井川メンパの番人 大井川めんぱ大井屋 

井川メンパとは檜の曲げ物に漆を塗った野性味溢れる昔ながらのお弁当箱として主に山仕事をされる方々に愛用されてきた赤石山脈周辺文化圏で受け継がれてきた特殊な民藝品です。2016年9月より静岡県榛原郡川根本町千頭に移住し井川メンパの制作から販売まで一貫して行う井川メンパ大井屋を営んでいましたが、2021年11月より大井川めんぱ大井屋として名称変更し再活動を始めた店主の前田佳則と申します。大井川めんぱは漆にシンナーや油などの混ぜものをしない塗りで、ボンドも使わない桜カバだけで縫い止めた昔ながらの井川メンパそのものを追求し制作しています。これらメンパは修理しながら長く使える機能的な漆塗り曲げわっぱです。赤石山脈周辺に脈々と受け継がれた山人の為の究極に考え抜かれた先人の知恵の塊とも言える漆塗り曲げわっぱであります。ぜひ皆さんの人生のお供にこの民藝品をお加えいただけることを願っております。大井川鐵道が千頭まで復旧する為に全てを賭けて頑張っていきますの大井屋でございます。よろしくどうぞ ®️登録商標第6540431号 大井川めんぱ 大井屋 https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1080733506.html 大井川鐵道全線復旧を支援する署名運動が始まりました。ぜひご協力ください 

すでに大井川めんぱをご利用されている方もこれから利用を検討されている方も、その造りの良さやお弁当ライフの心地良さが少しでも伝われば幸いです。2016年9月より大井川鉄道終着駅川根本町千頭にて独立開業した井川メンパ大井屋から2021年11月大井川めんぱ大井屋と名称変更しました。漆塗りの曲げわっぱとして最高峰を目指し日々精進して参ります。井川メンパの塗り直しは毎年1月に行います。国産まげわっぱの漆塗り修理始めました。現在在庫は全て売り切れており半年から一年待ちとなります。ご迷惑をおかけしておりますが何卒よろしくどうぞ https://www.facebook.com/ikawamenpa/ https://ikawamenpa.business.site/

修理

やんばいでございます。大井川の水と森と井川メンパの番人やってます大井川めんぱ大井屋の店主前田です。こんにちわ〜

さて昨晩は静岡県全域にわたっての大雨でしたね。川根も予報では相当降るということで、まあそれなりに降ったのですが想像以上ではなかったので一安心、、、と言っていいかどうかはわかんないな〜
一昨年の水害でぶっ壊れた道路や鉄道はみんなが見えないところはほとんど手付かずなのです。一体全体川根の議会は何をやっているのだ!プンスカ!

川根の議会といえば変な臭い匂いのする動きがあったので朕より全国の皆さんにお伝えしておきます。

つい4、5日前ですが川根本町の年度末議会が行われている時に、現職の川根の教育長がまだ任期途中にもかかわらず町長が新しい教育長を指名し議会に教育長の交代を提案したのです。通常教育長が任期の途中にわざわざ解任されて新しい教育長に差し替える!というようなことは行わないはずです。そう言うことになるのは教育長が何かの不祥事が起きた時くらいでしょうねえ。今回は何もそう言うことが起きていないのに町長指名の川根本町崎平に住んでいる石原さんという元教師の人が町長推薦でいきなり候補に上がってきて議会で承認しろとなったんですよね。

それが普通は事前に関係機関に相談や準備が入るのに何もなくいきなり教育長を指し替えたいと園田靖邦川根本町の町長が言うたから議会の議員達は寝耳に水。議員のほとんどが反対し議案は否決されたました。だから教育長が不在になる〜不在になる〜困る〜と佐々木直也議員及びその周りの関係者がギャーギャー言い出して今回のこの議会の決定について行政と議員を問いただす!と言うほぼ政治運動になっているのを本人たちは気づいてるのかは知りませんが急遽山村開発センターでやったのです。それが2日前の水曜日。
相当焦ってたのか前日の告知でしたので前田乗り込もうにも子連れメンパ屋ですんでいけないわけです。ほんまそういう楽しそうなイベントは早めに教えてほしい。何を焦っていたのかな?どうしてそんなに焦ってまで新しい教育長に差し替えたかったのかな?教育長が不在は良くないと学校の親御さん達を煽っている佐々木直也とその支援者は一体何者なのか?ちょっと私がわかっている範囲で川根本町の皆さんにお話ししておきましょう。



まず佐々木直也についてはご存じちょっとだいぶやべえ議員として川根本町では有名です。どうやべえかといえばどうやら統一教会で有名な家庭連合と繋がっていてそいつらの言いなりになっている。と言う疑惑がある奴なのです。詳しくは前田のFacebookをご覧ください



なんか聞こえてきたらそれなー

トップのリンクに書いている内容をよく読んでみてね!


リンク開くの面倒な人用にコピペしとく
静岡県も2016年に静岡県議会で通ってしまったこの家庭支援条例というのに動かされて諸々統一教会の教義に染まった動きをやってしまっていることをご存知ですか?
これ見て。川根本町にも家庭教育支援員がいる。https://www.pref.shizuoka.jp/.../104.../1003931/1031975.html
静岡県の家庭支援条例について知らない人はまずはこちらを
家庭連合の信者と公言している県議会議員がいて、藤曲というやつなんだか家庭連合の信者なんですよ。安倍事件以後風当たりが強くなったら脱退したと言い張る。
今の家庭連合の信者は公然と信者じゃないと言い張って良いということになっているので本人らの証言ではわかんないのよね。
2016年にこの藤曲が静岡県議会で家庭支援条例という統一教会そのものの家庭への思想介入をするという条例を通してしまっているのよな。
そもそも静岡県はこのあたりから家庭連合の動きが活発化してきたと言われているし、実際俺も諸々調べててそう思う。そう、俺が川根に移住してきた年なのよな。。。
この家庭教育支援員ていうのよく見たら川根本町は村松嬉保・滝浪利枝・木村仁子の3名の名前が出ている。
うち一人はなんと私の義理の親族にもなるけど政治信条や思想で元々対立しているしこういうことはちゃんと言っておかなければいけない。
親族なのだからなおのこと。かわいそうにやべえ奴らに染められちまったなと。付き合う友達はちゃんと選べよっての。。。
俺が前から川根にいるやべえ町議会議員だと言っている佐々木直也の後援会に滝波も木村もいる。さて川根の皆さんはこれをどう思いますか?
この人選は偶然の一致でしょうか?俺はこの中心になって動いているプロジェクトKという団体はどうも家庭連合、つまり統一教会の匂いがすると思っている。
当人たちは違うというでしょうが状況証拠として俺は川根ホールディングスの社長の迫がどうもそっち側だろうと思っている。あの人はほぼ信者じゃねえのかな?あの潔癖感からすると。
なぜかって?そりゃ俺は以前2年くらい前に迫に呼び出されて迫の家で酒飲んだこともある。どんな思想で、どんな環境で、どんな意図があるのかなんとなく気づくのですよ。家の中見回せばさw
きっと俺を取り込みたかったのでしょうが、酔っ払ったふりしてうまくかわしたわけです。逆に一緒に飲んでて取り込まれていったのが佐々木なんだわな。アホなんよな世間の事何も知らんから。
迫とか家庭連合のやり方は町内の若者や有力者を個別に招待して取り込みを図っているんだと思うよ。時間をかけてでもやろうとしているんよ。乗っ取りをよ。
この迫(ZohoJapanの元社長な)も佐々木の後援会をやっている
こういう状況証拠が何よりの証拠だろうと感じている。
どうも最近こいつらの動きが怪しいと思っていたけど佐々木界隈は真っ黒じゃねえのかな。。。
3月の議会の予算のつけられかたちゃんとみといた方がええ。おそらくそっちに全流ししていくはずですよ〜〜〜
つまりこのカルト関係団体に予算を全部回していきたいもんだから大鉄なんかにお金一円も分配したく無いってのが本音なんだよね!俺はそう気づいているのよ。
佐々木は元々川根の地元の支援も何もないのにいきなり選挙に出た。みんな落ちるだろうと思ってたわけ。それがなんということか無投票選挙だったので当選。手を挙げれば誰でも受かったわけです。
その無投票に持ち込んだのも井林の裏工作だったともいう話も聞くよね〜。本当かどうかは知らねえが。。。結果自民党有利間違いなしの議会だものねえ。
そんな新人佐々木を後援していたのは川根のこの人達なんだよね
エコティ川根、かわね来風、経営参謀。つまりプロジェクトKのメンツ。この迫がプロジェクトKの中心人物だよね。
迫とかこの辺りを辿っていくとやっぱり自民党井林たつのりにたどり着く。
もう俺が言いたいことなんとなくわかってくれましたかね?川根の人は気をつけなきゃいけないよ。。。
佐々木直也のホームページにちゃんと推薦人として迫、滝波、木村の名前が出ている
私思うのですが、崎平の石原元校長はこの迫と隣同士に住んでおり完全にこの一派の動きが連動している。やべえよな崎平の周辺に集まってきてんじゃん。エコティのアレとか。
ギネスに挑戦を謳ってサッカーイベントをやり、数千万円の収益を得て資金集めをしている。ギネス参加するのに一人5000円とか取らねえわ普通!
これはおそらくサッカー保険とかいうて名前と住所電話番号書かせて町内の人員名簿を作って今後選挙に使うつもりだろう。
任意団体でも収益が1000万円以上の動きがあれば確定申告しなきゃいけないはずだけど、ちゃんとやるのか?税務署に報告しておくからね!
川根本町の広報誌2019年8月号を見てほしい。家庭支援員が来てこの川根本町でも問題にされている家庭教育学級というのが開催されている。
どうやら数年前から既に川根本町には家庭支援条例を隠れ蓑に家庭連合、旧統一教会の息がかかり始めていたわけです。
家庭支援員という人らがどういう基準で選出されているのか?おそらくこの会員名簿を辿れば信者わんさか出てくるはずなんですよね。。。探偵雇うかな。。。
地元の後援を得られない佐々木直也が簡単に支援をしてくれる迫一派と繋がるのは容易に想像できたことです。
国政も同じように地盤の無い新人議員に擦り寄ってくるのが統一教会の常套手段なんですよね。俺はその辺りから闇に気づき始めたんよ。
わかりやすく気づかせてくれてありがとう佐々木!
川根の学校再編。なんで学校の名前が光の森学園なのかな?光岳(テカリ岳)が由来だというのですが
それであればテカリのモリ学園でなければおかしく無いのかな?これは一体誰がネーミングしたんだい?教えてほしいなあ。。。。
新入生が4人しかいない学校を無理くり億円の経費をかけてでも新設した今年。それは誰が主導したのか?みなさん覚えてますかあ?
この滝波あたりがあっちの議員、こっちの議員を焚きつけて動いていたの覚えてますか?
光の森聖書教会ってのがある。牧師が韓国人プロテスタント教会だそうだ。まさかなあ。。。できたばかりみたいだから
これって家庭連合の分派か隠れ蓑団体じゃねえのかな?どうなんだろうねえ。
国政でこれだけ国会議員と統一教会が癒着しているのがリークされ出したけれど、本当に気をつけなきゃいけなかったのは地方政治や地方自治に既に入り込んできているという事実だと思う。そこから逆算して川根を眺めていたら割と闇に早い段階で気づいてしまった。
皆さんが信じるか信じないかではなく、自分達の身を護るには自分自身で当人達を観察し危険かどうかは早めに察知しなければならないと思う。
大井川鐵道の件で現職の園田町長の再選は非常に難しいでしょう。ですからこの利権操作の2番手で出てくるのがおそらくこの石原元校長。
でもそのバックについているのは?そう、、、カルトじゃねえのかな?
石原さんの発言よく眺めてみて。マジでカルトっぽいから。川根をサッカーで聖地化します!だって。教会の聖地化でしょ?本当の狙いは。

統一教会が教育機関を狙い撃ちしているというのはもう公然の認識だと思う。これみといて
あと俺がこれいうってことは、既に確信的情報を他にも掴んでいるからということだとぐらい賢い人は気づいてくれると思う。隠し球はキメに持っていくよね〜
びびっとけよプロジェクトK。お前らのKは教会のKや!
大井川鐵道の不通問題も実は芯の部分ではこの川根本町の町政に食らいついている家庭連合の影響なのだと思っているけど
詳しくはまたそのうち大井屋ブログにてご案内仕ります。何も知らずにこの界隈のボランティアや交友関係やら協力関係築いてしまった人は
できれば早めに縁を切った方が身の為だと思うぜ。俺の義理の姉さんでもこうやって告発するのが前田なんで少なからずそっちに協力している
町内のそっち側の人たちは軒並みいろんなこと暴露しますので今のうちによく学び、自己防衛すること。
あんなサウナや、あんなキャンプ場や、あんなカフェや、あんな木工所や、あんな山荘のことを言っているYO!
既に協力関係にあるけれどこの裏側を知らなかったのなら距離を置くこと。お勧めしておきます。カルトってのは身を伏せてやってくる。気づかないのは当たり前です。
特に周りみんなが騙されていればそれに気づかないし、気づいても問題に思わない思いたくないが心理よね。でもね、そこにいると同じ側だと思われるからね。気をつけてね
面白くなってきたな。俺やると言ったら必ず追求し切っていくので先に言っとくがもし勝ち目がねえなと思うなら今のうちに尻尾巻いて
川根から出ていけ。統一教会のようなカルトをのさばらせていられるほど俺は優しくねえのよ。乗っかられてる佐々木周りに警告しとくぞ。
やり合いになれば当然とことん暴露していくので国政の流れ次第では君らアレになると思うので何度も言うけど覚悟しとくように!逃げ出すなら早めだぞう!
川根の人はこのやばい話は早めにみんなで共有してくださいね。仲良くなって断れなくして巻き込んでくるのがカルトのやり口よ!
そして自分でよく考えて眺めること。騙されないために。。。



長いけど読んでくれたかな?そうなんですよ。今回否決されて教育庁になれなかったのがこの疑惑のサッカーイベントを企画して運営したのが川根本町崎平の石原なんですよね〜。
ギネス挑戦だ!と煽って大勢参加者を集めて参加費一人5000円も集めたそうです。さて1日でかき集めたお金の総額はおいくらになったのでしょうか?




この盾持ってるおじさんが新しい教育長の推薦を否認された石原さん。川根本町の崎平に住んでいる人ね!正直問題があるから否認されたと思った方が良いと思うのよな。だからね、俺的には今回このおじさんが議会で否決されたのは良かったことだと思っている。なんでかっていうとこのサッカー大会相当な金集めているはずですが、どうもその後その収益がどうなったかは関係者にすら公表されていないということなんです。おかしいよね。収益は公表すべきなんですよギネス記録挑戦を謳って人集めたんですから。営利目的ではないんですよ!と公表するべきなんですよね。それが金のことには黙り込んでいる石原のおじさん。町の協賛受けてるんやからちゃんとセーや!あれ?もう裏金に使っちゃったのかな?教育長になるための裏金に使っちゃたのかな?(あくまで推測ですニヤリ)

こんな狭い街ですから石原に騙されてボランティア参加した人もいるわけです。その人らが言うにはやはり収益金は誰が管理して今後どうなるのか?不透明なのだと。どう見積もっても1000万円に近い額のお金がどうなっているのか?任意団体とて収益がこれだけある以上確定申告が必要ですが、果たして確定申告されているのか?されてないでしょうね〜後援に川根本町の町長とか副町長とかいるんですけど、それまじやべえじゃん??国政と一緒!申告しなかったけど私たちなら申告必要ないと思っている!私らは税金は払わないでいい!みたいなことやってるやんか^ー^


おれの調べでは石原とか佐々木や川根の副町長とかは統一教会と繋がっている。とほぼ確信しているんですね。詳しくは前田の過去のブログなんかをよく読んでみてね。


なぜなら今回の件でも割と確信できる証拠を引っ提げている人達が石原などを応援しているのが見えてきているからです。あらあら、こんな狭い田舎社会で都会からはっきりしない理由で移住して来てこんな子供が数人しかいないところで教育が〜教育が〜と叫んでるといろいろバレるんだよねえ、、、馬鹿なんじゃなかろうかな、、、、田舎馬鹿にしすぎじゃない?田舎ならバレないとでも思ってるのかな?教育変えたいんなら子供がいるとこいけや!全校生徒合わせても40人もおらんのに何興奮して叫んどんねん!www


まあ核心については後日に任せて、今言いたいのはこういう得体の知れない奴らが何を必死に議会の決断に文句をいうてるかの裏側をしっかり見抜いた方がいいよということ。本来議会の決定こそ議会制民主主義の根幹である民意であるにも関わらずこの佐々木議員が集会で集まった人たちに向かって、教育長の任命権限は町長にある。町長が選んだ人が教育長になるべきで議員が反対すべきじゃない。というようなことを言っている。馬鹿なんじゃないのかな?民主主義を否定する発言と気づいてないのかな?
正しくは教育長の任命権限は町長にはない。議会にあります。市町村によって教育委員会によって推薦されたり任命形式は諸々なのに佐々木は印象操作で首長に権限があると言っている。訂正すべきですね!



町長に全ての権限が集約するとそれこそ独裁主義になるわけです。なぜ議会制民主主義を日本が取っているのかを議員であれば今一度歴史から勉強しておけと言いたい。そんなことも知らねえで手上げただけで選挙もしないで当選した馬鹿はもう一度そこからやり直せと言いたい。ていうかとっとと議員辞職する案件だと思うがな?佐々木直也なんて痛い野郎は議員やり直さんでええわ〜


さて大体今回何が川根本町の議会で起きて、どんな動きが起きたか?大体分かりましたかね?

だから皆さんに気をつけていてほしい情報をまとめますと、今回町長が出してきた石原教育長案に賛成した4人の議員を紹介しておきますのでこいつらには絶対今後政治応援すべきじゃないことをお伝えしておきます。

佐々木直也 (千頭)
中田隆之 (小長井)
中野暉 (崎平)
野口直次 (水川)

同じ自民党議員でもいろいろあるんでしょう。一枚岩ではないのです。保守の系統と統一カルト系統と国政自民の中に違いがあるようにこの川根でもそういう内部対立があるという面白い一例でしょうね。
議会の議決に反対した他の議員は自民党議員でも概ねまあ地域のことはなんとなくちゃんと考えているのでしょうね。だから今後も応援もしないけど否定もしないでおくよね。



でね、俺がなんでこういう問題を放っておいているかというと今回のこの石原祭りで町内のカルト勢力を炙り出したかったからなんだよな。だからみんなもよくみて欲しい。なぜそこまでしてこの教育長任命の件について川根の石原軍団(カルトの方のな)が必死に動いているのか?そして誰がそこに協力関係を持っているのか?よく眺めておくことで大体わかってくるからね。田舎ってのは割と簡単に人間模様がまた見えてくるから面白いリアリティですよね〜
この石原軍団のメンバー見かけたら大井川鐵道の問題について聞いてみな!僕たちは大井川鐵道復旧は特に必要ないと思ってるとか言いますから〜。ね、大鉄の問題って川根のこいつらの問題と深く関わっているんですよね。大鉄に予算回す暇はない!みたいな気持ちなんでしょう。なぜならカルト側で全部今後の予算抑えたいから〜と言っているようなもんです。ウッドハウスオロクボなんてまさにそういう感じよな〜

俺のもう一つの直感は、今回町長が何を焦ったのか?議員たちに根回しもせずにあまりにも必死に石原を建てようとしているのは何か水面下でカルトさんたちの大きな計画が動いているからでは?と思っている。新年度に川根で何か起こそうとしているはずです。それには、町長、副町長、教育長と川根のカルト三兄弟が揃っている必要がある。そういう布陣にしておきたい何かが動く筈です。つまらん小説やら読んでいるよりよほどおもろいですよね。そこで何がどう動くかで今後わたしの諸々が動き始めることも予告しておきましょうね〜とりあえず教育庁は不在はまずいので現職の人にやらせておくべきなんじゃないのかな?別に辞めさせなければならない当面の理由はない筈なので。教育長不在が不安だと思っている親御さんは現職の教育長が問題あるのか?ないのか?調べてみれば?特に良い点もないが悪い点もない。ただのそこら辺によくいる象徴としての教育長だと思うけど?なんで辞めさせないといけないの?って俺は思ったけどね



川根が平和な街だと思っている人に今のうちに知っておいて欲しいのは、私たちの見えない部分で諸々既にカルトに侵食されてんだなという前提で物事を見るべきなのです。今回の件だけではなく、いろいろまだ言えないお話は前田たくさん持ってますので、早く奴らの勢力からちょっかい出されたいのですが土本でのんびり待つことにします。孫氏の兵法ってやつな!法律をよく学べばわかるはず。逮捕件についてもよく学んでおきましょうねえ!

川根本町の学校に子供通わせている親御さんはぜひこの情報シェアください。自衛しないとダメだよ〜怪しいのよ今の川根の学校関係はよ〜


さあいよいよ引っ越しが迫ってきているなあのこの頃でございます。忙しくてお前らカルトの相手している暇はねえのよ!週末新作の大井川めんぱが店頭に並び出すと思います。この機会に初手を撃ちたい人(メンパのことですから誤解されませぬように)はぜひ明日明後日お待ちしております。


ではまた明日!

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やんばいでございます!水と森と井川メンパの番人やってます大井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ!週末のご来店ありがとうございました。今日から雨ですねえ。。。しばらく雨なんですねえ。。。


さて今週はずっと雨の予報です。ちょっと嫌だなあ。おかげで月末一気に暖かくなりおそらく今週末は今週末は桜いっせいに開花することでしょう。もう蕾もだいぶ膨らんでますので。


今年は今週末からの10日間くらいが桜の見どころだと思います。やはり4・6の世界メンパ飯選手権がてっぺんかと思います。ぜひ皆さん大井屋に酔っ払いに来てくださいw





さてそんなこんなで今月も塗り直しの受付時期が来ております。これから毎月今月も!な告知があるでしょうねえ。割とやはり遠隔地の人で井川メンパ修理どないしましょ?って思ってた人多かったみたいですね。まあ私達がなんとかして見せますのでご依頼お待ちしておりますよ〜





3・31日到着分まで今月は対応します。4/1以降の到着分は5月にやりますのでお返しは6月と考えてください。今回3月末受付分のは5月にはお返しするということです。


さささ毎日メンパ飯でQOL爆上がりですよね?クオリティオブライフです!MENPA IS QOLKINGなのです。皆さんの食の安全とおいしさと面白さ?を目指す大井川めんぱ大井屋です。塗り直し修理したい方は毎月月末までに諸々の準備をお願いいたします。よろしくどうぞ 


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やんばいでございます!大井川の水と森と井川メンパの番人を割と本気でやっております大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんばんわ〜

さて今日も無事に営業を終えて→イマココといった具合です。皆様に置かれましては今日も素敵な1日になりましたでしょうか?今日はいまいちやったな〜という方は明日はメンパにご飯ぎっしり詰めてお出かけください。きっと良い1日を迎えるでしょう!!


さて今日は前田朝からあっちへこっちへ行って右往左往しながら色々とやっておりました。いよいよ土本へ移住が秒読み段階になってきたので挨拶に行ったり、今日なんか風呂のペンキ塗りをやっていましたよ。木工所行ったりペンキ塗りに行ったりあっちこっちで忙しかったw
さてそんな大井屋さんから井川メンパフリークの皆さんにたぶん朗報です!

今まで井川メンパの塗り直し修理は今年からは年一回にさせてもらうぜ!&井川メンパ海野さんのじゃなきゃやらないぜ!望月さんのめんぱはそっちに持っていきな!みたいなことにしておりました。それはなぜかといえばあ?

そうなんです、まあ望月さんてそういう人なのでこっちが積極的にやると嫌がるんですよね。色々文句言われたこともあるわけでして、じゃあもうそっちでやれや!と言ってきました。わざわざお大井屋までめんぱ持ってきたのに望月さんので静岡駅前行ってくりょと心苦しくも言ってきました。が、しかし


最近どうもあちらさん商売繁盛で忙しいらしく、修理は、、、しばらくは、、、みたいなことを言われたというお客さんがちらほら来られて、色々考えましたが要はそれに振り回されているお客さんが一番の被害者じゃね?みたいに感じまして、じゃあもういっそ大井屋は一才の忖度を辞めて、逆に年がら年中いつでも受け付けて翌月直して返してあげようねっていういつでもどこでも即対応!みたいなことにしようと思います。もちろん井川メンパであれば海野さんのだろうが、望月さんのだろうが、もちのロン大井屋で買ったものだろうが古代のオールドメンパでしょうが全部まとめて面倒見るよということに変えていきます!

じゃあ、今までみたいに大井屋までわざわざ山越え谷越え持ってかないとやってくんねえの?っていう質問がくると思うのですが、もちろん本当は当然そうしたいのですがこんな山奥なんでそうも問屋とかAmazonが下さねえのかもしれない。かどうかはわからないけれど日本全国どこからでも郵送で構いません。お引き受けします!ただし!!ここ大事ですよく読んで

郵送で修理依頼する方は必ず一度maedapassion@gmail.comに修理依頼のメンパの写真を撮ってから送ってください。メールできませんの人は電話で構いません。状況と状態をお知らせください。なぜなら



そう、井川メンパじゃないメンパを井川メンパだと思い込んでいる人が結構いるからです。


井川メンパは全国のどの曲げわっぱとも違う独特な構造をしておりますので、修理に他産地のものが紛れてしまうととても作業がしづらいということが起きます。なのでこれを防ぐために必ず写真を撮ってから相談くださいということです。またどうしても思い入れがあるというような木曽メンパや尾鷲のめんぱや東北の曲げわっぱを塗り直してくださいということであれば、井川メンパとセットであれば対応します。井川メンパも持っていないのに他のメンパ直して!はちょっとアレなんでそれは買ったところに相談してね!ってことです。


ではもう一度おさらいしますね!


今後は井川メンパなら全て修理対応します。郵送可能です。ただし事前確認をお願いします。
修理代金はサイズによって変わりますが、大井屋の新品の半額が基本です。状態に関係なく一律定額となります。他産地のめんぱについては井川メンパとセットの場合のみ修理対応します。
修理希望の井川メンパを持ち込むいただく際は必ず営業日にご来店ください。大井屋の定休日は水木となります。定休日はスタッフ不在ですので受け取れません!ご注意ください

大体こんな感じです。あと引き取りに関しては代引きにて発送のみ対応します。送料等がかかってくるので必ず大井屋の条件を確認してからご依頼ください。ただ単に便利だから安いからというのであれば今まで通り井川メンパ望月にご依頼ください。大井屋の使っている漆はそんな安いものではないですし、シンナーも混ぜないので無臭です。諸々をしっかり確認して納得いただいてからご依頼ください。昔のように安ければ良いという方は何度も言いますが、駅前に持っていってくださいね!



ではそういうことで今後は塗り直し条件を変更したいと思います。今年はもうやってもらえねえ!と絶望のコップの淵に立っていたそこのあなた!お待たせしました。たぶん今後は対応を変えないとは思います。絶対ではないですが、たぶん大丈夫だと思います!TABUN DAIZYOBUです





井川メンパを未来に永続するには塗り直し修理は大切な事業だと思っています。 今後はなるべく皆さんの安全な食生活をより担保することを念頭に臨んで参りたいと思っております。大井屋からのささやかな今年のクリスマスプレゼント10ヶ月も早くお届けしたいと思います。



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こんなハゲハゲなめんぱでもほぼ元通りに戻せるのです。捨てずにつかい続けましょう!




大井川鐵道は世界遺産登録して保全しながら茶業も救おうの話
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大井屋の井川メンパはボンド不使用を護っていますのお話
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大井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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2023/6月在庫と通販対応再開について
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大井川メンパ大井屋価格表と予約再開のお知らせ
2022・10月時点
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大井川めんぱ大井屋 商標登録番号第6540431号
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2021・11月より井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更したの話
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メンパサイズの紹介 丸型
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古い井川メンパの塗り直し判断基準
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やんばいでございます!水と森と井川メンパの番人をやっております。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ〜

さて今日もこの後は神楽の練習。そうそう年末に年越し神楽やります。前田も舞う予定です。おっさんの舞見てどうやねん?でございますが、諸々の厄災を祓うというのは力での抑え込みというのも大事。前田のそれはそういう舞で行こうと思っておりますが、先生がなんというか日本舞踊でもやらせんのかな?って感じにもっとしなやかに綺麗にっていう感じだもんでねえ。。。。おっさんにはちょっとねえ。。。。www
もちろん華やかな若い女性陣の舞も今回ございます。是非是非近在の皆様は年越しは千頭の大井神社へ初詣よろしくでございます。12/31 23:30ごろより舞い始めて12:30くらいにくじ引きやってフィニッシュかな??って感じになりそうです。よろしくどうぞ







さて年末感ですが、前田もなんとなく新しい仕事には取りかからずに工房の掃除したり事務仕事などをやっております。もう気分は今年の分は閉じていく段階にきているなあと感じております。なんだかこうなるとソワソワしちゃってねえ(笑)


でもお店で事務仕事しているとこの時期は修理依頼のめんぱが続々と全国から届きます。そして受け取り箱を開けてみるのも私の好きな仕事。だって大体みんな手紙書いて入れてくれてあるし、さあこのメンパはどんなメンパなのかな?って少しワクワクドキドキするものです





今まで見たこともない屋号のめんぱがあったり、これは井川メンパじゃないじゃん、、、、てなったりもしながら楽しむのですが、めんぱを見ればいろんな情報が読み取れたりするから面白い。刻まれてる刻印やサビの盛方や漆の経年変化具合で大体いつの頃のものか察しがつくだけではないんです。痛み方、洗い方、漆の艶の飛び方、そういうのを眺めていくとだんだんわかるようになってきたんですね。ああこれは本当に大事に使ってくれたんだなとか、結構雑に扱ったんだなとか、子供が投げたのか?多分運動部だなこいつはあ!みたいなことまで読み取れるというか勝手に想像して楽しんでいるわけです。


めんぱとは不思議なものです。人によっては海外移住するのに、諸々は置いていくがメンパだけは持っていき使っている人もいたり。軽いし持ち運びしやすいってのは現代にも通じる空間を制する井川メンパのプライオリティかもしれませんね。これだけ持ってりゃパスポート代わりになる?ならんか?いやなる場合もあると信じたい。


そんな皆さんの個性が見え隠れする経年変化の井川めんぱが拝めるのです。洗剤をなるべく使わないで使い込んだ人。優しく洗い続けた人。逆に豪快に使い倒した人。私から言わせれば今ここに辿り着いたのであればどっちも正解です。だってとにかく俺たちの手元に戻ってきてくれればまた息吹き返すんだから使い方は自由です。もうガンガンいろんな使い方してください。なんなら朝昼晩活用されることもお勧めしますよ。そのためのお茶碗サイズめんぱを出したくらいですから




ものすごく社会性や行動様式、精神性という部分においても変化の早すぎる時代かと思う。だからこそ、よく眺めてほしいのは我々の社会が真っ先に失いかけてしまうその非合理性の部分を背負い込んだ神楽とかメンパみたいな民藝品とか。そういうものを次世代に残しておけば一周回った時にどれほどの価値を産み出すかわかると思うのです。だから、今ここで踏ん張る時だろ?って思うのですよね。 めんぱを使うは飯を食うだけに非ず。皆さんで我々の文化を未来に残す一助の一飯になるというわけでございます。修理に出す際はぜひどんなメンパの物語だったのか?お手紙に記載していただけるとなおのこと燃える前田です。よろしくお願いいたします。 大井屋の井川メンパはボンド不使用を護っていますのお話
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井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございまます。大井川の水と森と井川メンパの番人こと大井川めんぱ大井屋店主の前田です。おはようございます。

さて今日も結構冷え込んできました。いよいよ紅葉も高度の高い方では散り始めですが、まだ街道沿いは充分綺麗だと思います。燃えるような紅い山も今のうちが見どころです。どうぞ楽しみにきてね!


この時期師走感がだんだん増してきます。そうなると大井屋も新年の井川メンパ塗り直し修理の受付が増えてくることで気持ちは既に来年へぶっ飛び始めるわけです。なぜならやはり塗り直し修理は冬が一番依頼が多いですし、新年最初の仕事と決めているので何か静謐な気持ちになるものなんですね。


例えば修理と言ってもいろんなアプローチがあると思うのです。
安くやればそれでいいというものでもないと思うのです。
井川メンパだ井川メンパだと言っても実はもう既に明治の開闢以来その名称は存在しておりますし、遡ればイカワモノと称されて江戸期以前から利用されてきているわけです
修理をしていて銘も判別できないような古いものを治すときなどにふと気付くのです
既に何度も塗り直されて今またここに辿り着いたんだねという事実に
我々一個人の生涯などはなげえなと思ったとて100年が限界。ただメンパは違う。ちゃんと治して直して大事に大事にサイクルをつなげていけば半永久的に繋がっていく。本来漆器や器という類はそうあったはずなのです。さらにメンパはそういうものを体現してきたはずなのになと思う
華ちゃんも大井屋にきて何回めの修理になるのかな?神楽をやってみたりすると塗り直し修理というのは商売とはまたちょっと違った大事なメンパの神事的なものなのだと言わなくても理解し出したように見える。
毎度思うのは我々のメンパは果たして1000年先にも使い続けてもらえるものは1個でも残るだろうか?というような浪漫でございます。1000年は無理かなと思うなかれ。ちゃんとした漆はそのくらいは飛び越えていくと思う。だって現時点でも昔のそういうものが残っているんだから。
2階ギャラリーにまた野弁当出しました。年末に向けてリメイクお重も出していく予定です。
さてさて大井屋2階ギャラリーにて開催している大井川漆器かわいいお椀展。メモ皿は売り切れてしまいました。鶏皿も残り2枚。3崩し椀はまだ数に余裕はあります。ぜひぜひお立ち寄りください。 ではまた!





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やんばいでございます!大井川の水と森と井川メンパの番人大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんばんわ!晩御飯を娘に食べさせて洗い物してお風呂待ちなんでブログでも更新しとこTIMEですこんばんわ!

さて本日ご案内仕りました大井屋京都で展示会すっぞ〜のお話はこちら。要チェックやで!






京都に出向くことになり、昔から疑問にも思っていた曲げ物地勢学事情のお話をする良い機会だと思いましたので今日は少し面白そうなお話をしておこうと思います。

えっとまずメンパめんぱと言いましても、実はこういう薄木を曲げて桜カバで縫い留めてという木器の類を総称して曲げ物というのですね。MAGEMONOなんです。それが地方地方での呼び名でめんぱ・メンツ・メンロウ・めっぱ・ワッパと色々と発音が変わるぞって昔少し説明したかもしれません。






ここのサイトの説明がわかりやすいですね。そうなんです。だからめんぱもわっぱも実は同じものなのです。さらに言えば井川メンパはめんぱに柿渋下地を施して漆を塗ったもの。という表現が最適かなと思うですねえ。


通常はめんぱというものはわっぱと同義ですので古語では漆の塗ってないものを指すことになります。静岡県下では井川メンパがめんぱと同義な認識になっているのでめんぱというと漆を塗ってあるものを指すと思いがちですが、そうではなく井川メンパが他のめんぱ産地とは少し違って漆を塗っているスタイルだったのが産地が淘汰されてめんぱ=漆器という認識に置き換わったと思うわけです。



でね、このめんぱとかわっぱの産地を現状どこにどんなものが現存しているのか?探るでしょ?実はほとんど生き残っていないのが現状なのです。ところが、楽天とかアマゾンとか無印なんかでメンパ売ってるでしょ?なぜ産地がほとんど残ってないのにあんなたくさん売られているのか?
→実はほとんどのものが中国の工場で合板からボンドで接着されて大量生産され流通されているということが事実なのです。産地が国内となっていてもそれは最終工程のウレタン塗装が国内でされ商品になったのが国内ということがほとんどなのです。そういうのよくある話でしょ。だから値段が違うのはもう説明しなくても良い時代だと思っていたんですが、やはり根気よく言い続ける必要があるようです。



ほんでね、まあそれは置いといてこの曲げ物産地がもはや国内ではいわゆる僻地という表現が正しいと思うのですが都市圏とはだいぶかけ離れたところに細々と残っているのが現状なのです。だから現在の大都市圏、関東関西北九州。どこを見てもサテライトショップなどはあっても生産地がないのです。

それはなぜか?





ここからは大井屋の推測でのお話ですので、まあそういう可能性もあるんじゃね?程度でインプットしといてください。まず曲げ物については中世以前から日本には多くの場所で多用されていた経緯があるのは発掘された遺物や残されている洛中図なんか見ても明らかなんですね。だからいろんな地域で、京都や江戸でさえも色々と多用されていたのであるからそこには曲げ物屋があったはずなんです。

それがなぜほとんど廃業し無くなっていったのか?江戸切子は残って江戸めんぱは残らなかった。なぜだと思いますか?


おそらくは明治以降のお話であると思うのです。曲げ物の特性は軽いという部分が最大のセールスポイントです。ですから神饌を揚げ下ろしする導線に必要だった為に神事の濃い場所にはまずは曲げ物屋はあったはずということを確かブログに書いた気がするなと思って調べてみたけど多分これ




読んでみたら匂わせただけで結論は書いてなかったわw


うんと、まず神饌というのは私らも神楽やりますけども秋のお祭りなんかは取れた作物を神に一度献上するという形式を取るのですね。本殿を開けて祝詞を唱えて皆で持ち寄った捧げ物を神にあげます。神殿の高いところにあげますということ。そしてオロシという曲を吹きつつ神前から下げてきて後で皆で分け合う。そういう行為がどこの神事に組み込まれているんですね。

この上げ下ろしは75膳であったり100膳であったりもして大規模集落ではものすごい量になります。その時に重たいタガモノつまり桶のこと。であったり刳り物つまり木鉢のようなもの。であったりすれば負担は相当な物なのです。ですので神事には軽い木器の曲げ物が必ず必要だったのです。






この神事が相対的に減ったのは当然神仏習合、明治の合祀令以降一気に神事が減ったのはいうまでもないと思うのですね。明治初期に寺も減ったがそれ以上に神社も統合されたわけです。例えば千頭の神社も5社くらいが寄り集まっているんです実は。ですからこの明治前期辺りから曲げ物を生産する都会のお店はまず淘汰されていったと思うし、その代理生産は流通が安価になってくる昭和初期においては地方や僻地での代替生産に置き換わった段階で都会のメンパ屋は絶滅した。とも思いますし、それも山間地に生産地が残ったのはメンパの軽さが山師の方らに求められたという道理が重なったからだと推測しています。絶対数の減った神事のための曲げ物生産と山仕事のめんぱ仕事の二軸を請け負ったということですね。そして戦前はまだまだ弁当社会ではなかったし勤め人世界は戦後の世界になり、そこでまた一部需要が復活したけれど、メンパ類もボンドシンナー入りの大量生産品に置き換わったのもこのタイミングだろうということ。



今回行く京都、及び大阪、つまり京阪神においては色々調べましたが曲げ物を生産できているところは今のところ見当たりません。個人作家が何かしら似たものを作ったりはあるでしょうが、伝統系譜を持った生産地というのは関西においては皆無だというのはこういう歴史的淘汰があったからだろうと思うのです。本当は存在していたが廃業していった数多の曲げ物屋さんがいたはずなんですよねえ。古文書読んでリャ日記とかに出てくるんだろうなきっと。読めねえけどな古文漢文合わせても0点だったしw



でね、前田は関西のこの曲げ物ZERO事情はむしろ我々大井屋にとってはフロンティアであると感じているのです。本日の核心のお話ですね。そう、何も残っていないところに再構築することは、つまり。。。。現状蔓延っているボンドあり、シンナーあり、なんでも安くなりゃそれでいいという昭和的価値観を駆逐する良い土壌に既になっていると感じているのです。

静岡なんて井川メンパの爆安売りの時代が長く続き、井川メンパなんぞは安いものだという認識が60歳以上には蔓延っているのです。でもよく知ってほしい。それは匂いあり、シンナー含有した漆であったり、ボンドで留めているめんぱであったり、合板使ってた時代もあったりとそういうことを許したが故にめんぱやわっぱの概念が歪められたという経緯があるという事実にです。


そこいくと関西はまっさらな状態。そこに再構築していくメンパの歴史はやはり古代と同じような造りであるべきだと思うし、それが現実化させやすい場所と言えるのです。言っている意味わかりますかね?


まあ兎にも角にも関西方面にはメンパ屋がねえのです。だから今回俺らが行く意味めちゃあると個人的には考えています。これからの道を作りに行くつもりでいるのよね。


関西最初の土地が京都で良かったのはまあ必然でしょうね。大阪もそのうち行きたいな。
ぜひ来月2週目は京都においでませ。あなたのメンパ見せてください。一緒に上方のメンパの未来を考えましょう。よろしくどうぞ






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井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます。大井川の水と森と井川メンパの番犬こと大井川めんぱ大井屋店主の前田でございます。おはようございます。

さて週末。気温はぐんぐん上がる。まあ暑い。残暑です。ZANSYO

9月になったので早速塗り直し修理に取り掛かりました。今回は数も少なめなのでのんびり取り組んでいきます。



古いめんぱを見ているといろんなドラマを感じて面白い。勝手に妄想するんですね。
お袋さんが早くになくなって、10代で家計を支える為に高度経済成長期に湧き立つ同世代を横目に淡々と毎日めんぱに飯を詰めて現場仕事に向かう。そしていつしか家庭を持ち、子供を育て、今こうして引退して孫にめんぱを譲るために治してくれませんか?前田さん?っていうの勝手に想像してやったりするんです。もはやなんでもあり。





9月中には作業を終えますので10月以降お返しできます。漆が落ち着くまで3ヶ月置いといてからご利用開始なんで今回修理に出された人は12月以降にご利用ください。



ささささそういうわけで今年も塗り直ししっかりこなしながらめんぱもどんどん作ってくで!

よろしくどうぞ!!



大井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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2023/6月在庫と通販対応再開について
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大井川メンパ大井屋価格表と予約再開のお知らせ
2022・10月時点
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2021・10月時点の価格表
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大井川めんぱ大井屋 商標登録番号第6540431号
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079633263.html

2021・11月より井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更したの話
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メンパサイズの紹介 丸型
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メンパサイズの紹介 小判型
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古い井川メンパの塗り直し判断基準
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079221033.html

大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079197377.html

曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079212989.html

大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html


伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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メンパ修理の持ち込み先(島田市)
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大井川メンパの通販 
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井川メンパのお手入れの仕方
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やんばいでございます!川根の本町のど真ん中水と森の番犬こと大井川めんぱ大井屋店主の前田です。押忍!


さてさて世の中は今日から連休。うちのスタッフ華ちゃんも旅行に行ったので前田久しぶりのソロ営業です。一人だと木工所とかも行きづらいし多分お店でカバ縫いなんかやってると思います。一緒に新茶でも飲みませんかあ?



この時期の空の色はなんともいえない爽快感がありますね。大井川の川べりでただのんびり過ごしめんぱで飯を食うっていう贅沢もあると思うのです。生きてるって割とそういうニヤケが止まらない幸せというのが必要だと思いませんか?



この時期川根はお茶生産で皆忙しく動き回っています。そして新茶というものを飲むという一つの儀式のような幸せ時間はとても大事。大井川の川べりで新茶を建てて飲むというのはとても大事。今度それやろうと思うぜ


さて連休皆様どんな過ごした方でしょうか?帰省もするでしょうし、のんびり小旅行もありでしょう。そんな時に外食ってのもいいですが、時期的に混雑もするし値段もどんどん高くなる昨今。メンパにお弁当詰めて家族でのんびり空見上げて食うってのはそれはたぶん子供はずっと覚えてる景色。記憶に残らない贅沢な外食よりも、記憶に残る自然の中のメンパタイム。できれば伝承させてあげてく亜d祭



メンパあっという間に減ってきています。小判形お考えの方は早めにご来店ください。よろしくどうぞ



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やんばいでございます!川根本町千頭大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんばんわ〜


2024/3月より毎月井川メンパの修理塗り直しを行うことに変更しております。以下ブログを残しておきますが最新情報を常に確認ください



さて今日も木工所にてどんどん木を切り刻んでおりましたよ。

今作っているのは5月から8月くらいにかけてお店に出るメンパです。しばらく提供できいなかった定番のレギュラーサイズがどどーんと出てくることでしょう。お楽しみに

先日年明けに塗り直し修理したな〜と思っていたらあれ?もう次の5月がなんだか油断するとすぐにやってきそうですので告知しておきます。今年も5月に塗り直し修理やるんで4月いっぱいまでに大井屋に持ち込んでください。修理の条件などは過去ログを参照してください。簡単に言うておくと新品の半額が塗り直し代金です。もちろん混ぜ物なし、シンナーなんか当然混ぜない漆塗りで修理します。匂いも全くしません。匂いが香るのはまあそう言うことなんで気をつけましょうね。おいしいと安全は安くないのよね。



井川メンパには2系統あります。井川でやってた井川メンパ海野さんのめんぱは塗り直しいたします。駅前とかデパートとかで買ったのはストライクゾーン外なので大井屋ではやりませんのでご理解ください。



今年はめんぱ作りに土本チャレンジが加わってきておりますので日々怒涛です。ただこういう山奥住まいは暇があるより忙しい方が断然楽しいのです。毎日一球入魂で生きている感が最近とてもあるんです。生きるって難しいと思うのはむしろやることないからだよね。人生に悩んだ君は絶対に川根に移住すべきです。一緒に川サウナやろうぜ。そしてたまに木を切るのを手伝えやってワケ。



そんなこんなで井川メンパの塗り直しは今年も5月、9月来年の1月とやっていきますのでどうぞよろしくです。


ではではよろしくどうぞ^ー^



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やんばいでございます!静岡の最終兵器大井川めんぱ大井屋の前田です。こんばんわ〜


さて今日は2023新年の塗り直し修理のお客様へ一斉に連絡をしていきました。ただ焼津の安之助さんはまだ塗ってますのでもう少しお待ちください。白木から塗ってるんで時間がかかるのですよ。


小石さん以外の人はほぼみんな連絡できてると思います。送って欲しい人は代引きですが発送しますので連絡をください。取りにこられたい人は今月は2・18と19に臨時休業しますのでお気をつけてくださいね!それ以外は水木定休日でやってますので




どえらい痛んでいためんぱも新品同様になって戻ってくるので楽しみにしといてください。


さて今週も怒涛でした。明日も定休日とはいえ色々と忙しいです。買い出しや配達までする大井屋ですのであれやこれやです。都会でうまいもん食ったんねん!!


ではまた明日!!
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やんばいでございます!大井川メンパ大井屋店主の前田です。おはようございます。

さて定休日です。とはいえメンパの作業以外にもやることはてんこ盛り。娘を保育園に送ってお父さんとこのまま遊びに行きたいという要望もやんわり捌いて(号泣)掃除したりあれやこれやの仕込みをしたりしております。気分転換にブログ更新です。

娘も来月末で5歳の誕生日を迎えます。物事が良く理解できる年齢になったのでお父さんが木曜日は仕事お休みだとわかっているのですね。島田にある大きな公園に行きたいのでなんとかしてお父さんを誘導しようとする娘。お父さんはわかっているのだ。。。すまぬ。。。可愛い。。。すまぬ。。。可愛い。。。
という攻防を繰り返してなんとか生還したイマココですね。それにしてもめんぱ作り続けてたらなんだかあっという間に子供が大きくなってしまってこれはもはや人生の着地点に向けて自由落下を始めたとでも思った方が良いくらいには時間の流れ爆速でございます。果たして今生であといくつめんぱを作れるのか?どんな人たちと人生をめんぱで交差させれるのか?楽しみでもあり刹那でもありますなああ。。。






メンパの活躍の時期はやはり春はお茶どき、夏は水辺で、秋は山雅で。冬は唯一メンテナンスの時期でもあります。大井屋で仕立てている良質な黒目漆は成分が凝縮されているのでかぶれ反応に注意して欲しいのです。ですからしっかり漆が硬化し触れる位の触指硬度とでもいうのですかね、そこまでいくには90日程度の時間が欲しいのです。油断しているとかぶれますマジで。

ですので塗り直しは現在年に三回に分割しておりますが、できれば冬場にメンテナンス修理に出されることをお勧めしております。冬もめんぱ使いてえしというめんぱフリークの皆さんに取ってはいつでも同じかもですが、めんぱ一個組の方も大勢おられる。そういう人はやはり冬に出すべきかと思うのですね。夏場のめんぱは替が効かねええ。夏にめんぱ使わないでいつ使うの?って言うことですからね


あと何度も何度も何度も何度も言うてきておりますが、値段だけで選ぶなら街場のめんぱ屋に修理依頼した方がいいです。漆というのは本来無臭です。シンナー使ってないというならもはやエンドユーザーが自ら臭いを嗅いで判断してください。漆器はPL法適用外なので生産者の誠意を信じるしか道はありませんので、あとは自分の五感でしっかり感じてくれればいいだけだと思います。ネットで探して辿り着いてよくわかんないし値段が安い方へっていうのはもうそろそろやめにしとくれやということです。そのために今まで膨大な過去ログを積み重ねてきたので良かったら読書しといてください。
値段が安いメンパの塗り直しサービスを受けたい人は静岡駅前の駿府楽市か丸子にある駿府匠宿に持ち込むと良いでしょう。街場のメンパ屋さんがやってくれると思いますよ。何がどう違うかは大井屋のブログをじっくりみていけばなんとなく感じるとは思いますよね。結局のところ誰のどういう心情を信じるかだと言うことなのです。言うは易し横山やすし。。。


大井屋では修理は基本的には持ち込みが大原則です。千頭まで来る手間を惜しむようじゃその後の一生のお付き合いは無理だろうということです。めんぱというのは生涯に渡って使い続けていくものです。使い古して新品買った方が安いんだ。。。じゃあ捨てようと思う消費行動の人はぜひ駅前あたりへ駆け込んでください。その方がお互いにとって良いと思います。何十年先も面倒みるかどうかは何十年先も一緒に見えている方にこそ安心を提供するのが大井屋の役目だと思うからです。





我々メンパ職人は長いめんぱの歴史の一翼を担っているだけに過ぎませんので今生で縁の無い人もたくさんいることでしょう。そういうみなさんとは来世でまためんぱと一緒にお会いできれば良いかなと思っております。




ということで今年も12月31日まで大井屋の塗り直し修理は受け付けております。新年になったら取り掛かりますので必ず年末までに大井屋までお持ち込みください。天竜川より向こうと富士川より向こうの人は郵送対応受け付けますが必ず電話にて修理依頼の確認ください。いきなり送って来られても送り返すだけになりますのでご注意ください。

これも何度も言うてますが井川メンパ海野さんのめんぱは修理対応しておりますが、駅前や売店で売っていた望月めんぱはまだ本人が生きているので駅前か匠宿に持って行って修理依頼してください。その後大井屋では面倒見ないのであの人が生きているうちに修理してもらった方が良いと思います。

安いものを買うと言うのはそう言う将来のリスクもあるのです。俺はそこまで面倒は見切れませんのであの人が生きているうちに修理に出しておくことをお勧めしておきます。よろしくどうぞ

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やんばいでございます。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ!

さて今日は秋っぽい気候な1日でしたね。日中暖かいけど何だかサラッと乾いた感じで過ごしやすかったです。おかげで作業も黙々とできました。台風の影響でまだ苦労している皆さんがいらっしゃること。何だか自分達だけ日常を取り戻してしまっていることに若干の申し訳なさを感じておりますが、年がら年中売り切れで品不足なめんぱを作ることが一番の社会貢献だと思って頑張っております。復旧終わったらぜひ奥大井まで遊びにきてね。


そんなこんなで台風のせいで今週はお客様0みたいな勢いですが、そのせいでは無いのですがちょうど一年前の2021年10月にめんぱをベースアップ値上げしました。ですがそこから約1年。従業員を抱えて色々と試みのあった一年にもなりました。ただやはり大井屋のモノづくりへのこだわりと生産ペースはいくら夜なべして休日も無く働いたとて、たっけえ税金に追われながら気づいたら結局銀行から新たな借入をして何とか回すことになった1年でした。まあ事業として成長させていくにはこれはどうしても通らなければいけない道ですが、借金に借金を重ねていくとあんまりメンタル的にはよろしく無いでござんすよ!



そしてこの一年新規予約を控えて昨年の予約商品の提供に追われた1年でもあったように思います。やっと何とか追いついてきた感じのある秋の入り口というところです。


正月明けから新規予約はほぼ一才取らずに来ました。そして何とか今昨年の秋のお客様へ何とかこうとか提供を始められたような状況になりやっと先が見えてきた気がします。そして予約再開を待っていらっしゃるお客様もたくさんおられる現状ですが、どうやって今後をコントロールするか考えておりました。


正直に申しますが、大井川めんぱの大井屋が大事にしたいオリジナリティとしてボンドを使わない、シンナーを使わない、良質な天日黒目漆だけで塗り上げる、自家製柿渋下地などのこだわり、大井屋を維持してめんぱを未来につなぐための後継者育成を維持していくには正直今の価格でも足らないということを感じているということと、あまりにも注文が多すぎて予約再開を現状のまま行ってしまうとまた数年生産がロックされて創造的な製作ができなくなるということが予想されます。つまりただ単にお金稼ぎのめんぱ作りだけに集中しなくてはならなくなってしまうように感じていてなかなか予約を受け付けられずにいました。


そこで今回また1年経ちましたので大井川めんぱの1000円ベースアップ値上げをさせていただきます。
そしてそれに合わせてめんぱの予約再開をやっていきたいと思っています。予約については基本的に店舗での予約のみとしておりましたが、大井屋を以前からご利用いただいていたりご自身でサイズ感をご理解いただいている方に限りメールや電話での予約も受付を開始したいと思いますので遠隔地の方も今回から予約できるように運用を変更したいと思います。

納期は基本的にお約束できないですが、サイズによっては1年以上かかる場合もあるとまずはご理解いただいてからお申し出ください。実際そうでもしないと個別対応できないのでご理解ください。

昨日までの価格→2022年10月以降の新しい価格

丸型(5,4センチの深さ)

Sサイズ 8800円→9900円
Mサイズ 9900円→11000円
Lサイズ 11000円→12100円
LLサイズ 12100円→13200円
3L サイズ 13200円→14300円
XLサイズ 14300円→15400円

小判形浅口タイプ(3.9センチの深さ)
Sサイズ  7700円→8800円
Mサイズ 8800円→9900円
Lサイズ 9900円→11000円
LLサイズ 11000円→12100円

小判形(4,5センチの深さ)
Sサイズ 8800円→9900円
Mサイズ 9900円→11000円
Lサイズ 11000円→12100円
LLサイズ 12100円→13200円
3L サイズ 13200円→14300円

ドカベン(LLサイズの深さ1寸8分)→14300円
超ドカベン(3Lサイズの深さ1寸8分)→15400円


丸型Mセット 16600円→18700円
丸型Lセット 18800円→20900円
丸型LLセット 21000円→23100円

丸型赤石セット 27700円→30800円(今後も予約不可・生産できた時だけ販売)
丸型富士山セット 45100円 (2022年秋より販売開始で予約不可・生産できた時だけ販売)

小判形Lセット18800円→20900円
小判形LLセット 21000円→23100円


お櫃各種16000円から26000円程度となります。おひつも1000円づつベースアップです。

めんぱマグカップ

メンマグに関しては先日販売開始したばかりですので値段は据え置きです

直径8.5センチ 深さ9.5センチ 9900円
直径9.5センチ 深さ5、4センチ 9900円
直径9,5センチ 深さ9、5センチ 11000円


価格は全て税込価格で表示しています


大井屋ギャラリーの商品についてはお値段は今までとは変わらず据え置きで販売して参ります。こちらも色々ニューアイテムが出そうな秋です。

世の中値上げ値上げと申しますが、大井屋のメンパについてはそれとは全く気持ち的には別物で元々ちょっと値段が追いついて無いという現状だったのは前から思っていたことなので便乗値上げではなく確信犯だと思ってください。

さて現在予約を受けている分については当然以前の値段で提供しますのでよろしくどうぞ。
あと現在お店に置いている在庫に関しては値札を入れてしまっているのもあるので現在までの値段で販売を継続していきます。ですからちょっとお得ではあると思います。特に小判形超ドカベンはお勧めですぞ



ということで台風の影響で客足が遠のいた奥大井。皆さんにきてもらわないかん!ということで現時点でのお店の在庫については値上げせずキャンペーンをこっそりとやる大井屋。もちろん予約については新規の値段になるのでご理解ください。あと修理は次回は年明けになりますので、新品の半額となりますから500円ほどのベースアップ値上げとさせていただきます。ご理解賜りたく存じます。



値上げしたわけですし、できれば予約もそこそこにお店が回っていくことを願うわけです。商売する気あんのか?どういうことやねんと(笑)できればこれで注文が少し落ち着いてもう少し余裕のある生産体制へ移行して緩やかに発展したい大井屋でございます。その代わり他の井川メンパなどでは実現できない本来の古式井川メンパへと歩みをさらに進めたいと思っております。よろしくどうぞ!!


追記ですがめんぱの予約は基本的に個人がご利用になられる範囲での数のみの受付にさせていただきます。5組以上は転売を考えた業者さんである可能性と見てしまう場合もありますのでその辺りは皆様の良心において判断してご予約をお願い申し上げます。


大井川めんぱ大井屋 商標登録番号第6540431号
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メンパサイズの紹介 丸型
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メンパサイズの紹介 小判型
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古い井川メンパの塗り直し判断基準
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大井川めんぱ憲章 大井屋の守り継ぎたいこと
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曲げわっぱやめんぱのボンド仕様について
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大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html

井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
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https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079114116.html

大井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
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メンパ修理の持ち込み先(島田市)
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大井川メンパ大井屋価格表
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大井川メンパの通販 
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井川メンパのお手入れの仕方
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大井屋までの道順
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静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

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やんばいでございます!静岡県榛原郡川根本町千頭の駅前にある大井川めんぱの大井屋店主前田です。こんにちわ!


さて台風。どうやらこっちにも影響ありそうな進路になってきました。明日、明後日は営業しておきますが大雨で無理して山越えしてこない方が良いです。せめて来るなら島田方面大井川沿いを上がってくる道できてくださいね。めんぱは逃げないので。でも、メンパのマグカップ早速今日だけでもドドドドと売れています。やっぱりみんな待っててくれたのね。めんぱのおじさんもこれはやっぱりええもんやと思っております。できればまずは常連さんへお届けしたいメンマグです。来年くらいに生産が増えていけばメンマグの通販もやりますので遠隔地の人はもう少し待っていてくださいね!



さて9月の塗り直し修理が思いの他素早く完了しましたのでお知らせしておきます。先ほど返却メールをしましたのでご確認いただければと思います。ということで次回は2023年1月に塗り直し予定ですので年末までに持ってきてくださいね!ということでよろしくどうぞ


そしていくつかメンパが塗りあがってきたので在庫情報を少し更新しておきます。

今回の在庫として販売可能な分は

小判形SS浅口 蓋浅 5500円税込 10組
小判形SS 浅口 6600円 1組
レギュラーSS 蓋浅 6600円 1組
小判形S 浅浅口 6600円 1組
小判形S 浅口 7700円 1組
レギュラーS 蓋浅口 7700円 1組
レギュラーS 蓋ちょい浅口 7150円 1組
小判形 M浅口 蓋浅 7700円 8組
レギュラー L 11000円 1組

小判形L浅口セット (L +S) 16600円 1組
超ドカベン 14300円 12組
小判形LL浅口 11000円 10組
ドカベン 13200円 2組 一つは青海波蒔絵入り22500円

レギュラーSS 蒔絵七宝 12700円

丸型SSキノコメンパ 7150円 5組


以上となります。こちらの在庫は通販対応可能です。お櫃もまだまだありますが紹介が大変なのでお櫃興味ある人は問い合わせください。大体15000円から20000円くらいで3合から4合位の容量になります。



メンマグが今日から販売開始になりましたが早速ドドドって感じでお嫁に行っています。ちょっと寂しいわ(笑)作るの大変な子たちはお嫁に出すのがちょっとしんどいっていうわけでまるで自分の子供かよと思うわけですね。でもまあそういうの大事ですよね。漆塗りたてなんですぐには使えませんがしばらく眺めていただいて楽しんでからご利用いただければなお嬉しいです。



というわけで怒涛の週末になってきておりますが、台風にどうぞ警戒ください。無理してマグ買いに来ちゃだめよ!まだ10組くらいあるし来週また追加で塗りあがってくるからね!よろしくどうぞ


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やんばいでございまーす!川根本町めんぱおじさん大井屋の前田です。こんにちわ〜


さて9月になった瞬間からお約束の塗り直し修理に取り掛かっております大井屋です。


今回も重症者が多そうですね。パッキン割れたメンパも直すのが大井屋さんです。今回もぶった斬られたようなメンパがちらほら。しっかり使えるようにしてお返ししますので今しばらくお待ちください。



この秋に新発売するメンパマグコップシリーズを修理と合わせて制作しています。修理が年に3回へと分散してあまり宣伝もしなくなったので修理ボリュームが減った分新商品をそこへ入れ込んでいけるようになりました。めんぱのマグやコップかなりええ感じです。特にお値段は?って聞かれますが、あまり値段は気にしていないのでまだ決めていません。気にしているお客さんはそのドキドキ楽しんでおいてください。ちなみに大井川めんぱは国産めんぱ市場においてはかなり安いと思います。なぜなら駅前や匠宿で売ってる井川メンパがボンド使われてたり漆がちょっとアレだったりするのでそういうイメージで引っ張られるわけです。
何度でも言いたいのですが、大井屋の大井川めんぱはもちろんボンドも使わなければ漆にシンナーや油を混ぜません。下地の柿渋も自家製でたくさん5回以上塗りこめています。見えない部分を信じるか信じないかは皆さん次第ですが、忖度できない俺だから言っておきますね。デパートや売店で売ってる、売ってた井川めんぱは今後塗り直し修理はしません。大井屋のお客様であればもちろんそれは対応しますが、そこだけの方は望月さんが生きているうちにそちらへ修理へ出してください。大井屋で対応しませんのでご理解ください。




若い時に前田バンドとかやって結構あっちこっち行ってたんですが、当時一緒にツアーしたりレコーディングに参加しあったり、よう一緒にライブした仲間が川根町の家山でフェスに出るよってことで大井屋に前乗りして遊びに寄ってくれました。




もう20年以上バンドやってるって正直信じられないけれど、続けられるってほんまそれだけで才能だと思うし、これからも当時を知る生き残りとして音楽業界で活躍していってくれると嬉しいな。俺もまたサックスでも吹き込んでおくので来年の川根ライブでは俺もGO NOWシヨカナ


メンパの秘密と前田の過去も秘密にしておきたかったのですが最近どうも情報開示請求がうるさい世の中です。ですんでこれからもスッポンポンスタイルで参りたいと思います。


日々流れてゆく人生に全力クロールで泳ぎきったろや!ということでこれからも大井川メンパとfunkistをよろしくどうぞ 


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やんばいでございます!川根本町千頭大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ〜

夏の峠が越えてだんだん朝晩が涼しくなってきましたね。このまま涼しくなったかな〜と思ったらあっという間に長い寒い川根の冬がやってきます。夏の暑さが有名な川根ですが、実際住んでみると冬の長い寒さと向き合う直向きさが求められる気がします。冬をどのようにしてやり過ごすか?これが結構みんなのテーマでもあるとは思います。夏はあっという間ですからね。


さて先日完成したデッキで早速作業もやってみようということでこの夏から大井屋が導入した新兵器、真空吸着ろくろでメンパやお椀やお皿を研いでおりました。




メンパ屋の作業の大部分を閉めると言っても良い過酷な作業が研ぎなのです。修行時代は爪が削れて皮膚が破れて血だらけになりがながらも研ぎを続けたものです。そして身体にやはり負荷がかかるのもこの作業。特に修理の作業の研ぎなどはまた大変なので石関さんがこんなブラックな会社辞めたるわい!とブツブツ言わないようにですね〜社長は借金までして買ったんです〜^0^


真空ポンプがついていてメンパをキュッと掴んでくるくるくる〜〜〜〜あとはペーパー充とくだけでしっかり研ぎができます。生産力の向上もそうですが、むしろ作業環境の改善になると思います。漆工業者でこれから先何十年とやるのであればぜひ導入をお勧めしておきますよ。




我々のような民芸品を作っていると作家性とは違うものを整えていかなければなりません。努力や根性でやり過ごそうとしがちですが、身体的負荷を努力でやっつける前時代的なアプローチは結果職人の怪我や離脱を招くと思う前田です。
ですからただおしゃれなデッキがあったらええな!と思って作ったわけではなく、なんか楽しい雰囲気で仕事した方が絶対楽しいので職人が辞めずにいてくれるっていうのもあると思うのですよ。石関さんしかまだいないけどw
でもこういう積み重ねの上に大井川めんぱが大きな拡がりを開いていく時代がくるように、ちょっと高かったけど買いました。ついでにデッキも作りました。あとは華チュンがたくさん漆器作ってくれるってよ!!楽しみにしといてください


楽しみといえば、写真をよく見てください。実はあたらしいお椀やお皿やコップを塗り始めています。11月くらいに大井屋プレゼンツ『大井屋の皿と椀と時々コップ展』みたいなのをやろうかと思っています。ハンモック乗り放題です!いやコーヒー飲み放題です。


そんな楽しみも今年は入れ込んでいきますので秋の紅葉シーズン楽しみにしといてください


ではまた!!

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やんばいでございます。静岡県の山奥からお届けしております。川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主の前田です。こんにちわ。


いやー今日は寒いですね。寒波到来!今晩の川根はマイナス5度くらいの予報です。朝方は道路の凍結等ございますので、ご来店は日中暖かい時にぜひおいでください。新年までトーマスも走ってますよ。



さてくるみんじょギャラリりーのお正月特集を継続中です。プレゼント企画連動してますんでこの機会にぜひ!
大井屋からの年末プレゼント企画


でもって年末の怒涛のような修理受付をやっております。今年もかなりの量のめんぱ塗り直しをやることになりそうです。

めんぱ塗り直しの基準について


塗り直しをして何度でも使っていけるのが井川めんぱです。古くなって使わなくなっていれば今のうちに修理に出していただけると嬉しいなと思います。
実は修理に関しては今回まで値上げをしませんでした。Sサイズ3000円からLLサイズ4500円のロープライスプランを堅持して来ました。古くなっためんぱをひと組治すのにただ漆を塗っているわけではなく、研ぎ出し、補修、錆漆の打ち直し、汚れ落とし、漆の下塗り、研ぎ、仕上げ塗りとざっくりと見積もってもこれだけの工程があるのです。ですから何度も言うように修理というのは今までこれで売ってきた先人達へのリスペクトを込めてボランティア事業と考えているのでこの値段でやって来ました。

しかし石関さんというスタッフを迎え入れて、未来の大井川めんぱの事を考えれば今後どんどんスタッフを育てていかなければならないわけで、この値段も今回までとさせていただくつもりです。2023年からは現在の新品に合わせてその半額が妥当だと感じていますので千円ほどのベースアップとなると思います。なぜ来年度以降の値上げを検討しているかといえば今日こんなつまらないことがあったのです。


修理の受付をしていると時々無礼なおじさんが来ることがあります。どんな修理になるのか?どんな漆を塗ってくれるのか?そういうことは一才聞くこともなく、いきなり値段は?高いから安くやってくれと。

いやいや、やらないよ。帰りな!といってもなかなか帰らない。話を聞いてやると以前めんぱを買った時はもっと安かったと。ふーん。そういうめんぱがシンナー入り漆だったり、ボンドで作られてたりすることを教えてあげてもひたすら前の安い値段でという主張をされるんですね。そういう時前田は躊躇無く、めんぱや漆の価値をわかっていない人のめんぱを治しても意味がないので帰ってくれ。と追い出します。無礼や非礼にはそれなりを持って返すので驚かれるおっさんも多いでしょう。

年に1人か2人くらいはこういう人が現れるのです。とても残念な気持ちになるのはなぜでしょう?

どのくらいの修理値段が妥当なのだろう?と聞いてあげますと、昔は塗り直しが数百円だったと思うというのです。こういう人は物事を知らなさすぎるのです。想像して見てください。天然の本物漆を1回塗るだけでも数百円でできると思うのでしょうか?絶対にできるわけが無いのです。出来ていると思わせているのであればそれはその時代の売り方やり方に罪があるのですが、話がここまでいくと完全にそれを良しとする人が使っているという事実に実は罪があるのだと思うのです。


大井川めんぱへと名称変更したのには実はそういう想いも含めているのです。商品を安価にする代償として製法や技法を変えてしまったという過去に対して前田なりに憤りを覚えているからです。残念ながら一度このような道を辿ったもののイメージはその後ずっと残ります。今回の件が良い例だと言えるでしょう。安物を礼賛する時代はもはや遠い昔のことなのに、いまだにそういう感性の人に使われてしまっているのはそういう売り方をしたからです。そこと決別するには名前を変える方が手っ取り早いというものなのです。この感覚は自分と同世代とそれ以下にはよく伝わる気がしますが、上の世代にはなかなか理解を導くのは難しい気がしています。であるならば目線は少し下げてリビルドがよろしかろうということなのです。時間はかかってもここからの大井川めんぱを作り出していくというイメージを持っています。私は私たちの信じた道をひたすらいくのみでございます。


 

 

 そういうわけで今年の修理はある意味今までの井川めんぱとしてはラストな気持ちで取り組みたいと思います。先人への感謝とともに新年取り組んで参りますので修理を検討している人はぜひ今のうちにおいでませ。よろしくどうぞ

noteにもその辺りの前田の心象風景を書いて見ました。よかったら読んでみてね!



2022井川メンパの塗り直し修理についてのお知らせ
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大井川めんぱの機能性、精神性、霊性
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井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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やんばいでございます。川根本町千頭の大井川めんぱ大井屋店主前田でございます。こんにちわ。

さて紅葉本番となりつつある奥大井。連日たくさんの車が川根筋を上がって来ております。大井屋にも大勢のお客様が来ていただきありがとうございます。今日もめちゃくちゃ忙しかった。今やっとのんびり出来ておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?


毎日大井屋の前田と石関はギャラリーの片隅でお昼ご飯をめんぱ飯。略してパ飯を楽しませていただいております。めんぱ仕出し出してくれているフォークノットさんいつもありがとうございます。

そんなパ飯タイムは大体ギャラリーの真横をSLが通り抜けていきます。




ふと見ると紅葉したポプラを借景になんとも哀愁ある電気機関車が通り抜けるではありませんか。
絵になるギャラリーくるみんじょ。メンパや漆器だけではなく、ぜひこの風景も楽しんでいただきたいと思っております。今月中は鋭意ギャラリーも営業していきますので是非是非ご来店の際は2階くるみんじょギャラリーへ足を運んでいただけると尚のこと大井屋喜びます。よろしくどうぞ


大井屋漆ギャラリーくるみんじょオープンのお知らせ
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079126949.html

井川メンパ大井屋から大井川めんぱ大井屋へ名称変更の話
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079105560.html

大井川めんぱ大井屋の覚悟について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079043953.html

大井屋の屋号について
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079129335.html

井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076721216.html

伝承は本当だったメンパ飯の美味しい食べ方
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1079034901.html

メンパ修理の持ち込み先(島田市と静岡市)
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078909057.html

メンパやまげわっぱの修理
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077028710.html

井川メンパ大井屋価格表
https://ikawamenpa.blog.jp/archives/1078892706.html

井川メンパの通販 
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1076988181.html

井川メンパのお手入れの仕方
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077332205.html

大井屋までの道順
http://ikawamenpa.blog.jp/archives/1077358319.html

井川メンパ大井屋の提携店
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日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
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営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。

今日の奥大井も涼しく過ごし易い気温となっております。皆様いかがお過ごしでしょうか?この冷夏で秋以降野菜の値段が高騰しないか少し心配な大井屋でございます。

さて今日は夏の終わりがだんだんと見えてきた8月後半ということで、また例年通り新年の井川メンパ塗り直し修理へ向けてちょっとづつ皆様へ広報していかなければと思っており筆を取りました。(いやキーボードでした)

_MG_0995

















井川メンパのいいところはなんといっても古くなって傷んだメンパも塗り直して使いつづけられるというところだと思っています。どんなにボロボロでも息を吹き返してくるからヤンなっちゃうわけです。商売的には。。。

IMG_1019


















割れていても治せますんで捨てずに持ってきてください。
IMG_0102


























こういう傷んだメンパさんも実はきれいに生き返ります。

_MG_0874

















塗り直してやればあら不思議。こんなピカリンコになりますですよ。


そして塗り直し修理について、今までは千頭大井屋本店に持ち込みを原則としておりました。しかし現在のコロナ感染状況などを鑑みるに、もう少し受付の窓口を皆様の生活圏内にもご用意させていただきましたのでそのお知らせをしておきたいと思います。

大井屋の提携店

以前から大井屋のメンパを扱っていただいているお店が三件だけあることをお伝えしておりましたが、このうち島田にあるMato,,toolsさんは修理の受付窓口として預かってくれるのです。今まではお店の運営にご迷惑をおかけしてしまうと思いあまりご案内させていただいておりませんでしたが、このようなコロナ時代ともう少しお客様への都合の良さを考えましてMato様のところにお持ち込みいただいても構いませんということで今後ご案内させていただきたいと思います。


島田市稲荷にあるMato,,toolsさん


 
皆様の生活圏に近いところがあればぜひ調べてお持ち込みください。Matoさんのところにも大井屋の井川メンパが少しではありますが在庫がございますので、代わりのメンパとしてお求めいただけることもできますのでよろしくどうぞ。

ちなみに大井屋本店には欲しいサイズがなくても、こちらのお店には存在していたりすることもあるのでまずは確認してみてくださいね。


塗り直し修理はサイズによって4000円から6000円程度となります。詳しくは当ブログなどを参考にされてください。またどちらも取次のみの対応となります。具体的内容を知りたい方は大井屋へ直接ご相談ください。何卒よろしくお願い申し上げます。


さて大井屋は現在秋の井川メンパへ向けて制作まっしぐらでございます。店舗営業も相変わらずやってはおります。メンパの在庫も残り10組ほどとなりました。また在庫不足で休業になってしまうかとドキドキしておりますが、なるようにしかならんので一生懸命頑張るのみでございます。


スタッフ石関もだんだんメンパの作業を覚えてきて一人で黙々と作業することが多くなってきました。皆様とまた楽しくメンパ談義できる日の為に二人で頑張っておりますのでどうぞ秋のメンパ期待しといてください。


もちろん今まで通り千頭本店でも修理の受付を行なっておりますので、夏が過ぎて秋に奥大井へ紅葉でも見にいくがてら持ち込みしていただければ幸いです。


では今後とも大井屋の活動をご贔屓いただけますことお願い申し上げます。また明日!!


井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ。


2022・10月より値上げをさせていただきましたので新規の値段はこちらになります


さて実はここ最近ネット上にメンパのプライスを出すのをやめておりました。特に価格を変えたわけではないのですが、どうも大井屋の値段に合わせてネット上で暴利を貪る業者や何某かがいるようでしたので敢えて値段は出さないようにしておりました。


ただここにきて問い合わせが増えすぎてきている事と、石関さんの合流で大井屋のメンパ生産が安定軌道に乗りつつあるので事前に大まかな値段をまたお伝えしておきたいと思います。

先に言っておきますが、値段が安いという井川メンパなら他にもあります。とにかく何でもかんでも安けりゃそれでいいやという人は大井屋の井川メンパを求めないでください。ぜひしっかりと見極めて納得して一生のお友達メンパと出会ってくれればそれでいいと思っています。

大井屋では本来の古代から続く井川メンパの技法や製法を守り、そういったケミカルなもので手安く作るという方向では考えておりません。値段だけでいけば恐らく他で買った方が安いでしょう。それで満足される方にはぜひそちらへ行っていただいて構いませんので大井屋のブログをよく読みこんで全てにおいて嘘の無い大井川めんぱに共感いただける人だけ以下の値段を参考にされてくれるようにお願い申し上げておきます。せっかくここまでたどり着いたのであれば真実がどうなのか?ということを深く理解していく姿勢をお持ちいただけるだろうことを改めて申し上げさせていただきたいと思います。

何度も言わせていただきたいのは、皆さんが値段だけを追いかけることがめんぱの大事なことを蔑ろにして未来へ続くめんぱ職人の可能性をしぼめさせてしまうということにぜひ気づいて欲しいのです。安いだけのものが欲しい人はもっと調べて安いものを追い求めていただければそれで良いだろうと思うので、一生懸命値段で検索してみてくださいね。大井屋は値段というものはそれなりの理由と根拠があって当然だろうと思うのです。

漆塗りの有機溶剤使用について大井川めんぱ大井屋が思うこと


大井川めんぱ大井屋 (全て税込で表示します)

2021/10月より丸型めんぱ全サイズ1000円ベースアップ値上げしました。小判形は今まで通りです。


2021以前に予約されているお客様はもちろん以前の値段で提供させていただいておりますのでご安心ください。下記の値段より千円やすくなります


丸型(5,4センチの深さ)
Sサイズ 8800円
Mサイズ 9900円
Lサイズ 11000円
LLサイズ 12100円

小判形浅口タイプ(3.9センチの深さ)
Sサイズ  7700円
Mサイズ 8800円
Lサイズ 9900円
LLサイズ 11000円

小判形(4,5センチの深さ)
Sサイズ 8800円
Mサイズ 9900円
Lサイズ 11000円
LL サイズ 12100円

丸型Mセット 16600円
丸型Lセット 18800円
丸型LLセット 21000円
丸型赤石セット 27700円

小判形Lセット18800円
小判形LLセット 21000円


お櫃各種15000円から25000円程度となります。


それ以外にも様々な商品がございます。詳しくはブログの過去ログなどを確認ください。カッティングボート、漆のお箸、枡、角メンパ、2段小箱弁当、お重箱、応量器、スプーン、漆プレート。ざっとあげてもこれだけ他にも商品がございます。メンパだけ欲しいということであればそれもまたあまり理解が深く無いようです。ぜひ静岡駅でシンナーくさい井川メンパ買ってあげてください。よろしくどうぞ

お櫃に関してはこの秋にモデルチェンジをすることになりますのでその際にまた詳しく値段を追加させていただきます。


_MG_2877


















何度も申し上げておりますように、当店の井川メンパにはシンナーは混ぜていないので無臭です。また曲げわっぱとしてボンドも不使用でございます。全て天然素材でのみ構成させていただいております。値段だけで判断するべきではないということはそういうことなのですが、皆様値段だけを追いかけすぎる為にあまり積極的にネット上でプライスは出していくのは好きではないのですが、これをきっかけにでは何がどう違うというのかを店頭まで来て聞いていただける機会になればと考えております。

井川メンパの神秘を知りたい人はぜひ千頭までお越しいただけることを切に願っております。
また通販も再開しております。現在は小判形LLサイズ 小判形浅口タイプLLのみ在庫がございますので必要な方はメールもしくは電話で相談ください。よろしくどうぞ

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やんばいでございます!井川メンパ千頭大井屋店主の前田です。こんにちわ。

さて今日もなんやかんややっておりましたがあっという間に1日が終わりそうです。

でもってちょっと申し訳ないお知らせです。年末くらいから古い菓子器をリメイクした四角い角メンパを7.8組ほど販売させていただきましたが、菓子器ですのでそもそも汁もれがする構造だったのに前田気づきが至りませんでした。申し訳ありません。

ですので底の補修と塗り直し対応をさせていただきたいと思っております。該当されている方はメールでメールでお知らせください。米だけ詰めてる分には問題ありませんが、汁もれが恐らく起きていると思うので無償対応をもちろんさせていただいております。

ということでどうぞ前田宛に連絡いただければと思っております。大変申し訳ありませんでした。どうかこの連絡が届きますことを願っております。よろしくどうぞ。

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。おはようございます。

最近イチオシの記事ぜひ読んで頂戴
川根本町は移住先世界一ですという話

さてまずは修理が取り急ぎ終わりましたのでお知らせしておきます。

ただし、多少手直しをしたりしなければならないものもありますし、修理品はあなただけではなく100人以上のお客様がおりますので整理して連絡してという段取りを取らないと対応できません。明日いきなり来られてもお渡しできませんのでこちらからの連絡をお待ちください。

そして去年に引き続きコロナ対応ということもございます。本来は引き取り前提ではありますが、コロナ感染など外出を控えている方には代引き対応にて返品させていただきます。これについては漆が落ち着いてくる4月以降に順次返送していくことになるかと思います。郵送対応ご希望の方は連絡時にお申し出ください。
いずれにせよ塗りたてでのご利用は漆かぶれの危険がございますのでお控えいただくようお願い申し上げます。 実はこのカブレについても最近は結構ゆるい説明しかされなくなってきた漆器業界です。なぜかといえば?

安物の漆になればなるほどいろんなものが添加されて成分が薄まっているからかぶれずらかったりわけです。そもそも本物の漆では無いものも漆器として表記されたりする場合がありますし、どうやらほとんどの人は安物の漆器しか使ったことないのでカブれを知らなかったりするのがむしろスタンダードな漆器常識となりつつあります。大井屋で使っている漆はそれなりに上物です。最高級品ではないですがそれなりに良い物を使っている自負がありますし、塗ってる俺がカブれてるんやから本当に気をつけてくださいねってことです。信じるか信じないかは別としてカブれても責任は取れないからねってことでお願い申し上げております。



正月以降少しづつ進めていた修理。もはや3月になっておりました。本当は2月末には仕上がってるつもりでしたがまあ半月の遅れなどは大井屋スタンダードだと思ってください。

ボロボロになったメンパを塗ってて思ったのですが、修理は本当に面白い仕事だなと思います。自分が産まれてここまで来た世の中の価値観で得たものを見回した時に、産まれた時からいやそれ以前から使い続けて来たものなど皆無に近いことがわかります。
食器だって進学と共に安物を買うけれど、社会人になり移動の度に買い替えていく。なぜかといえば思い入れが無いからでしょうし、また時代とともにどんどん安価になっていく陶器はもはや無料に近いような存在に思えてしまう残念な時代だったかと思うのです。それ以前に、服や、車や、携帯なんて何回買い替えたのでしょうか? 家だってあっという間に壊して立て直すそういう忘却の勢いの中で生きてきたかと思うのです。

メンパは素晴らしいサスティナブルを私たちにもたらしていると思うのは修理して何度でも使っていけることでしょう。何度もで何度でも何度でも漆を塗って、家族という時代を飛び越えて先祖や子孫の存在へ向けて共有できる稀有な財産は家でも服でも宝石でも無い。人間の根源的生理現象の食を支えていくメンパという存在はそのシンプルな世界に何事にも代え難い真理を含んでいるのかも知れないなどと大袈裟なことを考えてみたりするのですが、嘘でも無くそういうものと自分は日々対峙できているという喜びを感じざるを得ないのです。

ただし

ただし

ただーしー

疲れるのです。命が削られるか思いましたよ。全く。。。。
普通に塗ってるつもりですがね、なんというか会った事もない前の世代の職人とサシでドスの突き合いを繰り返している。そんな物騒な表現をしても良いかもという気がしてきます。俺のメンパを適当にやったらタダじゃおかねえからなこの野郎みたいな囁きが聞こえてくるような気がします。



安心してください。何もやっていませんからね(笑)やってるのはメンパ修理と多少の酒だけですからね。



ということですでにほぼ修理は完了しましたが、再度言っておきます。こちらからの連絡をお待ちください。今週末から来週にかけて連絡を入れていくと思います。で連絡取れてから回収をお願いしております。どうぞよろしくお願いします。


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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。おこんばんわ!
今日もさっきまで残業、そして連日の残業。。。一人ブラック企業。。。私もうそろそろ逃亡の気配ありですよ?まったく一人で何やってんだかねええ。。。という日々でございます。

というのも来年の1月にメンパの塗り直し修理を控えているのでそれまでになんとか冬メンパを仕上げていきたいのですが、どうもスケジュールが!スケジュールが!透重流が!見なかったことにしたいカレンダーです。どうして人は皆こうまでに時間に追われているのか?

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予定がですねえ。押しているのはですねえ。この赤石セットの大量仕込みのせいですのですねえ。
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そこはめ込むだけであっという間に1日が終わるというこのボリューム。
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写真には出てないけどこの倍は赤石セットだけでもあるわけで毎日工房に入るたびに目を逸らす私がいる(笑)
思ったんですがね、こういうセット商品たくさん仕込むと見た目は重なってるのでボリューム少なく見えるのですが実際はね、そりゃ数が多いわけですよ。そういうのがね、大井屋さんおばかだから理解できてねえので大体このくらいならいけっら〜と呑気なこと言ってたもんですね。先月まではね。


ということでケツどころか毛穴まで火がつきそうな大井屋さんですが、なんとかここから錆漆やって、柿渋塗って、漆塗ってと怒涛の追い込みをかけて行く所存。幸いなことにコロナで忘年会も新年会もねえ。もともと誘われることがねえ。山奥で友達が居ねえ。駿河の3大ねえとはこのことよ。

ということで先に宣言させていただいておきますが、最優先はお店の商品作りですのでこっちが終わらないことには塗り直し修理が先送りされていくのでその旨どうぞご理解ください。そうならない為には皆さん祈ってて(笑)


さ、明日も頑張って底ハメ作業です。それではまた!!

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日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜 木曜

井川メンパの塗り直しは1月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から。静岡県中部の方は店舗までお持ち込みください。

ただし大井屋で販売した大井屋印の井川メンパは年中いつでも修理対応いたします。また全国どこからでも郵送にて送ってください。優先して対応しております。

メンパは塗り直しだけではなくリメイクしてタッパー型のおかずメンパにすることができます。お弁当として引退したメンパはタッパーメンパにリメイクしてぜひご家庭にて使い続けてください。

ネーム入れのサービスも開始しました。詳しくは大井屋ブログを参照ください
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やんばいでございます。井川メンパ大井屋の前田です。こんばんわ!

いやはや今日も残業でございました。め、めが、めが霞む。。。まるで最後は崩れゆくラピュタの中のあんな感じでございました。眼精疲労の方がKURUそんな時代に私も突入してしまいました。気持ちがあってもめがついてこねえ。。。



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ここ最近のお残業の成果で赤石セット、Mセット、お皿メンパセットとたくさん木地が仕上がってきました。これを今度は底板をはめこんで空研ぎをやって柿渋塗って漆を塗って研いで漆を塗って最後に光明真言を1000回唱えたら完成となります。最後のは嘘のような本当です。念には念を入れてと言うやつです


塗り部屋に籠る日々なのですが、塗り部屋がまた電話から距離がありまして聞こえないので出れません。

作業が全体的に遅れ気味の大井屋ですので、まだメンパはできんか?メンパの前田は仕事しとんのか?パチンコでもいっとんちゃうか?と思われるのも仕方がございません。実は高校生以来パチンコは打ったことがない品行方正なメンパ屋です。いや、そうじゃない。ちゃんとメンパ作ってるのでご安心ください。ちょっと時間がかかっている、だけです(T . T)

ということでございます。今しばらくその広い気持ちでお待ち遊ばしてください。ぶっちゃけ赤石セットを一年待ってる人もおります。俺、そろそろ殺されルカも、、、、、と思って先に書いておきます。毎日必死っすーーーーーーー!!



来週からは寝ないでなんとか作業します。よろしくどうぞ。ていうかもうちょっと計算して回せばいいだけなんですが、そうならないところが大井屋さんの良くも悪くもなところでしょうか?年末年始に一気にたくさん出したいつもりでしたが、赤石セットとMセットを優先することにしました。新商品のお皿メンパは先送りします。お皿待ってた人3月くらいに出したいなと思ってます。よろしくどうぞ


井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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漆の神秘について井川メンパ大井屋が考えた話
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井川メンパの通販 
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メンパ飯を美味しく食べる方法
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メンパやまげわっぱの修理
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井川メンパのお手入れの仕方
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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。おはようございます。

山の景色が一気に紅くなり始めました。紅葉のシーズンがやってきましたね。奥大井にぜひ遊びにいらっしゃいませ。ついでにおうちで眠っている古くなった井川メンパを修理に持ってきてください

今日はこのあとテレビ放送があるので問い合わせが増えそうなので事前に書いておきます。


静岡朝日テレビ 新日本風景遺産再放送



井川メンパの修理についてはこちらを確認ください


井川メンパ塗り直し修理



年末までに持ってきてください。遠方の人は相談ください。静岡県中部地域の方は基本的には持ち込み原則とさせていただいています。圏外や伊豆とか遠いところは相談ください。電話かメールで


ということで大体サイズで変わりますが1組3000円から5000円程度と税金で修理させていただいています。
1年に一度しかやりません。タイミングしっかり計ってください。大井屋の販売したメンパは年中やりますし半額で対応しています。よろしくどうぞ



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井川メンパがコロナに有効という話
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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田でございます。コンバンワ!!

さてさて今日は楽しみにしていた娘の運動会が雨で中止になってしまいました。先日一緒にかけっこしたら結構もう充分かけっこ早くなっていてなんだか嬉し寂しな秋でございます。子供の成長はあっという間ですねえ。大きくなってこのブログがもし残っていたら娘が読んでどう思うのか?それ考えるといつものような軽口書けないなと思っております。以下真面目に投稿していく所存でございます。


メンパも毎日一生懸命作っているのですが、最近はちょっとした課外活動みたいなことをやっています。






































古い重箱をネットオークションで買ってリメイクしています。明治大正以前の重箱というのが痛んでジャンク品として出品されていたりしますが、当時のものは木地がしっかりしているので直して使うのは意味あることだと思います。修理の方がコストがかかってしまう現代ではそんなことやる人あまりいないのかもしれないですが、こういうことをやっていくのも大井屋の大事な使命と勉強だと思っております。

重箱だけでなく先日も書きましたが茶箱をリメイクしたりなんかもしています。
メンパだけやっていればそれはそれで生活的にはいいのでしょうが、この経験が回り回ってメンパに帰ってくる事があります。箱物を塗るというのとメンパのような曲物を塗るのはいろんな事が違うのですが、そういう違いを俯瞰できてこそ今のメンパの塗りがちょっとづつ変わるような気もしています。


来月くらいに重箱いくつか販売できそうです。お店で展示販売して行きます。来店の際にどうぞ一緒にご覧ください。どうぞよろしくでございます

さあ明日も1日1めんぱ。よろしくどうぞ〜



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やんばいでございます。リニア工事には真っ向から反対姿勢を全面的に表明しております!!井川メンパ大井屋店主の前田です。

リニアはやっぱりいらねえの話

さてぜんぜん梅雨が終わらねえ。そんな毎日でございますねえ。九州と飛騨の方がえらいことになってしまいましたね。静岡の山奥も他人事とはいえない降り方をしました。ここ数日生きた心地がしなかった。というのは言いすぎてもないくらいに不安は感じておりました。温暖化は季節の陰影をより強烈にしてしまう揺れ幅を産み出すようですね。この様子じゃ夏はやたらと暑くなるかもですね。もしくは寒くなるか。自分達の生きている世代で元に戻す事はできなくても、元に戻っていくだろう道筋はつくらなければ行けない。そうちょと本気で思ってます。

最近SDGsという言葉を拾って学んでいってますが、井川メンパはまさにSDGsに則した生き方と商品だなと思ってます。まあこの辺りは皆さんもなんやそれ?状態だろうなので、また次の機会にお話しますが時代は正に共生と持続を前提とした社会の有り様をどう受け入れるかという局面で揺れ動いているように感じます。歴史を見ていくと、平和を維持するということが如何にして難しいか?よくよく本気で我々はそういう隠れた暴力的志向と対峙して乗り越えていかないかん時代に生きているんだな。なんて偉そうなことを考えております。改めましてメンパ屋です。こんにちわ!




















最近やたらと貯めに貯めていた本を読みあさっておるのですが、知恵熱かな?と思ってたら本気の風邪をひいてしまいました。娘が先週末保育園で拾ってきて、お父さんも水曜日発症となり、ぐったりと本日を迎えております。先生からはコロナなんかじゃまちがいなくねえわ!と太鼓判もらってますが、念の為店内の換気およびソーシャルディスタンスは充分確保させていただいて営業しております。まあ、今週いっぱいはまだまだ雨降るそうなんでぜひ通販もしくは来週梅雨明けにでもご来店くださいますようお勧めいたします。

井川メンパは山と共に生きて来た人に寄り添っている工芸品ですので、山塊を軸に蠢いた先祖達の生活を追っております。自分はどうも仏教と神道についていろいろ考えた30代を過ごしましたが、これや!という感じでのめり込むほどにはならず、ただしどうしてもそこから離れられずに居たのを感じていました。なんなんだろう?この消化不良という感じでした。

金沢の世界禅センターというところで座禅させてもらったこともありますが、禅は素晴らしい。とは思うものの、どうものめり込むほどにはなれず。ただしかしなんとはなしに仏教も神道も気になって気になっていつの間にか四十路へ。

最近たどり着いたのが修験道なのです。修験道ってなんや!ということですが、山の山岳仏教というのがわかりやすいかもしれません。仏教だけではなく、仏教伝来以前のアニミズムを土台にもしているので磐座を神体としたり、真言も唱え護摩も焚き密教も包摂して、祝詞さえも唱え札を配りもする。陰陽道とか道教とかそのへんすらも含めている。たぶん風水なんかも入ってるでしょう。そうミクスチャーな日本の本来あった精神世界を掌ってきたものと言えます。

ん?とまだまだ思うでしょ?仏教とか神道とかの方が新しいんじゃないの?と。いや、実は明治のころに神仏分離令という日本版文化大革命みたいなんがあった時に明治政府が神道で行くんや!という路線を打ち出して修験道というのはミックスカルチャー過ぎて認めようが無かった為にいろいろ無茶をして真言宗の一派という扱いに縮小してなんか体裁を落ち着かせた。ざっくり言うとこんな感じなのです。
明治以前は坊さんが神官もやり、神官が坊さんやりもした。敷地も寺と神社一緒だった。なんていう話はもうほとんどどこにでもあったんです。それをパッカーンて割ったんです。割れなかったのが山の奥でやってた修験道。


武士と一緒に山伏も明治のころに消えたんですね。そのあたりの残像がなんとも見えてくるような気がして最近は修験道おっかけてます。なんと井川にも井川修験道なるものがあったそうな。そこからの丸山教という教派神道の普及などという歴史的変遷も見えてきますね。面白いですねえ。大日峠。山伏峠。八紘嶺。仏教的語源が地名に残っているオクシズの歴史の濃さが見えてきます。井川という地区は恐らく駿河の高野山的な立ち位置やったんちゃうか?と私は考えています。

井川メンパの背負っている世界観というのはまさにこのあたりの明治以前のイデオロギーなのかなと感じています。近代化、西欧化、合理化いろんなニュアンスで語られますが、我々の5,6世代くらい前に起きた大変革はちょっとした忘れ物をしたようです。そこで落としてしまった大事なものを拾い直しに行くにはメンパは面白いきっかけなのかなと思っています。SDGsの話を出したものそういうことなのです。これからのAIとの激突、IOTでの変化をメンパみたいなメソッドで乗り越える。そんな大仰にして確信的な意志の上でメンパ屋やっているつもりです。



メンパで飯くうたら旨い!!


これがとにかく一番大事なことではあります。ただその一言に至るまでにものすごく尾ひれのある世界を纏っていけるのが井川メンパであり、そこをどう皆さんにわかりやすく感じて学んでもらえるか?というのが大井屋の使命でもあるかなと思っておるのですエヘンエヘン。だから一緒に少しづつでもそういうオクシズ、奥大井の世界へあなたもメンパをきっかけに足を踏み込んでみませんか?メンパブログはしっかり読み込んでついてきてくださいねー






















メンパ三種の神器。手作りメンパ巾着袋500円 メンパゴムバンド300円 摺漆仕切り板800円

このあたりコンプリートされますともうあなたはすでにメンパマスターとしての称号持ちでございます。ぜひおメンパ様と一緒にお買い求めください。よろしくどうぞー





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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。さてまた問い合わせが増えてきたので何度でも言いたいことを何度でも言います。井川メンパの修理は一年に一度!お正月の神聖な儀式となりました!ということです。

2024/3月より井川メンパの塗り直し修理は毎月お受けすることに変更しました。以下のブログは残しておきますが、最新の情報をお確かめください




塗り直し修理の大事なお知らせ


















これは木曽メンパですので塗り代金は井川メンパの修理代よりは高いですけど木曽でやってもらうのと同じくらいの値段にしました。本来は木曽メンパは木曽メンパで修理すべきですので自分のメンパが木曽メンパだとわかっている人は花野屋さんに依頼すると良いと思います。下の方にリンクしておきますのでどうぞそちらへ。以前私も長野へ行った時にお話しを伺いにおじゃまさせていただきました。しっかりした考えをお持ちの社長さんでした。安心して修理に出せると思います。おすすめです

大井屋でも他の産地のメンパを修理しますが、井川メンパみたいに激安では塗り直しできないので他と同じような値段でなら対応します。そして年中塗りはやります。今回も春メンパと一緒に塗ります。
多産地のメンパの修理値段は井川メンパの倍に設定していますので六千円からです。その代わり春夏秋冬でメンパ造りに併せてやりますのでよろしくどうぞ。


井川メンパの修理の依頼は回を追う毎に数も多くなり、毎回対応している余裕が無くなってきたこと。値段も安い設定を維持したいので年に一回とさせていただきました。なんでかっていうと、これも何度も言ってるんですが修理するには値段が高いからという理由でそれなら捨てる。新しいモノを買うというお客さんが思いの外多いのです。捨てられるというのはなんとも忍びないのです。新しい大井屋のメンパ買ってくれるのは嬉しいですが、古いの捨ててまでコストメリット感じる前に職人の心意気を感じろと言いたい。

だったら修理代は安く今までのように3000円からということでやっていくにはまとめて年一回とさせていただいたのです。


















井川メンパ海野さんが作ったメンパはもう誰も作れない貴重なものです。ですから絶対捨てないで!!捨てるなら俺が買い取る。一律1000円で下取りするっす。これ本当!!捨てる神あれば拾う神ありですよ



















どんなにボロボロになってもそれなりに息を吹き返す井川メンパです。傷んだのならそういう風合いが好きな人に廻せばいいだけじゃんね。捨てないで。

曲げわっぱ修理のこと

職人が作ったものは職人が居れば治せるのだ!という文化を残したい。使いきり、使い捨て、そういうのはもう辞めにしましょう。勿体無いじゃなくて人間はそういう自然への冒涜を辞めるべきなのです。人間だけの地球じゃないってことをそろそろ本気でやってくんやでー


そういうことなんでとにかく修理は正月さむいふゆ。とおぼえてください。夏はもうメンパのハイシーズンですので冬にやるっす。わかんない人はメールか電話で確認ください。よろしくどうぞ

参考までにどうぞ







井川メンパを購入する前に知っておきたい10のこと
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やんばいでございます。静岡市の大奥の方で産まれた井川メンパを作りながら田舎移住と店舗経営をしています大井屋でございます。こんにちわ!

さてコロナ厳しき日々となりつつありますが、安心してください。そのうち慣れてきます。
私は半月程前に不安のピークが来ましたが今はどうってことなくなりました。早寝早起きしているとメンタルは回復していきます。どうぞ心が苦しく感じたら少しでも早く寝ましょうね。あと緑茶飲みましょう。


さあて長いことお待たせしましたが、塗り直しが完了致しました。
今回は自分で言うのもなんですがだいぶいい感じです。理由があります。塗り部屋の改装をセルフリノベしたんですこの冬。
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昔から漆塗りってのは土蔵みてえな冬は暖かく夏は涼しいところがええんだわ!というようなことをどこぞの塗師が言ってたのを思い出しまして、うちのような築50年以上の日本建築などは柱こそしっかりしてても壁なんてペラペラの合板とトタンの構造ですから、いくら部屋を温めたりしてもストーブやエアコンが切れた瞬間にもうそれは悲惨な感じで硬化が止まってしまうのです。また部屋全体を温めるというのも難しく棚の上部と下部では仕上がりが違ってくる。なんてこともざらにありました。
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上の方と下の方では塗り上がりが違ったりするのはけっこう背丈くらい高低差があるからですよね。
ということで1月は隙をみて木材を切っては貼り付け切手は貼り付けして塗り部屋の全面を分厚い杉の板で多いました。おかげでストーブ3台も稼働していたのが1台で済むし何より部屋がぜんぜん冷めない。朝塗り部屋に入るとまだほんのり暖かい。漆塗りが難しいのはこういう総合的な環境の整備がまず大前提として必要だったりするところかもしれません。でも本当はそれこそ土蔵みたいなところで塗りをやりたい。いつか蔵建てよう。その為にはまずは井川メンパをきっちり軌道に乗せていこうと。



































こんなボロボロのめんぱが
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つるりと産まれ変わる。
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艶々ですね。ぶっちゃけ新品より味があって良かったりするものもある。悔しいけども

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縁が欠けてぶっ壊れてたメンパも木材を切り抜いて麦漆で接着して布着せして補強してってやってから漆を塗ってやる。最近はもうなんでも来いでどんなボロボロでもなんとかしています。壊しちゃったなおらないかな?と捨てる前にまずはご相談ください。大井屋はなんとかしてみせます。貴重な海野の井川メンパをひとつでも後世に残していきましょう。
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でもできればメンパは大事に扱ってくださいね。治すの本当にたいへんなんです。

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例の底が抜けたメンパもこの通り。

















これがこれしてこれになると思いますか?それがなるんです
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中もしっかりはまっています。まだまだ充分使っていける。もっと早く修理すればもっともっと重厚になっていくのになと思いつつ。いつかまた戻っておいでと送り出す。

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おひつも塗り直しもちろんやっています。お櫃は蓋を落とすことが多いようでだいたい皆さん蓋が傷んでいる。

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割れを麦漆と錆漆で抑えこんで広がらないようにして漆を塗っていきます。治した感がまたいい感じだと思います。メンパは何も新品だけがいいとは言い切れない。何回も使い込んでいくうちに自分だけの愛着が湧くものですよね。


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やらないよって言ってるのに木曽メンパとか大館の曲げわっぱとか博多の曲げ物とかいろいろと多産地のわっぱが修理で持ち込まれるようになってきてしまった。追い返すこともできないので1000円増しくらいでやってたんですが、、、
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木曽の摺漆仕上げのメンパに塗りたててやるとこれはまたいい感じになる。しかも底サビ入れてるんで井川メンパ仕様でどこにも売ってないメンパになっちゃてる。これで五千円とかでやっていいのかな?と自分でも思ってる

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井川メンパでは見ない構造と形
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ううーん。ちょっとこれはこれで素敵ですね。しかもこれ昨日塗ったばっかりだから今後の色味の変化はかなりええかんじになりそうですね。返したくない(笑)

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塗り直し修理をやっていて思いました。何も井川メンパに固執する必要はそろそろなくなってきたなと。


曲げわっぱとか曲げ物とかという市場でいけばメンパよりよほどユーザーが多いのです。メンパとワッパはまったく同じものなのにそこを区別して考えるのももはや意味がないなと思えてきました。

ということで今後は井川メンパ以外のまげわっぱも積極的に修理補修塗り直しを行っていきたいと思います。全国のまげわっぱユーザーの皆様で曲げわっぱの修理が必要になった方は井川メンパ大井屋までお問い合わせください。当然持ち込みではなく宅配郵送での受付、返品サービスとなります。決済は必ず郵便局の代引きとなります。基本的な修理内容は井川メンパのそれとかわりませんのでご理解ください


井川メンパ仕様で修理することになりますが、井川メンパで培った天然素材のみでオーガニックに仕上げる漆塗り修理を行っていきます。

価格はサイズによって変わります。

井川メンパの補修代金の1,5倍程度になってくるかと思います。

ざっくり言えば

Sサイズくらいの子供用とか小さいものが6千円 
Mサイズくらいの女性用の物が8千円
Lサイズくらいの男性用の物が1万円

くらいな感じでやりたいなと思っています。当然今回のぶんまでは今まで通り井川メンパの補修に+1000円でやらせてもらってますのでご安心ください。

その代わり井川メンパ以外はオールシーズン修理は対応させていただきます。大井屋で販売しているメンパもオールシーズン対応します。従来の井川メンパの塗り直しは告知通り年に一度正月のみとなります。また2021年度からは井川メンパの修理すべて500円修理代金を上げる予定とします。安いかわりに返品の際は今までと同じ店舗まで取りに来られる方のみです。事情があって取りにコレない人は事情の内容次第では承りますので電話で相談してください。車いすなので行けないという人に取りに来いとはいいませんので。そういうことです。

Sサイズ3000円→3500円
Mサイズ3500円→4000円
Lサイズ4000円→4500円
LLサイズ4500円→5000円

というような感じになります。いずれにせよそれでもこのクラスの漆を塗るメンパ修理としては破格だと思います。昔のメンパも大切にしてほしいからです。望月のメンパと見た目が違うのはそもそも塗っている漆がうちの方がまともだからです。安物は使ってません。塗ったら翌日にはもうわかる。ということは数年後。楽しみですね。


修理の見積もり問い合わせ等は大井屋のメールまでご相談ください。写真を添付してくれるとアドバイスしやすいです。

もう一度復習します。

井川メンパの修理は毎年正月のみ。返品時千頭まで取りに来られる方限定。その代わり修理代金安いですよということ
井川メンパ以外のまげわっぱ修理。井川メンパ仕様の漆塗りでの修理になります。国産の物に限ります。見積もりをまずメールにて相談ください。了解となれば店舗まで送っていただき、春夏秋冬の通常製作時に併せて補修し返品します。決済は代引きのみとなります。

修理は絶対というルールが無いので、後はその人の心意気に任せるしかないと思います。
大井屋のモットーは心と身体に優しいまげわっぱ弁当箱の追求ですので、そういうところに共感いただける方の修理を優先していきたいと思います。修理をきっかけに井川メンパを愛してくれるユーザーが増えますことを念頭に精進して参ります。どうぞよろしくお願いします

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田でございます。あけましておめでとうございます。2020年粛々と日々美味しいお弁当を食べちゃって欲しいと本気で思っておりますのは井川メンパ大井屋でございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

さて新年ということになりますとまず皆様がいの一番に考えなければいけないのはメンパの塗り直し(笑)ではなかろうかと思っています。

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井川メンパ大井屋では年に二回、2月8月と塗り直し修理をまとめて行っています。料金はサイズによって変わりますが3000円から4500円程度となります。条件などもありますので、詳しくは過去ログの修理を御覧ください。持ち込みが原則となります。ポリシーとしてはどんなボロボロでも断らずにとりあえずやれることはぶつかってみる。ということでお断りをしたことはありませんが、出来ればそこは皆さんお手柔らかにお願い致します。
このくらいの痛み具合ならぜんぜん余裕です。バッキバキに折れて壊れたものも、治したことはあります。でも限界もあるよね。いくらなんでも。というのにもとりあえずぶつかる。ソレが大井屋スタイルです。


塗り直しを考えていて判断出来ない人は写真をとってメールにて相談してみてください。

maedapassion@gmail.com

修理が必要の無いものもけっこうあります。かなり傷んでからやるのが井川メンパ流です。判断出来ない人はお気軽にメールでご相談ください。よろしくどうぞー


今年は大井屋はさらに本気で全身全霊でメンパ造りしていきます。意気込みの段階ですがマジっす。行きます。突き抜けるつもりです。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

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日々情報発信しております。どうぞお気軽にフォローしてください諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
050-5894-2806
maedapassion@gmail.com

営業時間 9;00-17;00
定休日 水曜

メンパの塗り直しは2月8月にまとめて行っております。塗り直し代金はSサイズ3千円から

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田です。

さて先日ひさしぶりに漆を塗る時に入れておくどんぶりさん達をまとめて煮ました。

















なんでこんなことをするかというと一度硬化してしまった漆は鉄たわしで磨こうともびくともしないくらい硬くなってしまうので漆が取れないのです。ただこのように熱湯にさらしてやるとあら不思議。ちゅるちゅると塗膜が落ちます。これ本当。

ということは?そうなんです。メンパもしかりです。熱湯には絶対に浸けないでください。
手で触れるとか飲めるくらいのお湯はまったく問題ありませんのでご注意ください。熱湯につけ置きがダメ!ということです。

よく洗い方は?と聞かれます。洗剤はぜんぜん問題無いです。塩酸や硫酸にも負けないのが本漆です。ただ、熱湯に弱いです。これだけはできれば墓場まで覚えて持っててください。

ということでどうぞよろしくお願いします。熱湯はメンパさん嫌がりますからねということです

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋店主の前田ですこんにちわ!

さて2月の塗り直し完了しています。数日前から連絡しているのですが、最近の詐欺電話のせいで皆さんほとんど電話でてくれません。出られてもメンパ屋だといっているのにまだ誰やねん?オーラで伝わりません。最終的にメンパを連呼しますとご理解いただけるようで、もう喉がメンパしか受け付けなくなってしまいました。

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塗り直しの終わったメンパ。状態が悪くてもそれなりに復活できますし、早めにぬりなおしてくれると修理したものにしか出ない風合いになります。その繰り返しでオンリー椀の器になるのです。


次回は8月となります。7月末までに持ち込みください。静岡近辺の方はなるべく持ち込みください。便利で安いというのとはちょっと違う井川メンパです。山を知ってこそ意味あるメンパライフだと思います。ぜひ奥大井へ遊びに来てくださいね諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

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やんばいでございます。井川メンパ前田です。こんばんわ
さて連日塗り直し作業と合間を縫って浜松の催事をいったり来たりでちと疲労困憊気味でございますが諸々の報告をせねばと。

まずは浜松遠鉄百貨店ですがお陰さまで大勢のお客様にご来場頂けており、メンパもだいぶ減ってきました。今回はおひつをたくさん持っていってます
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良い赤身に育ってきてます。ぜひ食卓にご利用ください。

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今週末土曜日と日曜日ともにアテンドで在廊してます。ぜひわからないことやメンパについて根掘り葉掘り聞いてください。ブログではそれなりに忖度してかけないことや想いもあります。ぜひ突っ込んでいただければこれ幸い

冬の塗り直しは明日の作業で完了しそうです
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仕上げ塗りが半分まで終わりました。今回はグッと来る出来です。上手に塗れるとちょっとうれしくなりますよね。


まだまだ報告したいことありますがなんと昨晩愛用のノートパソコンが壊れてしまいしばらくはタブレット更新です。ゆえに内容薄くてすいません

今後も井川メンパ大井屋をよろしくお願いします

諸々のお問い合せは井川メンパ大井屋まで

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やんばいでございます。子煩悩工芸士としてはなかなかのランキングだと個人的には思います、井川メンパ大井屋店主の前田です。こんにちわ!

さて2019年も例年通り2月になったら塗り直しをいたしますので、そろそろ皆様心のご準備をお願い申し上げます

受付は2019年1月末まででございます。基本は千頭の大井屋にお持ち込みください。
静岡県外の遠方の方はまずはお電話、もしくはメールにてご相談ください。

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現代の生活では傷んだら捨てるではなく、治して使える数すくない実用品それが井川メンパです。
ぜひ塗りなおして使い続けていきましょう。

塗り直し代は基本新品の半額という設定にしております。

Sサイズ3000円 Mサイズ3500円 Lサイズ4000円 LLサイズ4500円

丸も小判も同じです。状態がひどければ塗りを増やしますので+500円程度かかる可能性があります。


お問い合せは井川メンパ大井屋まで

静岡県榛原郡川根本町千頭1225-8
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今後とも井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いただければ幸いです
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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭駅前の井川メンパ大井屋店主前田です。こんにちわ!
さて本日は夏の塗り直し修理の最終工程仕上げ塗りが終わりました。いや〜8月中に終って良かった良かった。後はしばらく室で安定させてから順次お返しの連絡をさせていただきます。
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塗りたてですがすでに抜けるような赤味が出てきました。良い風味ですね。塗り直してやるとそれまで塗られていた漆の質や下地の柿渋の回数や年月の差で赤味の出具合がかなり違いがあります。同じ井川メンパでも生産者や時代によって特色が出るというのが面白いところです。
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黒味が強くなるもの
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赤味というか透けが強いもの
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大井屋としては今後のメンパ制作においてこの抜けるような赤味(メンパレッド)をさらに表現すべく素材やら技法やら精神論からいろいろな角度でアプローチし続けてゆこうと思います。
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今回は重箱の塗り直しもやらせていただきました。明治大正昭和とたくさんの重箱が作られて廃れてゆこうとしている現在。漆器の修理塗り直しとなるといきなりハードルが高くなり元通りにこだわるとそれなりのお値段を必要とされることになりますが、大井屋としてはあくまで我々庶民が普段使いできる現状に復活させて利用していく上での塗りをさせてもらって廉価で漆器修理をしていこうと考えています。シンプルな塗りになりますが、漆器の劣化でお困りの方はご相談ください。

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鏡のように元通り。というか元通り以上になってしまうのが井川メンパの塗り直しの凄いところかも。

次回は2019年2月となります。1月末までに持ち込んでいただければと思います。
今回もとても勉強になった塗り直し。先祖に感謝しながらこれからも井川メンパ制作頑張ります。

今後も井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いただければ幸いです

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やんばいでございます。静岡県榛原郡川根本町千頭駅前井川メンパ大井屋店主の前田です。こんばんわ。
さて本日は2018夏の塗り直し品最終工程の仕上げ漆塗りでした。内側を塗り終えましたので明日外側を塗り終えれば完了ということになります。数日室で寝かせて触れるようになってから順次お返しの連絡を致しますのでメンパの帰りを待っている人はいましばらくおまちください。
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長年の使用でボロボロになったメンパも塗り直してやると新品以上になります。

今回より塗り直し品にも大井屋特製赤呂漆を下塗りにして、仕上げに天然天日透黒目の漆を100%で塗っていますがとてもやんごとない風味になっております。
明日の仕上げ塗り完了が楽しみです。奥深いメンパレッドに変貌していく様をまたご報告していきたいと思います。


大井屋の塗り直しは年に2回。毎年2月と8月にまとめて行っています。
サイズによって2500円から5000円程の塗り直し代金となります。どんなにボロボロでもお断りすることなく承っております。他で断られてお困りの方はご相談ください。

しかし本当に塗りなおしてやると新品以上になっていきます。メンパが育つとはまさにこのこと。
すべてが天然素材で出来ている井川メンパはこの塗り直しという文化によって未来永劫絶えることなく続いていけると確信しています。使い捨てを前提に生産されてきた我々の今の生活に使用している身の回りのもので100年先まで持つものはほとんど無いでしょう。家ですら30年ほどのサイクルで建て替えられていきます。極論を言えば現代の我々人間は物質に依存しているにもかかわらずそのほとんどが未来へつながることがないシステムになってしまっています。

もう一度皆さんに問いたい。

あなたの手にしている持ち物で次世代へ渡すことができるもの。子や孫も必要とするであろうもの。そういう存在がいくつありますか?

恐らくそう沢山は無いと思います。

井川メンパをこれからも突き詰めたいと思うのは、今存在する井川メンパがひょっとすると皆さんの子孫が高い確率で愛用してくれるのではないか?と信じているからです。
自分が高校生の時に祖父、祖母が使っていたメンパを持って部活へ行ったこと。大会へ行ったこと。そんな記憶がある以上、恐らくは井川メンパは塗りなおしという文化を捨てなければ消えることが無いと確信しています。

今塗りなおしているのは私が作ったメンパではなく歴代先人の井川メンパ職人が作ってきたものです。年間2ヶ月以上塗り直しに時間を割くのは経営的には間違いなのかもしれませんが、私が作ったメンパも将来のメンパ職人が塗りなおしてくれることを考えてみれば、当然疑問に思う余地はありません。

海野だろうが望月であろうがそれ以前のメンパであろうが、これからも塗り直しの依頼をいただければ一生懸命取り組んで行きたいと思っております。

それに漆というものは面白いもので新品のものより古い塗膜の上に塗り重ねた方が色の響き具合が断然良いのです。こればっかりは時間の成せる技であり、私にはどうしようもありません。ですからメンパをもしご先祖がお持ちであればそれを引き継いで塗り直しの依頼をしてください。当然大井屋のメンパもご利用いただきたいのですが、まずは先祖分を使うのが我々メンパニストの使命かと思います。

たぶん今世界で初めて産まれた造語 メンパニスト

井川メンパ大井屋は今後も世のメンパニスト達の為に塗り直しをやり続けます。
古いメンパを発掘して持ち込んでも可。とにかく未来へたくさんのメンパを残してゆきましょう。
今後も井川メンパ大井屋とメンパニスト達の活動をご贔屓いただければ幸いです。

明日は仕上げ塗り完了してこの夏の仕事を終わらせたい。頑張ります!!

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やんばいでございます。井川メンパ大井屋前田ですどうもどうも。
さて今日はお客様からお盆前後とか夏休みとかありますか?とご質問をいただきましたので告知させていただきます。

今年も井川メンパ大井屋はお盆休みは特にありませんので8月も通常営業となります。水曜日が定休日でありますのでご注意ください。

それと在庫情報についても問い合わせがいくつかありましたのでお知らせ致します。
丸型は各サイズ数個づつございます。浅口やおひつも多少残っております。
小判型はMサイズのみ数個ございます。

ということで20組もないくらいですが多少店頭に並んでおります。現在製作中の分は来週から漆塗りにとりかかれそうなので今月末、もしくは8月前半に塗り終わり次第店頭にならべます。80組程度仕込んでおりますのである程度各サイズご用意できそうです。ただ今回の分は塗りたてですので使用は秋以降となってしまうのでご注意ください。

この仕込みが終わったら今度は塗り直しに取り掛かります。8月になってなるべく早く取り掛かれるように現在の作業を予定通り完了させないとと毎日頑張っております。暑さにやられてぐったりしたらこれ
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娘氏遊び疲れて頭を机にあて頬杖ついて休憩しているの図。
癒やされたおかげでまたメンパ造りに一生懸命になれるというもの。良い環境になってきました。

今後も井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いただければ幸いです
明日の錆付けが終われば後は空研ぎから漆塗りへと終盤戦に突入です。このあたりまでくると毎回テンションが上がってきます。やはり漆塗りまでくると安心しますよね。さあ、明日も頑張ろう。





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やんばいでございます。井川メンパ大井屋現在は2月の塗り直し分を漆塗りしております。
それにしても今回の依頼が多すぎて完全に私のキャパシティをオーバーしており、毎日ヒーヒー言ってやっております。回を追う事に依頼が増えるのは有り難いことですが、どちらかと言えば本来は大井屋印のメンパを作ることが最優先であるのでちょっとこれは運用を見なおさないと考えて居ります。

今まで海野家や望月家が作ってきた井川メンパを後世に残してゆくのは確かに私がやらなければいけない大事なミッションではありますが、あまりにも一人で捌いてゆくには数が多すぎる現状に塗り直しの料金体系や受付条件を今後見なおして行きます。次回8月の塗り直しから変更してゆく予定ですので詳細は5月くらいまでには決めてお知らせしてゆこうと思います。心苦しいですが大井屋のメンパをお待ちいただいている方も大勢いらっしゃるので今後はそちらを再優先とさせていただきたく思います。

が、今回は受けてしまった以上やり切らないといけませんし、またポリシーとして新品以上でお返しできるように創意工夫を凝らしてやっております。今しばらくのお待ちをお願い致します。

さて川根本町の冬もだいぶと緩んで参りました。春の訪れを感じるここ数日です。
しかし山の峰はまだまだ凍っております。最近山の上の方ばかり見上げておる自分がいます。あの山の向こうは伊那谷。木曽。こっちは甲斐の国。地図で見るとほんの少しの距離なのに、我々が相まみえることはあまりないのです。昔はどうだったんだろう?山を超えるのはそんなに珍しいことでも無かったのかもしれないな、等と考えてみたりしています。

曲物にメンパの呼称を付けているのはやはりこの南アルプスの周辺ですから、古のころは山岳道は今よりも開けていたのかもしれませんね。

山を見上げるとその背景の空の色が深く見える。川のせせらぎを聞いているとその向こうの森から鳥の囀りや鹿の声も聞こえる。そんな瞬間が割りとここでは毎日何度も出会えるのです。お金には変えられない、いや変えたくもない人間として大切な時間を私は井川メンパに頂いておると最近は思うのです。

土と水と美しき花をなぜに人は汚すのでしょうね?

それは恐らく見えていない、見ようともしていないからだと思う。見ることは知ること。知ることは感じること。どんどん五感を忘れていく、鈍麻させてゆく今の生活にそんな良い未来は無い気がします。井川メンパは使えば使うほどに心と身体を浄化するそんな唯一無二なお弁当箱でありたいと思っております。いろんな角度から素材や作業を全てを見なおして、一歩一歩揺るぎない確信へと自分とメンパを導いて行きたいと思います。

春は近し。皆様にも良いメンパ日和となることを願っております。
今後とも井川メンパ大井屋の活動をご贔屓いただければ幸いです。

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やんばいでございます。本日は久しぶりの休日にてブログ連投致します。コーヒー飲んで音楽聞いて鋭意を養っております井川メンパ大井屋前田です。

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さて塗りおなしも2月突入とともに予定通り始まりました。が、予想よりも遥かに依頼が多く作業の予定はすでに一週間遅れとなっておりますが、なんとか今月中には目処を付けたいところで休み無くやっております。春になったらこれで新学期という方もいられるかもしれませんし、そこはメンパのおじさん頑張ってやりきろうと思ってますのでお楽しみに。

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ワレや隙間を麦漆で補修して、底錆を落として口を磨いて。そのあたりまで作業は終わりました。これからまた錆漆を盛ってやり、空研ぎで整形して水研ぎで磨いてやりそこからやっとこさっと漆を塗っていく段取りです。今回は100組越えてます。有り難いことに毎回依頼が増えてきており、来年は一人でやりきれるか心配になってきました。ただこれだけ依頼があるのはまだまだ眠ったメンパがたくさんたくさんあるはず。メンパカルチャーをもっと身近にしてゆくために今後も塗り直し頑張って行きます。2月と8月は塗り直しです。どうぞ頃合いを見てご依頼ください。

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底の錆を綺麗に落としてやって、また錆を盛る。この底錆は井川メンパ特有のもので底の板と側の板の隙間を隠してやる効果があります。どこかの漆芸家に頼んで塗り直してもらったけど、隙間がまた空いてお茶が飲めないと依頼された案件がありました。井川メンパは独特の作りをしているのでできれば我々にご依頼ください。格安で対応する故に必ず持ち込みが前提となりますが、静岡県外にお住まいの遠隔地の方はまずは電話にてご相談ください

井川メンパ大井屋
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05058942806 maedapassion@gmail.com



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やんばいです!井川メンパ大井屋前田です。こんにちわ。
台風5号がなかなかたいへんな雨をふらせてくれたおかげで大井川増水中ですが、2,3日すれば泳げるかな?暑くて死にそうなので早いとこ川に飛び込みたいです。

さて、夏の塗り直し予定通り8月初めから取り掛かれました。
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今回は前回から4ヶ月しか経っていなかったのですが、それなりに集まりました。
内側の漆だけじゃなくて外側が禿げているのもあり。長年の使用によく耐えてくれました。

ワレや隙間を補修して、古くなった錆漆を落として、また盛り直して乾研ぎをして、さらに全体の水研ぎをします。そこで大事なのは漆の表面にこびり付いたお米の澱粉質、蛋白質を落としてあげること。
皆さんも古くなってくすんできたメンパは塩素系の洗剤に少し浸け置きして、溶かしてから汚れを拭き取ってみてください。それなりに小奇麗になります。漆が禿げすぎてきて木質部が見えてる場合はあまり長いこと浸けないでくださいね。漆は塩酸や硫酸でも容易には溶けないという性質があります。

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綺麗に研ぎあげたメンパを並べてこれから1週間ほどかけて漆を塗っていきます。
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もう殆ど漆が残ってない。これは塗り直し代一組3500円の例です。
塗り直しはほぼほぼ3000円で収まります。このようにほぼ漆がない場合に限り塗りを1回増やしている分3500円とさせていただいています。
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これくらい残っていれば3千円3回塗りで充分綺麗になりますし、塗膜が厚くなってなんともいえない重厚感が出てきます。新品よりむしろかっこいいんじゃないかと個人的には思います。

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これなんかは親も子も漆が相当禿げて傷んでいるのでどちらも4回塗り。4千円でやってます。
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お箸も塗ってくれっていうことで、たまにあるこういのは千円でやらせてもらってます。

いずれにせよ、本物の漆を何回も塗ってこの値段というのは利益はあまり考えられないけれど、私から言わせれば古いメンパというのはある意味文化財だと思ってます。だから頑張ってます。神社仏閣だけが維持されていくのでは漆の文化は廃れてしまうでしょう。日々の職人の心意気で未来の文化が維持さ
れる。と幸せですね。古くなったものは捨てて新しいものを買うその方が安いから。というのはもうそろそろみんな辞めにしていきましょう。皆さんもお手元のメンパ、もっと愛してみてください。


さてお盆に向けて漆塗りしてゆきますが、気温が高すぎるので夜中にでも塗ろうかと思案中です。
今後も井川メンパ大井屋をどうぞよろしくお願い致します。

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やんばいです!井川メンパ大井屋前田でございます。

取り急ぎ塗り直し完了しました。今回は湿度も気温も自然の力に頼って塗れました。とてもタイミングが良かったですね。

ちなみに漆は普通の塗料のように乾燥させて硬化させるのではありません。

湿度が逆に無いと硬化しません。湿度もありすぎてはいけません。なさすぎても駄目なんですね。そして温度も高すぎても縮れてしまうし、低すぎると硬化しません。

なんとも扱いが面倒なのです。昔はエアコンや加湿器が無くて、温度計もない。そんな時代は本当に感覚だけだったので、土の乾き具合だとか障子の和紙の縮れ具合だとかを見て塗師は判断していたとか本で読んだことがありますが、とてもそれは難しいものだったのだと思います。

現在は管理がしっかりできる条件が整っているので比較的楽だとは思いますが、漆室の中でも上段と下段では硬化のスピードや塗りあがりの照り具合の違い等が確かにあります。またもっと良い全自動稼働の室なら塗りたまりや垂れもでにくくなり、いろいろと工夫次第だとは思いますが、感覚も大事にしていきたいなと思っています。

というのも、今回はとても温度湿度が最適な自然環境だったのでそういうものにはあまり頼らずやってみたのですが、どうも色味や風合が良い気がします。主観なのでわかりづらいかもしれないけれど、確かにそう見えるのです。やっぱりそれは漆が天然のもので、何の為に存在しているか?そこでしょうね。漆は木が自分の傷をバイキンから守る為に出す液体です。そういう理由を考えてゆくと、その力の発揮するにはそれなりの条件というのがまだまだいくつか隠れていそうです。これからも勉強していこう。


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井川銘菓メンパMONACA。井川にいかれた方はぜひお土産に。


さて、塗り直し依頼されたお客様には明日あたりから順次連絡していきます。今週末等は川根は桜が満開になりそうです。ぜひメンパ回収しがてら川根筋を登ってきてください。


とりあえず一息つきながら次の制作に向かいます

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井川メンパ大井屋。初めての春ですが、とても充実している日々です。
皆様に感謝し、今日もメンパのこと、自然のこと、桜の事で心を澄まして行きたいものです。

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井川メンパ大井屋、本日はとある番組の撮影と塗り直しの作業を進めておりました。
ここ最近の低温でなかなか思うように塗り直しが進められず、お天道様にお願い申し上げております!
さて、とある番組についてはまた今度お知らせいたしますが、修理の工程についてしっかりとしたモノサシが産まれてきたのでご報告致します。

まず大井屋の塗り直し修理のスタンスとしては

どんな状態のものでも基本的には断らない

ということに致しました。下地が出ていようがワレが出ていようが、使い続けたいという意志の有る方のものであれば、誠心誠意自分にできる範囲において取り組みます。
しかし当然状態が悪ければ、コンディションを戻す作業は倍ほどの手間がかかります。ですので状態の悪いコンディションの塗り直しにはそれなりの経費がかかると思って欲しいですし、新品同様には戻らない事を念頭に置いて欲しいと思います。そのあたりの価値観が相互理解できるお客様からの依頼のみとさせていただきたいと思いますので、基本的には修理については店舗までお持ちいただいてお話できるお客様のみとさせていただいています。遠隔地の方はまずは電話にてご相談ください。


大井屋の修理の工程
①こくそうるしを使って、ワレや隙間を補修
②底錆、樺錆の剥離、打ち直し
③塩素処理で蛋白質を除去し、水研ぎで研ぎ直し。320番⇒600番
⇒コンディションが悪ければ空研ぎから漆の剥離をする場合もあります
④摺漆にて漆塗り
⑤生漆を刷毛塗り
⑥木地呂を刷毛塗り

概ねこのような工程ですので、漆は都合3回塗るのが通常コースです。
通常コースで回復するメンパはサイズに関係無く3000円とさせていただきます。
下地が禿げて木地が露出しているようなバットコンディションのメンパについては、さらに生漆の工程を増やしますので、コンディションによって3500円から4000円程度かかると思ってください。

サイズに関係なく定額としているのは、修理にかかるコストはほぼほぼ手間賃となりますので、大小に関わらず固定費にて対応させていただきます。

いずれにせよ、ボロボロだったものが息を吹き返していく様はとても気持ちの良いものです。ぜひ親から子へ、孫へと塗り直しして世代を越えて利用していただきたいと願います。その為のお手伝いならば、いくらでも努力させていただきます。どうぞ古きものを大切にしてください。


井川メンパ大井屋 前田

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