもったいないので今年か来年くらいにだるまストーブ入れたいな。

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さて今週水曜日にまた漆掻きに行って来ました。いよいよ辺掻きの最終日となりました。通常の漆掻きスケジュールでは9月一杯で辺掻きを終えるということで今年は20回を数えて終りとなりました。
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傷がなんだかアートに見える。傷を如何にして綺麗に見せるか?これが漆掻き職人のちょっとしたこだわりらしく高橋さんは人が見るかもしれない道路沿いなどの漆木は丁寧に傷をつけて綺麗な傷を見せたいもんだと言っていました。面白いですね。誰が見るかわからないし見ないかもしれないけれど自分の仕事の綺麗さを知ってもらいたいという孤独な漆掻き職人のこだわりなのか。
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漆を掻いた木はエネルギーが果ててこの時期すでに葉っぱを落とすようです
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我が家の幼木の漆はまだまだ青々としているのですが殺し掻きした漆の木は終焉へと向かっている様子でした。
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これで辺掻きが終ったので後は裏目と止め漆と枝漆を教えてもらって今年の漆掻き修業も終わりです。
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高橋さんが今年取った漆を見せてもらいました。漆がふくという現象を確認。しかしまあこんだけやってこれだけしか取れないっていうのはほんと貴重なものなんですよね。

と、こんな感じで漆掻きも無事とりあえずは全体像が見えてきました。そしてこれからのやるべきこと、学ぶべきことも見えてきました。まだまだこれからたくさんの出来事が待っていると思うと楽しみです。

漆の未来も、メンパの未来も、我々人類の未来も同じ線の上にある気がしています。

これからも井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いただければ幸いです。

諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜

メンパの塗り直しは2月8月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から